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新規微生物及びこの新規微生物を用いた植物病害防除資材 UPDATE コモンズ

国内特許コード P130008782
整理番号 P11-033
掲載日 2013年3月27日
出願番号 特願2011-181973
公開番号 特開2013-042690
登録番号 特許第5896643号
出願日 平成23年8月23日(2011.8.23)
公開日 平成25年3月4日(2013.3.4)
登録日 平成28年3月11日(2016.3.11)
発明者
  • 山本 祥子
  • 加茂 良太
  • 鈴木 俊二
  • 望月 真衣
出願人
  • 株式会社アイエイアイ
  • 国立大学法人山梨大学
発明の名称 新規微生物及びこの新規微生物を用いた植物病害防除資材 UPDATE コモンズ
発明の概要 【課題】果樹や野菜病害に対する新規微生物、及びこの微生物を用いた植物病害防除資材を提供する。
【解決手段】自然環境下より分離したバチルス・アミロリクエファシエンスS13-3株、および該株を用いた植物病害防除資材。該微生物は、広範囲の糸状菌性の植物病害防除に有効であり、且つ体外へ生産する抗生物質により抗菌効果を示す。また、他の化学農薬とも併用が可能であり、減農薬栽培、または有機農業栽培に対して有用である。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


生物農薬市場は、約8億円(平成21年度)に留まっており、農薬市場全体からみると、1%以下の規模となっている。ただし、有機および減農薬栽培を試行する生産者の増加や、残留農薬に関する昨今の消費者意識の向上および残留農薬規制が強化された改正食品衛生法の施行等の影響により、生物農薬および生物資材への注目は今後ますます高まっていくと予想される。これらがもたらす減農薬栽培、そしてそれに付随する「安全・安心」というイメージは、マーケティング戦略上、非常に有効である。また、農薬取締法の改正や、残留農薬ポジティブリスト制の導入などが、生物農薬の市場拡大への大きな後押しとなっている。
生物農薬の中でも微生物を利用した微生物農薬は俄然注目を集めている。
現在、微生物農薬は、軟腐病、灰色かび病などに4剤が登録され、病原菌に対して、住み処および栄養分を競合、拮抗物質を生産又は寄生して効果を発揮すると考えられている。微生物農薬は化学農薬に比べ、(1)自然界に生存する微生物を利用するため、反応が温和であり人体や環境等への負荷が極めて低い、(2)宿主特異性が高く標的とする病原菌が明確であり、多重散布も防げる、(3)微生物が植物体に定着すれば効果の持続が期待される、などの大きなメリットがある。
従来、バチルス・ズブチルスを利用した生物農薬として、例えば、バチルス・ズブチルスなどのバチルス属細菌の培養物から胞子を乾燥重量で50重量%以上含むように調整された胞子画分を含有する植物病害防除方法が知られている。他の拮抗菌バチルス属細菌として知られているバチルス・リケニホルミス、バチルス・アミロリクエファシエンス(特許文献1乃至4)などは、ジャガイモの疫病菌として有名なフィトフィトラ属、クワの白紋羽病を引き起こすロゼリニア属病原菌に対して有効である。
しかし、上記従来の植物病害防除剤は、化学農薬よりもかなり防除効果は低く、病原菌に対する適応範囲が狭く、特異的な防除効果しか挙げられないなど困難な課題が生じていた。

産業上の利用分野


本発明は新種のバチルス・アミロリクエファシエンス及びこの微生物の菌体および培養物を用いた植物病害防除資材に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
バチルス・アミロリクエファシエンスに属する新規微生物、バチルス・アミロリクエファシエンスS13-3株(Bacillus amyloliquefaciens S13-3) (NITE P-1121)。

【請求項2】
バチルス・アミロリクエファシエンスS13-3株(NITE P-1121)の培養物及び/又は微生物菌体を有効成分として含む植物防除資材。

【請求項3】
前記バチルス・アミロリクエファシエンスS13-3株(NITE P-1121)の培養物及び/又は微生物菌体が、ブドウ晩腐病、灰色かび病、イチゴ炭疽病菌に作用する請求項2記載の植物病害防除資材。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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