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植物におけるアルミニウムの取り込みに関与する遺伝子の利用 コモンズ

国内特許コード P130008577
掲載日 2013年2月26日
出願番号 特願2011-530855
登録番号 特許第5660542号
出願日 平成22年9月8日(2010.9.8)
登録日 平成26年12月12日(2014.12.12)
国際出願番号 JP2010065426
国際公開番号 WO2011030793
国際出願日 平成22年9月8日(2010.9.8)
国際公開日 平成23年3月17日(2011.3.17)
優先権データ
  • 特願2009-209170 (2009.9.10) JP
発明者
  • 馬 建鋒
出願人
  • 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 植物におけるアルミニウムの取り込みに関与する遺伝子の利用 コモンズ
発明の概要 植物におけるアルミニウムの取り込みに関与する遺伝子を同定し、その遺伝子の利用方法を提供する。本発明は、配列番号1に示すアミノ酸配列からなるポリペプチドをコードするポリヌクレオチド、または配列番号1に示すアミノ酸配列において、1個または数個のアミノ酸が置換、欠失、および/または付加されたアミノ酸配列からなり、且つアルミニウムの取り込みを促進させる活性を有するポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを植物に発現可能に導入する。
従来技術、競合技術の概要


アルミニウムイオンは、植物に対して強い毒性を有している。土壌中に含まれているアルミニウムは酸性条件下(約pH5以下)においてアルミニウムイオンとして溶出し、例え低濃度(数μM)であっても、すばやく根の伸長阻害を引き起こし、根からの養水分の吸収を阻害する。



このように、アルミニウムイオンは、酸性土壌において植物の生育を阻害する最大の因子であるが、植物におけるアルミニウムの取り込みが、植物のアルミニウム耐性のメカニズムに関与していることがわかってきた。本発明者は、ソバ、チャ、アジサイ等のアルミニウム耐性が高い植物は、土壌中のアルミニウムを吸収し、葉等の細胞の液胞内においてアルミニウムと有機酸との錯体を形成させ、無毒化させることによってアルミニウム耐性を獲得していることを報告している(非特許文献1)。



また、アルミニウムは、花の色の決定にも関与している。本発明者は、アジサイでは、植物体内において色素であるデルフィニジンとアルミニウムとが結合することによって、花の色が赤から青へと変化することを報告している(非特許文献2)。

産業上の利用分野


本発明は植物におけるアルミニウムの取り込みに関与する遺伝子の利用に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
アルミニウムの取り込みを促進させた形質転換植物の生産方法であって、
下記の(a)または(b)のポリヌクレオチドを、植物に発現可能に導入することを特徴とする、形質転換植物の生産方法:
(a)配列番号1に示すアミノ酸配列からなるポリペプチドをコードするポリヌクレオチド;
(b)配列番号1に示すアミノ酸配列において、1個または数個のアミノ酸が置換、欠失、および/または付加されたアミノ酸配列からなり、且つアルミニウムの取り込みを促進させる活性を有するポリペプチドをコードするポリヌクレオチド。

【請求項3】
アルミニウムの取り込みを促進させた形質転換植物を作製するためのキットであって、
下記の(a)または(b)のポリヌクレオチドを備えていることを特徴とするキット:
(a)配列番号1に示すアミノ酸配列からなるポリペプチドをコードするポリヌクレオチド;
(b)配列番号1に示すアミノ酸配列において、1個または数個のアミノ酸が置換、欠失、および/または付加されたアミノ酸配列からなり、且つアルミニウムの取り込みを促進させる活性を有するポリペプチドをコードするポリヌクレオチド。
産業区分
  • 微生物工業
  • 農林
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
特許内容に関しての問い合せ窓口は岡山大学連携機構知的財産部門です。

技術移転に関しては岡山TLOが窓口になります。


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