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咀嚼動作検出装置 コモンズ

国内特許コード P130008607
掲載日 2013年3月5日
出願番号 特願2011-249923
公開番号 特開2012-120832
登録番号 特許第5939531号
出願日 平成23年11月15日(2011.11.15)
公開日 平成24年6月28日(2012.6.28)
登録日 平成28年5月27日(2016.5.27)
優先権データ
  • 特願2010-257113 (2010.11.17) JP
発明者
  • 松田 健次
出願人
  • 国立大学法人九州工業大学
発明の名称 咀嚼動作検出装置 コモンズ
発明の概要 【課題】圧子の動きを示すことが可能な咀嚼動作検出装置及び咀嚼動作検出システムを提供する。
【解決手段】咀嚼筋の動きに伴って進退する圧子11の変位を基に咀嚼動作を検出する咀嚼動作検出装置10において、咀嚼筋のある箇所を覆う外側カバー12と、外側カバー12に取付けられたキャップ材12aと、一端部がキャップ材12aから突出し、他端部に外側カバー12から突出可能な圧子11が固定されて、圧子11の変位に伴い横移動する圧子支持部材13と、圧子支持部材13に装着されて圧子支持部材13の横移動可能域より狭い範囲で可動し、圧子支持部材13の横移動に伴って変位する追動部材14と、追動部材14の変位によって開閉する接点部材15と、外側カバー12の表側から突出する方向に圧子11を付勢する弾性部材23とを有し、圧子11の動きをキャップ材12aの裏側から突出した圧子支持部材13によって示す。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要


会話が困難な身体障害者が意志を伝える手段として手話等があるが、手に不自由がある等して手話もできない人の場合は、意志伝達が困難である。そこで、体の一部の動きを検知して意志伝達の手段とすることが提案されている。しかしながら、咀嚼動作を意思伝達の手段として用いることは一般には行われていなかった。



一方、食事の際の咀嚼行為は、胃腸の負担を軽減する効果や、満腹感による過食防止効果、その過食防止によってもたらされる肥満防止効果に加え、認知症の予防効果もあることから歯科医療や健康管理の面で極めて有益であり、老若を問わず咀嚼回数を多くすることが奨励されている。



そこで、食事をとる者に装着され咀嚼回数を計測する咀嚼回数計測装置(咀嚼回数検出装置)が提案され、その具体例が特許文献1、2に記載されている。
特許文献1には、人の咀嚼筋のある位置に当接され、咀嚼筋の動き又は咀嚼筋の硬さの変化に伴って動く圧子を有し、圧子の変位を電気回路のオンオフ信号として検出し、そのオンオフ信号を基に咀嚼回数を計測する咀嚼回数計測装置が提案されている。この咀嚼回数計測装置は、会話のための口の動きを咀嚼行為として誤って検出することを抑制できるのに加え、単純な構造であるので、製造コストの抑制が可能であり経済的である。



そして、特許文献2では、特許文献1に対して改良を加え、使用者が咀嚼を行ったという判定をするための圧子の変位量を、人に装着した状態で簡単に変更することができる咀嚼回数計測装置が提案されている。
これにより、小さな子供からお年寄りまで使用する者に合わせ最適な咀嚼の検出感度が調整でき、特許文献1の咀嚼回数計測装置に比べ、より正確な咀嚼回数の計測を可能としている。

産業上の利用分野


本発明は咀嚼動作を検知する装置、並びにこの装置を用いて咀嚼回数を計測するシステムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
咀嚼筋の動きに伴って進退する圧子の変位を基に咀嚼動作を検知する咀嚼動作検出装置であって、
使用にあっては、前記咀嚼筋のある箇所を覆う外側カバーと、
前記外側カバーの裏側に取付けられたキャップ材と、
前記外側カバー及び前記キャップ材を貫通して配置され、一端部が前記キャップ材の裏側から突出し、他端部に前記外側カバーの表側から突出可能な前記圧子が固定されて、前記圧子の変位に伴い横移動する圧子支持部材と、
前記圧子支持部材に装着されて該圧子支持部材の横移動可能域より狭い範囲で可動し、該圧子支持部材の横移動に伴って変位する追動部材と、
前記追動部材の変位によって開閉する接点部材と、
前記外側カバーの表側から突出する方向に前記圧子を付勢する弾性部材とを有することを特徴とする咀嚼動作検出装置。

【請求項2】
請求項1記載の咀嚼動作検出装置において、前記キャップ材の裏側から突出する前記圧力支持部材の端部には球体の留め具が設けられ、該留め具の動作によって外部から咀嚼動作を確認できることを特徴とする咀嚼動作検出装置。

