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血圧降下剤 コモンズ

国内特許コード P130008637
整理番号 H22-6
掲載日 2013年3月7日
出願番号 特願2010-215431
公開番号 特開2012-067058
登録番号 特許第5749469号
出願日 平成22年9月27日(2010.9.27)
公開日 平成24年4月5日(2012.4.5)
登録日 平成27年5月22日(2015.5.22)
発明者
  • 灘本 知憲
  • 浦部 貴美子
  • 廣瀬 潤子
出願人
  • 公立大学法人 滋賀県立大学
発明の名称 血圧降下剤 コモンズ
発明の概要 【課題】副作用がなく安全で、経口投与又は経口摂取で有効な血圧降下作用を示す血圧降下剤及びその用途を提供する。
【解決手段】鮒寿司の飯又はその抽出物を含有する血圧降下剤。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


近年、生活習慣の変化等により、生活習慣病の人が増加しており、社会的にも大きな問題になっている。高血圧(症)は、生活習慣病の中でも発症率の高い疾患の1つである。高血圧は、脳出血、クモ膜下出血、脳梗塞、心筋梗塞、狭心症、腎硬化症等種々の合併症を引き起こすことが知られている。また、高血圧は、肥満、高脂血症、糖尿病との合併により重篤な症状を呈することがあり、その効果的な治療が強く望まれている。



既知の血圧降下物質として、利尿薬、カルシウム拮抗薬、アンギオテンシンI変換酵素(ACE)阻害薬、アンギオテンシンII受容体拮抗薬、β遮断薬などがあり、天然物、化学合成物等が多数報告されている。投与が容易である点等から、経口投与で有効であり、より安全な血圧降下作用を有する物質が求められている。



特許文献1には、ホッケ、タラ等の魚肉又は魚肉由来タンパク質を、乳酸菌を用いて乳酸発酵させた発酵物が、アンジオテンシン変換酵素の活性を阻害する作用を有することが開示されている。



鮒寿司(ふなずし)は、熟れ寿司(なれずし)の一種で、滋賀県の郷土料理である。鮒寿司は、新鮮なフナを数ヶ月間塩漬けにした後、炊いた飯と一緒に漬け込んで、半年から一年間、桶の中で自然発酵させて製造されるが、鮒寿司の副産物として、発酵飯(鮒寿司の飯(いい))が生成する。鮒寿司の飯は、鮒寿司製造後には大半が廃棄されており、資源の再利用や環境問題からも、その再利用が望まれている。しかしながら、鮒寿司の飯に血圧降下作用等の生理作用があることは、未だ報告されていない。

産業上の利用分野


本発明は、血圧降下作用を有する組成物及びその利用に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
鮒寿司の飯の水抽出物を含有することを特徴とする血圧降下剤。

【請求項2】
鮒寿司の飯の水抽出物が、1日あたり、該鮒寿司の飯の水抽出物に含まれるタンパク質として体重あたり1~20mg/kgの投与量で経口投与される請求項1に記載の血圧降下剤。

【請求項3】
請求項1又は2のいずれか一項に記載の血圧降下剤を含有する高血圧の予防又は治療剤。

【請求項4】
請求項1又は2のいずれか一項に記載の血圧降下剤を含有する高血圧の予防又は治療用食品組成物。

【請求項5】
請求項1又は2のいずれか一項に記載の血圧降下剤を含有する高血圧の予防又は治療用飼料。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録


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