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乳酸菌の付着性を誘導するペプチド及びその用途 コモンズ 新技術説明会 外国出願あり

国内特許コード P130008570
掲載日 2013年2月26日
出願番号 特願2011-527640
登録番号 特許第5830744号
出願日 平成22年8月9日(2010.8.9)
登録日 平成27年11月6日(2015.11.6)
国際出願番号 JP2010063478
国際公開番号 WO2011021524
国際出願日 平成22年8月9日(2010.8.9)
国際公開日 平成23年2月24日(2011.2.24)
優先権データ
  • 特願2009-189756 (2009.8.19) JP
発明者
  • 本多 裕之
  • 大河内 美奈
  • 杉田 智哉
出願人
  • 国立大学法人東京工業大学
発明の名称 乳酸菌の付着性を誘導するペプチド及びその用途 コモンズ 新技術説明会 外国出願あり
発明の概要 乳酸菌の付着性を誘導することが可能な材料及びその用途を提供することを課題とする。SCDRNGIC(配列番号1)、DRNGICKG(配列番号2)、RNGICKG(配列番号3)、NGICKG(配列番号4)、QRCVNLQA(配列番号5)、QRCVNLQ(配列番号6)、QRCVNL(配列番号7)、QRCVN(配列番号8)、TFTKIQRK(配列番号9)、TKIQRKDF(配列番号10)、IQRKDFAG(配列番号11)、IKKFTFRN(配列番号12)、KFTFRNVK(配列番号13)、KFTFRNV(配列番号14)、FTFRNVK(配列番号15)、KFTFRN(配列番号16)、FTFRNV(配列番号17)、TFRNVK(配列番号18)、KFTFR(配列番号19)、FTFRN(配列番号20)、TFRNV(配列番号21)、FRNVK(配列番号22)、GNFRASDN(配列番号23)、GNFRASD(配列番号24)、GNFRAS(配列番号25)、GNFRA(配列番号26)、RVKRITVE(配列番号27)、KRITVENS(配列番号28)、SLNLPQLK(配列番号29)、LNLPQLK(配列番号30)、NLPQLKEL(配列番号31)、NLPQLKE(配列番号32)、PQLKEL(配列番号33)、LPQLK(配列番号34)、PQLKE(配列番号35)、QLKEL(配列番号36)、HVRGQQVQ(配列番号37)及びRLSVSECH(配列番号38)からなる群より選択されるいずれかのアミノ酸配列を有し、乳酸菌の付着性を誘導するペプチドを提供する。
従来技術、競合技術の概要


健康志向や予防医学の観点から食品による健康維持に関心が高まり、乳酸菌を利用して腸内細菌叢のバランスを改善することによる整腸作用や免疫作用が注目されている。乳酸菌自体を利用する方法はプロバイオティクスと呼ばれる(例えば特許文献1、2を参照)。一方、オリゴ糖など、乳酸菌の生育や増殖に有効な物質を用いた、いわゆるプレバイオティクスが整腸作用や腸管免疫作用、血清コレステロール・脂質の低減作用、大腸がんの抑制作用などを示すことが報告されている(例えば特許文献3、4を参照)。



ところで、一部の腸内乳酸菌は腸上皮上および粘膜層中で病原菌と共に凝集する能力を有する。この凝集は競合的排除のプロセスの一部と考えられており、プロバイオティック特性の実現に重要であるといわれる。しかしながら、凝集に関与する分子メカニズムは未解明である。この例に限らず、腸内環境下の乳酸菌の特性については不明な点が多い。乳酸菌の解析が進まない原因の一つは、腸内環境を再現した解析ツールがないことである。現在利用されている浮遊型培養系では、菌叢のダイナミズムは到底解析できない。

産業上の利用分野


本発明は機能性ペプチドに関する。詳しくは、乳酸菌の付着性を誘導するペプチド及びその用途に関する。本出願は、2009年8月19日に出願された日本国特許出願第2009-189756号に基づく優先権を主張するものであり、当該特許出願の全内容は参照により援用される。

