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植物栄養状態診断方法、植物栄養状態回復方法、植物栄養状態診断装置、及び植物栄養状態回復装置

国内特許コード P130008743
整理番号 2009-P20
掲載日 2013年3月22日
出願番号 特願2010-040643
公開番号 特開2011-072302
登録番号 特許第5483087号
出願日 平成22年2月25日(2010.2.25)
公開日 平成23年4月14日(2011.4.14)
登録日 平成26年2月28日(2014.2.28)
優先権データ
  • 特願2009-205305 (2009.9.4) JP
発明者
  • 中林 和重
  • 苅部 誠
  • 中原 健司
出願人
  • 学校法人明治大学
  • タカノ株式会社
発明の名称 植物栄養状態診断方法、植物栄養状態回復方法、植物栄養状態診断装置、及び植物栄養状態回復装置
発明の概要 【課題】植物の栄養状態を迅速且つ的確に診断することが可能な植物栄養状態診断方法、及び植物栄養状態診断装置、並びに、迅速且つ効果的に植物の栄養状態を回復させることが可能な植物栄養状態回復方法、及び植物栄養状態回復装置の提供。
【解決手段】植物の栄養状態を回復させる方法であって、(a)対照用周波数、及び1つ以上の検出用周波数における、植物の生体電位を検出する工程と、(b)前記対照用周波数において検出された生体電位と、前記検出用周波数において検出された生体電位とから、該植物の栄養状態を診断する工程と、(c)前記工程(b)において栄養状態不良と診断された場合、周波数が44Hz以下の点滅光による刺激を付与し、該植物の栄養状態を回復させる工程と欠乏栄養分を付与する手段、を有することを特徴とする植物栄養状態回復方法および装置。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要



植物の育成には、日光、二酸化炭素、及び水に加えて、窒素、リン、カリウム等の元素が必須である。これら元素は土壌中にも存在するが、植物が多量に必要とする元素は、肥料に多く含有されており、植物の育成を良好にするためには、施肥が行われている。

近年、植物に光等の低周波刺激を与えることにより、植物の育成を促進する方法が報告されている(特許文献1~3参照)。

また、植物の生体電位は、植物の状態と関連があることが知られており、解析された植物の状態に応じた育成方法の検討が行われている(特許文献4~5参考)。

産業上の利用分野



本発明は、植物の栄養状態を診断する植物栄養状態診断方法、及び植物栄養状態診断装置、並びに、診断された栄養状態に基づいて植物の栄養状態を回復させる、植物栄養状態回復方法、及び植物栄養状態回復装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
植物の栄養状態を診断する方法であって、
(a)1つ以上の検出用周波数と、前記検出用周波数の範囲外であり、かつ、生体電位の変動が少ない周波数として設定された対照用周波数とにおける、植物の生体電位を検出する工程と、
(b)前記対照用周波数において検出された生体電位と、前記検出用周波数において検出された生体電位とから、該植物の栄養状態を診断する工程と、を有し、
前記対照用周波数が、2~8Hzであり、前記検出用周波数が、9~44Hzであることを特徴とする植物栄養状態診断方法。

【請求項2】
植物の栄養状態を回復させる方法であって、
(a)1つ以上の検出用周波数と、前記検出用周波数の範囲外であり、かつ、生体電位の変動が少ない周波数として設定された対照用周波数とにおける、植物の生体電位を検出する工程と、
(b)前記対照用周波数において検出された生体電位と、前記検出用周波数において検出された生体電位とから、該植物の栄養状態を診断する工程と、
(c)前記工程(b)において栄養状態不良と診断された場合、周波数が44Hz以下の点滅光による刺激を付与し、該植物の栄養状態を回復させる工程と、を有し、
前記対照用周波数が、2~8Hzであり、前記検出用周波数が、9~44Hzであることを特徴とする植物栄養状態回復方法。

【請求項3】
前記工程(c)において、赤色点滅光と青色点滅光との組み合わせによる刺激を付与することを特徴とする請求項2記載の植物栄養状態回復方法。

【請求項4】
前記工程(c)における点滅光による刺激を付与したが再度前記工程(a)、(b)において栄養不足と診断されると、欠乏栄養分を付与することを特徴とする請求項2又は3記載の植物栄養状態回復方法。

【請求項5】
前記工程(c)における点滅光の照射時間を、1日あたり1分~12時間とすることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項記載の植物栄養状態回復方法。

