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ウイルス粒子様ナノカプセル

国内特許コード P130008541
整理番号 S2011-0959-N0
掲載日 2013年2月14日
出願番号 特願2011-162596
公開番号 特開2013-021999
登録番号 特許第5892741号
出願日 平成23年7月25日(2011.7.25)
公開日 平成25年2月4日(2013.2.4)
登録日 平成28年3月4日(2016.3.4)
発明者
  • 多田 宏子
  • 妹尾 昌治
  • 黒田 俊一
出願人
  • 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 ウイルス粒子様ナノカプセル
発明の概要 【課題】特定の粒子構造を有するナノカプセルを、生物宿主を用いて高効率、且つ簡便に製造する。
【解決手段】下記の(1)~(4)のいずれかに示すアミノ酸配列からなるタンパク質を含むナノカプセル:(1)特定のアミノ酸配列;(2)上記(1)に示されるアミノ酸配列に、更に生体分子を認識するアミノ酸配列が付加されたアミノ酸配列;(3)(1)と異なる特定のアミノ酸配列;(4)上記(1)~(3)のいずれかに示されるアミノ酸配列において、1個又は数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入、及び/又は付加されたアミノ酸配列。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


ヒトB型肝炎ウイルス等のようなウイルスエンベロープタンパク質を宿主細胞にて生合成させると、当該タンパク質が宿主細胞から脂質二重膜といった脂質を取り込みつつ、自己凝集してウイルス粒子様のナノカプセルを形成することが既に知られている。



例えば、特許文献1、2に示すように、ヒトB型肝炎ウイルス表面抗原(HBsAg)タンパク質を生合成させることで、ウイルス粒子様のナノカプセルが作製できることが知られている。しかしながら、当該ナノカプセルの作製のために用いられる宿主細胞としては、酵母細胞、動物細胞、昆虫細胞等といった真核細胞に限られており、原核細胞を用いてウイルス様の粒子を形成した報告は未だ存在しない。



一方、特許文献3ではHBsAgタンパク質のトランケートミュータントを、大腸菌を宿主細胞として用いて生合成させる技術が開示されているが、抗原としてのみ用いられる技術しか開示されておらず、ウイルス粒子様のナノカプセルが製造できるかどうかについては何ら明らかにされていない。

産業上の利用分野


本発明は、ウイルス粒子様の形状を有するナノカプセルに関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記の(1)~(4)のいずれかに示すアミノ酸配列からなるタンパク質および原核細胞に存在する脂質を含むナノカプセル:
(1)配列番号1に示されるアミノ酸配列;
(2)上記(1)に示されるアミノ酸配列からなるタンパク質の粒子形成能を失わない範囲で、当該アミノ酸配列のC末端側に、更に抗体を認識するアミノ酸配列が付加されたアミノ酸配列;
(3)配列番号2に示されるアミノ酸配列;
(4)上記(1)~(3)のいずれかに示されるアミノ酸配列において、粒子形成能を失わない範囲で、1個~10個のアミノ酸が置換、欠失、挿入、及び/又は付加されたアミノ酸配列。

【請求項2】
下記の(5)~(10)のいずれかに示す塩基配列からなるポリヌクレオチド:
(5)配列番号1に示されるアミノ酸配列をコードする塩基配列;
(6)配列番号3に示される塩基配列;
(7)上記(5)または(6)に示される塩基配列がコードするアミノ酸配列からなるタンパク質の粒子形成能を失わない範囲で、上記塩基配列に、更に抗体を認識するアミノ酸配列をコードする塩基配列が付加された塩基配列;
(8)配列番号2に示されるアミノ酸配列をコードする塩基配列;
(9)配列番号4に示される塩基配列;
(10)上記(5)~(9)のいずれかに示される塩基配列において、当該塩基配列がコードするアミノ酸配列からなるタンパク質が粒子形成能を失わない範囲で、1個~30個の塩基が置換、欠失、挿入、及び/又は付加された塩基配列。

【請求項3】
請求項2に記載のポリヌクレオチドを含む組換えベクター。

【請求項4】
請求項3に記載の組換えベクターを含む原核細胞

【請求項5】
請求項1に記載のナノカプセルを製造する方法であって、請求項4に記載の原核細胞を培養する工程を含む方法
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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