【請求項3】
請求項1又は2記載の咀嚼動作検出装置において、前記接点部材のオンオフ信号をカウントするカウンターユニットを備え、咀嚼回数計として使用されることを特徴とする咀嚼動作検出装置。

【請求項4】
請求項1記載の咀嚼動作検出装置において、前記接点部材の出力を、意志伝達装置の入力信号として使用することを特徴とする咀嚼動作検出装置。

【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の咀嚼動作検出装置において、前記接点部材は、前記キャップ材の表側内底部に設けられた接点部Aと、前記追動部材の端部に設けられ、該接点部Aと通電回路を形成する接点部Bとを有し、前記キャップ材は、前記外側カバーにその取付け位置を可変可能に取付けられ、前記追動部材の可動域の長さを調整することを特徴とする咀嚼動作検出装置。

【請求項6】
請求項5記載の咀嚼動作検出装置において、前記接点部Aは2つあって、前記接点部Bが該対となる接点部Aに当接することによって、前記接点部材の通電回路を形成することを特徴とする咀嚼動作検出装置。

【請求項7】
請求項5又は6記載の咀嚼動作検出装置において、前記圧子支持部材及び前記追動部材はそれぞれ磁性体を有し、該磁性体の少なくとも一方は磁化されており、前記圧子支持部材と前記追動部材は磁力によって吸着結合され、前記吸着結合は、前記接点部Bが前記接点部Aに当接することにより解除されることを特徴とする咀嚼動作検出装置。

【請求項8】
請求項5又は6記載の咀嚼動作検出装置において、前記圧子支持部材及び前記追動部材は摩擦結合し、前記摩擦結合は、前記接点部Bが前記接点部Aに当接することにより解除されることを特徴とする咀嚼動作検出装置。

【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載の咀嚼動作検出装置において、前記キャップ材は前記外側カバーに中間取付け具を介して取付けられ、該中間取付け具と前記外側カバーによって形成される収納空間部内に前記弾性部材を収めることを特徴とする咀嚼動作検出装置。

【請求項10】
咀嚼筋の動きに伴って進退する圧子の変位を基に咀嚼動作を検知する咀嚼動作検出装置であって、
使用にあっては、前記咀嚼筋のある箇所を覆う外側カバーと、
前記外側カバーの裏側に取付けられた取付け具と、
前記外側カバー及び前記取付け具を貫通して配置され、一端部が前記取付け具の裏側から突出し、他端部に前記外側カバーの表側から突出可能な前記圧子が固定されて、前記圧子の変位に伴い横移動する圧子支持部材と、
前記圧子支持部材に摩擦結合し又は磁力により吸着結合し、該圧子支持部材の横移動可能域より狭い範囲で可動し、該圧子支持部材の横移動に伴って変位する追動部材と、
前記追動部材の変位によって開閉する接点部材と、
前記外側カバーの表側から突出する方向に前記圧子を付勢する弾性部材とを有することを特徴とする咀嚼動作検出装置。

【請求項11】
請求項10記載の咀嚼動作検出装置において、前記接点部材のオンオフ信号をカウントするカウンターユニットを備え、咀嚼回数計として使用されることを特徴とする咀嚼動作検出装置。

【請求項12】
請求項10又は11記載の咀嚼動作検出装置において、前記圧子支持部材は前記取付け部の裏側から突出し、前記圧子の動きを裏側から視認できることを特徴とする咀嚼動作検出装置。

【請求項13】
請求項12記載の咀嚼動作検出装置において、前記接点部材の出力を、意志伝達装置の入力信号として使用することを特徴とする咀嚼動作検出装置。

【請求項14】
請求項10~13のいずれか1項に記載の咀嚼動作検出装置において、前記接点部材は、前記追動部材の変位を制限する接点部Aと、前記追動部材と共に変位して、前記接点部Aと通電回路を形成する接点部Bとを有することを特徴とする咀嚼動作検出装置。

【請求項15】
請求項14記載の咀嚼動作検出装置において、前記接点部材は、前記接点部A、Bに加えて、該接点部Bと通電回路を形成する接点部Cとを有し、前記接点部A、B、Cからフリップフロップ回路を介して前記接点部材の出力を得ることを特徴とする咀嚼動作検出装置。

【請求項16】
請求項10~15のいずれか1項に記載の咀嚼動作検出装置において、前記追動部材の可動域の長さを調整する感度調整機構を備えることを特徴とする咀嚼動作検出装置。

【請求項17】
請求項1~16のいずれか1項に記載の咀嚼動作検出装置を2つ用意し、対向配置される前記2つの咀嚼動作検出装置をヘッドバンドで連結していることを特徴とする咀嚼動作検出システム。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2011249923thum.jpg
出願権利状態 登録
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