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揮発性有機化合物の分離膜及び揮発性有機化合物の分離除去方法 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P130008805
整理番号 230
掲載日 2013年3月27日
出願番号 特願2009-239258
公開番号 特開2011-083720
登録番号 特許第5297971号
出願日 平成21年10月16日(2009.10.16)
公開日 平成23年4月28日(2011.4.28)
登録日 平成25年6月21日(2013.6.21)
発明者
  • 浦上 忠
  • 宮田 隆志
出願人
  • 学校法人 関西大学
発明の名称 揮発性有機化合物の分離膜及び揮発性有機化合物の分離除去方法 コモンズ 新技術説明会
発明の概要

【課題】 透過性及び選択除去性の両方に優れた揮発性有機化合物の分離膜を提供することを課題とする。また、該揮発性有機化合物の分離膜を用いた揮発性有機化合物の分離除去方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 容積比1倍以上のトリクロロメタン又は容積比1.64倍以上のベンゼンを溶解するイオン性液体が基材に担持されてなることを特徴とする揮発性有機化合物の分離膜などを提供する。
【選択図】 図8

従来技術、競合技術の概要


大気中に排出されたときに気体となり得るベンゼン、トルエン、トリクロロメタンなどの揮発性有機化合物、いわゆるVOCなどと称されている揮発性有機化合物は、環境中に放出されることにより公害などを引き起こし得ることから、環境中に放出される前に分離除去されることが要望されているものである。



従来、例えば、揮発性有機化合物と水とを含む揮発性有機化合物含有液から該揮発性有機化合物を分離除去するための分離膜としては、該揮発性有機化合物含有液を揮発性有機化合物が濃縮された濃縮液と水を主成分とする透過液とに分離すべく多孔性無機膜で形成された分離膜などが知られている(特許文献1)。



しかしながら、斯かる揮発性有機化合物の分離膜は、必ずしも分離性能に優れるものではなく、例えば、分離膜を透過する水の透過性を上げるように分離膜を設計すると、揮発性有機化合物も分離膜を透過しやすくなり、揮発性有機化合物が選択的に濃縮除去される性能、即ち選択除去性が下がるという問題がある。即ち、優れた透過性及び選択除去性を両立することが比較的困難であるという問題がある。

産業上の利用分野


本発明は、揮発性有機化合物の分離膜、及び揮発性有機化合物の分離除去方法に関するものであり、具体的には例えば、水中に含まれたベンゼン、トルエン、トリクロロメタンなどの揮発性有機化合物を分離除去することができる揮発性有機化合物の分離膜、及び該分離膜を用いた揮発性有機化合物の分離除去方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
容積比1倍以上のトリクロロメタン又は容積比1.64倍以上のベンゼンを溶解するイオン性液体が基材に担持されてな揮発性有機化合物の分離膜であって、
前記イオン性液体が、アニオンとして(CF3SO22-を含み、
前記基材が分子中にポリジメチルシロキサン構造を有する高分子化合物で形成され
該高分子化合物が、(メタ)アクリル酸エステルと(メタ)アクリル基含有ポリジメチルシロキサンとが共重合された高分子化合物、スチレンと(メタ)アクリル基含有ポリジメチルシロキサンとが共重合された高分子化合物、又は、分子中にアゾ基とポリジメチルシロキサン構造とを有する重合開始剤でスチレンが重合された高分子化合物である揮発性有機化合物の分離膜。

【請求項2】
前記イオン性液体を5~30重量%含有している請求項1記載の揮発性有機化合物の分離膜。

【請求項3】
請求項1又は2に記載の揮発性有機化合物の分離膜の一方側に揮発性有機化合物と水とを含む揮発性有機化合物含有液が配されるように該分離膜を配置し、前記分離膜の揮発性有機化合物含有液の側の圧力よりも該分離膜の他方側の圧力を低くし、揮発性有機化合物含有液に含まれる揮発性有機化合物が前記分離膜を透過することにより揮発性有機化合物含有液に含まれる揮発性有機化合物を減少させることを特徴とする揮発性有機化合物の分離除去方法。
産業区分
  • 混合分離
  • 処理操作
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009239258thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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