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マグネシウム合金材の製造方法 コモンズ

国内特許コード P130008888
整理番号 11053AA54
掲載日 2013年4月1日
出願番号 特願2012-034450
公開番号 特開2013-170292
登録番号 特許第6035645号
出願日 平成24年2月20日(2012.2.20)
公開日 平成25年9月2日(2013.9.2)
登録日 平成28年11月11日(2016.11.11)
発明者
  • 河村 能人
  • 野田 雅史
出願人
  • 国立大学法人 熊本大学
  • 公益財団法人くまもと産業支援財団
発明の名称 マグネシウム合金材の製造方法 コモンズ
発明の概要 【課題】強度の異方性を低減することを課題とする。
【解決手段】本発明の一態様は、マグネシウム合金材に押出加工を行う押出工程と、前記押出工程によって作製された押出材に熱間圧延を行う圧延工程と、を有し、前記押出材は、長周期積層構造相を有し、前記圧延工程は、前記押出材の押出方向と略垂直方向に圧延加工されることを特徴とするマグネシウム合金材の製造方法である。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


マグネシウム合金は実用金属材料の中で最も軽量であると同時に、比強度や切削性および減衰能に優れていることが知られており、環境調和型軽量材料として期待されている。一方で、マグネシウム合金の結晶構造は最密六方格子であることに起因して、塑性加工は熱間で行われ、鋳造材やダイカスト材としての利用が多くを占める。



最近ではマグネシウム合金に種々の元素を微小添加することで、高強度化と加工性の双方を解決できる合金開発が進められ、中でも長周期積層構造(Long Period Stacking Order)相(以下、「LPSO相」ともいう。)を有するマグネシウム合金が注目されている(例えば特許文献1参照)。

産業上の利用分野


本発明は、圧延工程を有するマグネシウム合金材の製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
長周期積層構造相を有するマグネシウム合金材に押出加工を行う押出工程と、
前記押出工程によって作製された押出材に熱間圧延を行う圧延工程と、
を有し
記圧延工程は、前記押出材の押出方向と略垂直方向に圧延加工される工程であり、
前記圧延工程によって作製された圧延材は、前記圧延材の引張試験の引張方向が0°と90°で降伏強度の値の相違が14%以下であり、
前記0°は、前記引張方向が前記圧延材の圧延方向と平行であり、
前記90°は、前記引張方向が前記圧延方向に対して90°であることを特徴とするマグネシウム合金材の製造方法。

【請求項2】
請求項1において、
前記長周期積層構造相は、前記押出加工の押出方向と略平行に形成されていることを特徴とするマグネシウム合金材の製造方法。

【請求項3】
長周期積層構造相を有するマグネシウム合金材に温間圧延または熱間圧延を行う圧延工程を有し、
前記圧延工程は、前記長周期積層構造相に対して略垂直方向に圧延加工される工程であり、
前記圧延工程によって作製された圧延材は、前記圧延材の引張試験の引張方向が0°と90°で降伏強度の値の相違が14%以下であり、
前記0°は、前記引張方向が前記圧延材の圧延方向と平行であり、
前記90°は、前記引張方向が前記圧延方向に対して90°であることを特徴とするマグネシウム合金材の製造方法。

【請求項4】
請求項1乃至のいずれか一項において、
前記圧延工程によって作製された圧延材は、α-Mg相を有し、
前記α-Mg相は高傾角結晶粒界及び低傾角結晶粒界を有しており、
前記高傾角結晶粒界の量をXとし、前記低傾角結晶粒界の量をYとした場合に下記式(1)を満たすことを特徴とするマグネシウム合金材の製造方法。
(1)0. 7≦X/(X+Y)

【請求項5】
請求項1乃至のいずれか一項において、
前記圧延工程の後に、前記圧延工程によって作製された圧延材に573K以下の温度で熱処理を行う熱処理工程をさらに具備し、
前記熱処理工程によって作製された熱処理材は、湾曲または屈曲した長周期積層構造相、結晶方位差を有する長周期積層構造相、及び、結晶粒界を有し連続的に湾曲または屈曲した長周期積層構造相の少なくとも一つを有することを特徴とするマグネシウム合金材の製造方法。

【請求項6】
請求項1または2において、
前記押出工程と前記圧延工程の間に、前記押出材に熱処理を行うことで、前記長周期積層構造相をblock状からplate状に変化させる工程をさらに具備することを特徴とするマグネシウム合金材の製造方法。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2012034450thum.jpg
出願権利状態 登録
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