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樹脂組成物

国内特許コード P130008712
掲載日 2013年3月18日
出願番号 特願2013-003073
公開番号 特開2014-133835
出願日 平成25年1月11日(2013.1.11)
公開日 平成26年7月24日(2014.7.24)
発明者
  • 田中 達也
  • 荒尾 与史彦
  • 中村 栄
  • 冨田 雄太
  • 梅村 俊和
  • 中村 秀雄
  • 高桑 恭平
出願人
  • 学校法人同志社
  • 菱江化学株式会社
発明の名称 樹脂組成物
発明の概要 【課題】得られる成形品の強度や成形性等の物性を下げず、木粉あるいは加工木質粉をできるだけ増量剤として多量に利用できて、未利用材(木質系バイオマス)の有効利用を促進することができるとともに、難燃性も確保することができる樹脂組成物を提供することを目的としている。
【解決手段】熱可塑性樹脂と、木質材料粉とを含む樹脂組成物であって、前記熱可塑性樹脂と前記木質材料粉中のセルロースとに親和性を有する相溶化剤を含むとともに、木質材料粉として少なくとも精油成分が除去され、リグニンが残存する加工木質粉、あるいは、木粉から少なくとも精油成分を水蒸気抽出除去するオイル成分除去工程を経て得られる第1加工木質粉を糖化発酵してアルコール成分を除去した発酵残渣を用いることを特徴としている。
【選択図】 図10
従来技術、競合技術の概要



現在,日本国内の未利用の木質資源(以下、「未利用材」と記す)の年間発生量は500万t以上である。そして、これらの未利用材は、林地中に放置され、害虫発生や土砂崩れの原因になっている。

しかし、経済的価値を高めることができれば、未利用材の利用促進が図られると考えられる。





そこで,未利用材(木質系バイオマス)の利用法が検討されている。その1つとして、木粉をプラスチックの増量剤とする研究が行われている(非特許文献1,2)。また、植物の幹の主成分のセルロースやヘミセルロースはバイオエタノールやパルプの原料に利用できるが、リグニンは有効な利用法がなく、燃料にしたり、捨てられたりしている(非特許文献3)。

また、上記のようなプラスチックの増量剤として、リグノセルロース資源に対して水蒸気蒸留処理を施す水蒸気蒸留工程と、前記水蒸気蒸留処理が施された水蒸気蒸留処理物を粉砕する粉砕工程と、前記粉砕工程において得られた粉砕物をさらに微粉末化する微粉末化工程と、前記微粉末化工程において得られた微粉末に対して150~250℃の温度で過熱水蒸気処理を施す過熱水蒸気処理工程とを経て得る加工木質粉も提案されている(特許文献1)。

産業上の利用分野



本発明は、難燃性成形品の製造に適した樹脂組成物に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
熱可塑性樹脂と、木質材料粉とを含む樹脂組成物であって、前記熱可塑性樹脂と前記木質材料粉中のセルロースとに親和性を有する相溶化剤を含むことを特徴とする樹脂組成物。

【請求項2】
木質材料粉が、木材または木材を粉砕した原料を加工して得られ、少なくとも精油成分が除去され、リグニンが残存する加工木質粉である請求項1に記載の樹脂組成物。

【請求項3】
加工木質粉が、木粉から少なくとも精油成分を水蒸気抽出除去するオイル成分除去工程を経て得られる第1加工木質粉を糖化発酵してアルコール成分を除去した発酵残渣である請求項2に記載の樹脂組成物。

【請求項4】
加工木質粉がリグニンを25重量%以上含む請求項2または請求項3に記載の樹脂組成物。

【請求項5】
熱可塑性樹脂がポリプロピレン樹脂であり、相溶化剤が無水マレイン酸変性ポリプロピレンである請求項1~請求項4のいずれかに記載の樹脂組成物。

【請求項6】
難燃剤を含む請求項1~請求項5のいずれかに記載の樹脂組成物。

【請求項7】
難燃剤が、水酸化アルミニウム,水酸化マグネシウム,ポリリン酸アンモニウム,リン酸メラミンからなる群より選ばれた少なくとも1種である請求項6に記載の樹脂組成物。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2013003073thum.jpg
出願権利状態 公開
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