【請求項6】
植物の栄養状態を回復させる方法であって、
(a)1つ以上の検出用周波数と、前記検出用周波数の範囲外であり、かつ、生体電位の変動が少ない周波数として設定された対照用周波数とにおける、植物の生体電位を検出する工程と、
(b)前記対照用周波数において検出された生体電位と、前記検出用周波数において検出された生体電位とから、該植物の栄養状態を診断する工程と、
(c)前記工程(b)において栄養状態不良と診断された場合、欠乏栄養分を付与し、該植物の栄養状態を回復させる工程と、を有し、
前記対照用周波数が、2~8Hzであり、前記検出用周波数が、9~44Hzであることを特徴とする植物栄養状態回復方法。

【請求項7】
つ以上の検出用周波数と、前記検出用周波数の範囲外であり、かつ、生体電位の変動が少ない周波数として設定された対照用周波数とにおける、植物の生体電位を検出する電位検出手段と、
前記対照用周波数において検出された生体電位と、前記検出用周波数において検出された生体電位とから、該植物の栄養状態を診断する栄養状態診断手段と、をえ、
前記対照用周波数が、2~8Hzであり、前記検出用周波数が、9~44Hzであることを特徴とする植物栄養状態診断装置。

【請求項8】
前記栄養状態診断手段は、前記電位検出手段が前記検出用周波数において生体電位を検出すると、栄養状態不良を示す信号を出力し、前記電位検出手段が前記対照用周波数において生体電位を検出すると、前記栄養状態不良を示す信号の出力を中止することを特徴とする請求項記載の植物栄養状態診断装置。

【請求項9】
前記電位検出手段は、トーンデコーダーにて検出対象の周波数の電位を検出することを特徴とする請求項7又は8記載の植物栄養状態診断装置。

【請求項10】
つ以上の検出用周波数と、前記検出用周波数の範囲外であり、かつ、生体電位の変動が少ない周波数として設定された対照用周波数とにおける、植物の生体電位を検出する電位検出手段と、
前記対照用周波数において検出された生体電位と、前記検出用周波数において検出された生体電位とから、該植物の栄養状態を診断する栄養状態診断手段と、
栄養状態不良と診断された場合、該植物に周波数が44Hz以下の点滅光による刺激を付与する刺激付与手段と、を備え
前記対照用周波数が、2~8Hzであり、前記検出用周波数が、9~44Hzであることを特徴とする植物栄養状態回復装置。

【請求項11】
前記刺激付与手段は、赤色点滅光と青色点滅光との組み合わせによる刺激を付与することを特徴とする請求項10記載の植物栄養状態回復装置。

【請求項12】
前記刺激付与手段が点滅光による刺激を付与したが再度前記栄養状態診断手段が栄養不足と診断すると、欠乏栄養分を付与する手段を具備することを特徴とする請求項10又は11記載の植物栄養状態回復装置。

【請求項13】
前記刺激付与手段は、点滅光を1日あたり1分~12時間照射することを特徴とする請求項10から12のいずれか一項記載の植物栄養状態回復装置。

【請求項14】
前記栄養状態診断手段は、前記電位検出手段が前記検出用周波数において生体電位を検出すると、栄養状態不良を示す信号を出力し、前記電位検出手段が前記対照用周波数において生体電位を検出すると、前記栄養状態不良を示す信号の出力を中止し、
前記刺激付与手段は、前記栄養状態診断手段から前記栄養状態不良を示す信号が出力されているときに前記点滅光による刺激を付与する
ことを特徴とする請求項10から13のいずれか一項記載の植物栄養状態回復装置。

【請求項15】
つ以上の検出用周波数と、前記検出用周波数の範囲外であり、かつ、生体電位の変動が少ない周波数として設定された対照用周波数とにおける、植物の生体電位を検出する電位検出手段と、
前記対照用周波数において検出された生体電位と、前記検出用周波数において検出された生体電位とから、該植物の栄養状態を診断する栄養状態診断手段と、
栄養状態不良と診断された場合、該植物に欠乏栄養分を付与する欠乏栄養分付与手段と、を備え
前記対照用周波数が、2~8Hzであり、前記検出用周波数が、9~44Hzであることを特徴とする植物栄養状態回復装置。

【請求項16】
前記栄養状態診断手段は、前記電位検出手段が前記検出用周波数において生体電位を検出すると、栄養状態不良を示す信号を出力し、前記電位検出手段が前記対照用周波数において生体電位を検出すると、前記栄養状態不良を示す信号の出力を中止し、
前記欠乏栄養分付与手段は、前記栄養状態診断手段から前記栄養状態不良を示す信号が出力されると、前記欠乏栄養分を付与する
ことを特徴とする請求項15記載の植物栄養状態回復装置。

【請求項17】
前記電位検出手段は、トーンデコーダーにて検出対象の周波数の電位を検出することを特徴とする請求項10から16のいずれか一項記載の植物栄養状態回復装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010040643thum.jpg
出願権利状態 登録
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