特許請求の範囲 【請求項1】
SCDRNGIC(配列番号1)、DRNGICKG(配列番号2)、RNGICKG(配列番号3)、NGICKG(配列番号4)、QRCVNLQA(配列番号5)、QRCVNLQ(配列番号6)、QRCVNL(配列番号7)、QRCVN(配列番号8)、TFTKIQRK(配列番号9)、TKIQRKDF(配列番号10)、IQRKDFAG(配列番号11)、IKKFTFRN(配列番号12)、KFTFRNVK(配列番号13)、KFTFRNV(配列番号14)、FTFRNVK(配列番号15)、KFTFRN(配列番号16)、FTFRNV(配列番号17)、TFRNVK(配列番号18)、KFTFR(配列番号19)、FTFRN(配列番号20)、TFRNV(配列番号21)、FRNVK(配列番号22)、GNFRASDN(配列番号23)、GNFRASD(配列番号24)、GNFRAS(配列番号25)、GNFRA(配列番号26)、RVKRITVE(配列番号27)、KRITVENS(配列番号28)、SLNLPQLK(配列番号29)、LNLPQLK(配列番号30)、NLPQLKEL(配列番号31)、NLPQLKE(配列番号32)、PQLKEL(配列番号33)、LPQLK(配列番号34)、QLKEL(配列番号36)、HVRGQQVQ(配列番号37)及びRLSVSECH(配列番号38)からなる群より選択されるいずれかのアミノ酸配列からなる、乳酸菌の付着誘導ペプチド。

【請求項2】
SCDRNGIC(配列番号1)、DRNGICKG(配列番号2)、RNGICKG(配列番号3)、NGICKG(配列番号4)、QRCVNLQA(配列番号5)、QRCVNLQ(配列番号6)、QRCVNL(配列番号7)、QRCVN(配列番号8)、KFTFRNVK(配列番号13)、KFTFRNV(配列番号14)、FTFRNVK(配列番号15)、KFTFRN(配列番号16)、FTFRNV(配列番号17)、TFRNVK(配列番号18)、KFTFR(配列番号19)、FTFRN(配列番号20)、TFRNV(配列番号21)、FRNVK(配列番号22)、GNFRASDN(配列番号23)、GNFRASD(配列番号24)、GNFRAS(配列番号25)、GNFRA(配列番号26)、SLNLPQLK(配列番号29)、LNLPQLK(配列番号30)、NLPQLKEL(配列番号31)、NLPQLKE(配列番号32)、PQLKEL(配列番号33)、LPQLK(配列番号34)及びQLKEL(配列番号36)からなる群より選択されるいずれかのアミノ酸配列からなる、乳酸菌の付着誘導ペプチド。

【請求項3】
QRCVNLQA(配列番号5)、QRCVNLQ(配列番号6)、QRCVNL(配列番号7)、QRCVN(配列番号8)、KFTFRNVK(配列番号13)、KFTFRNV(配列番号14)、FTFRNVK(配列番号15)、KFTFRN(配列番号16)、FTFRNV(配列番号17)、TFRNVK(配列番号18)、KFTFR(配列番号19)、FTFRN(配列番号20)、TFRNV(配列番号21)及びFRNVK(配列番号22)からなる群より選択されるいずれかのアミノ酸配列からなる、乳酸菌の付着誘導ペプチド。

【請求項4】
乳酸菌がラクトバチラス属(Lactobacillus)の乳酸菌である、請求項1~3のいずれか一項に記載のペプチド。

【請求項5】
乳酸菌がラクトバチラス・ラムノサス(Lactobacillus rhamnosus)である、請求項1~3のいずれか一項に記載のペプチド。

【請求項6】
培養前及び/又は培養中に請求項1~5のいずれか一項に記載のペプチドを乳酸菌に接触させることを特徴とする、乳酸菌の培養法。

【請求項7】
培養中に請求項1~5のいずれか一項に記載のペプチドを培養液に添加すること、又は請求項1~5のいずれか一項に記載のペプチドを予め固定した培養面上で前記乳酸菌を培養すること、によって培養中の前記接触が生ずる、請求項6に記載の培養法。

【請求項8】
培養容器と、該培養容器の内壁面又は該培養容器内に配置される支持体の表面からなる培養面であって、請求項1~5のいずれか一項に記載のペプチドが固定化された培養面と、を備えた培養システム。

【請求項9】
請求項1~5のいずれか一項に記載のペプチドを含有する、乳酸菌付着誘導組成物。

【請求項10】
医薬又は食品である、請求項9に記載の組成物。
産業区分
  • 食品
  • 微生物工業
  • 高分子化合物
  • 薬品
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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