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参加型獣医学・畜産学教育のための動物模型の開発

国内特許コード P130008753
整理番号 T120525
掲載日 2013年3月22日
出願番号 特願2012-171387
公開番号 特開2014-032253
登録番号 特許第6143256号
出願日 平成24年8月1日(2012.8.1)
公開日 平成26年2月20日(2014.2.20)
登録日 平成29年5月19日(2017.5.19)
発明者
  • 河合 一洋
  • 佐藤 礼一郎
  • 伊東 正吾
  • 新井 佐知子
出願人
  • 学校法人麻布獣医学園
発明の名称 参加型獣医学・畜産学教育のための動物模型の開発
発明の概要 【課題】獣医・畜産教育の場において、実習においてより効率的な手技習得を目指すことができ、同時に動物福祉の向上にも資することができる実習用の動物の模型(レプリカ)を提供する。
【解決手段】産業動物、実験動物、コンパニオン動物などの哺乳動物についての等身大の模型を提供し、骨格、血管、胃、肝臓、胆嚢、膵臓、腸管、乳房、直腸、子宮、または卵巣など、所望の模擬臓器・器官を作製し、模型の内部に収納する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



獣医・畜産分野の教育現場において、参加型の産業動物臨床実習は必要不可欠な実習であり、様々な実習が行われている。たとえば、

・産業動物臨床基礎実習(産業動物臨床への導入教育)、

・獣医内科学実習(ウシやブタを用いて、視診、聴診、および打診などの身体検査、尿、血液および第一胃液の採取など、疾病の診断および治療に必要な基本的技術を学ぶ実習)、

・獣医外科学実習(外科的操作の基本的事項、特に手術器具の操作、手術方法、麻酔方法などについて学ぶ実習)、

・獣医臨床繁殖学実習(発情行動の観察、膣検査および直腸検査から発情周期の時期の推定を行う繁殖機能検査実習)、そして

・産業動物臨床実習(動物病院に入院している患畜を用いて、実際に疾病に罹患している産業動物に接し、疾病の診断、治療、看護を体験する実習;動物の飼養管理、身体検査、尿検査、血液検査、血清化学的検査、糞便検査、胃汁検査、直腸検査、および画像検査などを行う実習)、

などが行われている。





しかしながら、教育を受ける学生数に比較して実習において利用される動物の数が限られているため、学生全員が参加型の産業動物臨床実習(たとえば、直腸検査や採血などの実習)を行うことは難しかった。





一方、動物福祉の観点からも、動物が、多人数による長時間の実習に供されることは、多大なストレスの原因となることから、可能な限り実習に供する回数、時間などを減少させることが好ましいと考えられている。

産業上の利用分野



本発明は、獣医・畜産分野の実務研修において使用することができる産業動物の等身大模型に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
動物についての解剖学的トレーニングまたは臨床学的トレーニングを行うための、模擬臓器・器官を備えた等身大で自立しており、そして、腹腔鏡検査のための穴を有する、哺乳動物模型であって、動物が産業動物である、前記哺乳動物模型

【請求項2】
動物についての解剖学的トレーニングまたは臨床学的トレーニングを行うための、模擬臓器・器官を備えた等身大で自立しており、そして、直腸検査のための腕が入る肛門を有する、哺乳動物模型であって、動物が産業動物である、前記哺乳動物模型

【請求項3】
動物についての解剖学的トレーニングまたは臨床学的トレーニングを行うための、模擬臓器・器官を備えた等身大で自立しており、そして、超音波診断で胎子の雌雄判別又は卵巣状態の観察が可能な、哺乳動物模型であって、動物が産業動物である、前記哺乳動物模型

【請求項4】
繊維強化プラスチック又はシリコーン樹脂で作製されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の動物模型。

【請求項5】
産業動物が、ウシ、ウマ、ブタ、または緬山羊である、請求項1~4のいずれか1項に記載の動物模型。

【請求項6】
模擬臓器・器官が、骨格、血管、胃、肝臓、胆嚢、膵臓、腸管、直腸、乳房、子宮、または卵巣、またはこれらのいずれかの組み合わせ、に対応するものである、請求項1~5のいずれか1項に記載の動物模型。

【請求項7】
体腔内の模擬臓器・器官の状態が、正常な状態または異常な状態である、請求項1~6のいずれか1項に記載の動物模型。

【請求項8】
動物模型を構成する各模擬臓器・器官が、代替パーツにより交換可能である、請求項1~7のいずれか1項に記載の動物模型。

【請求項9】
代替パーツが、各模造臓器・器官の異常な状態を示すものである、請求項8に記載の動物模型。

【請求項10】
体腔内の模擬臓器・器官の状態を確認するための開口を有する、請求項1~9のいずれか1項に記載の動物模型。

【請求項11】
異常な状態が、ウシの第四胃変位を生じた状態に対応したものである、請求項7または9に記載の動物模型。

【請求項12】
開口が、内視鏡検査・処置のトレーニング用のもの、手術のトレーニング用のもの、直腸検査のトレーニング用のもの、またはこれらの組み合わせである、請求項10に記載の動物模型。

【請求項13】
模擬直腸、模擬子宮、または模擬卵巣が弾力性のある材料から構成される、請求項6~12のいずれか1項に記載の動物模型。

【請求項14】
模擬子宮が、少なくとも一部に塩化ビニルまたはシリコーン樹脂から構成される部分を含む、請求項13に記載の動物模型。

【請求項15】
模擬子宮中に模擬胎子がさらに含まれる、請求項13または14に記載の動物模型。

【請求項16】
模擬胎子が、生殖結節に対応する構造を有する、請求項15に記載の動物模型。

【請求項17】
模擬胎子が、妊娠中の性別診断のトレーニング用のものである、請求項15または16に記載の動物模型。

【請求項18】
模擬血管が液体を充填することができる構造を有する、請求項6または7に記載の動物模型。

【請求項19】
模擬血管が、採血のトレーニング用のもの、または血管内投与のトレーニング用のものである、請求項18に記載の動物模型。

【請求項20】
模擬血管が弾力性のある材料から構成される、請求項18または19に記載の動物模型。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
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