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テトラサイクリン遺伝子発現誘導システムにおける発現量を増幅させる遺伝子座とノックインによる増幅の効果

国内特許コード P130008970
整理番号 S2011-1041-N0
掲載日 2013年4月4日
出願番号 特願2011-193680
公開番号 特開2013-051934
登録番号 特許第5871304号
出願日 平成23年9月6日(2011.9.6)
公開日 平成25年3月21日(2013.3.21)
登録日 平成28年1月22日(2016.1.22)
発明者
  • 田中 謙二
  • 山中 章弘
出願人
  • 大学共同利用機関法人自然科学研究機構
発明の名称 テトラサイクリン遺伝子発現誘導システムにおける発現量を増幅させる遺伝子座とノックインによる増幅の効果
発明の概要 【課題】個体においてテトラサイクリン遺伝子発現誘導システムを良好に機能させる手段及びその用途等を提供することを課題とする。
【解決手段】tetオペレーター配列、該tetオペレーター配列の制御下にあるプロモーター配列、及び該プロモーター配列の下流に配置された目的遺伝子を含む発現カセットが、標的組織で発現する遺伝子の遺伝子座又はその近傍にノックインされており、且つテトラサイクリン制御性トランス活性化因子又はリバーステトラサイクリン制御性トランス活性化因子を前記標的組織で発現する、テトラサイクリン遺伝子発現誘導システムを保有した遺伝子改変非ヒト動物が提供される。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


テトラサイクリン遺伝子発現誘導システムは、Bujardらによって発明された遺伝子発現システムであり(非特許文献1)、目的遺伝子の条件的発現を可能とする。テトラサイクリン遺伝子発現誘導システムは各種細胞を利用したアッセイ系に利用されてきた。一方、個体(例えばマウス)への適用も試みられている。例えば、テトラサイクリン遺伝子発現誘導システムをマウス個体で利用する場合にはテトラサイクリントランスアクチベータ(以下、「tTA」と呼ぶ)を発現するマウス(以下、「tTAマウス」)又とtTA依存的プロモーターに連結した目的遺伝子カセットを持つマウス(以下、「tetOマウス」と呼ぶ)を別途作成する。それらを交配して得られるダブルトランスジェニックマウスでは、tTA発現細胞においてのも目的遺伝子が発現誘導される。1996年にマウス個体での成功例が初めて報告され(非特許文献2)、それ以降、このシステムを用いた条件的遺伝子操作が多くの研究室で試みられた。

産業上の利用分野


本発明はテトラサイクリン遺伝子発現誘導システムに関する。詳しくは、テトラサイクリン遺伝子発現誘導システムの個体への適用に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
tetオペレーター配列、該tetオペレーター配列の制御下にあるプロモーター配列、及び該プロモーター配列の下流に配置された目的遺伝子を含む発現カセットが、標的組織で発現するハウスキーピング遺伝子の遺伝子座の直後にノックインされており、且つ
テトラサイクリン制御性トランス活性化因子又はリバーステトラサイクリン制御性トランス活性化因子を前記標的組織で発現する、
テトラサイクリン遺伝子発現誘導システムを保有した遺伝子改変非ヒト動物。

【請求項2】
前記テトラサイクリン制御性トランス活性化因子又はリバーステトラサイクリン制御性トランス活性化因子が前記標的組織特異的に発現している、請求項に記載の遺伝子改変非ヒト動物。

【請求項3】
前記発現カセットに関してヘテロ接合体である、請求項1又は2に記載の遺伝子改変非ヒト動物。

【請求項4】
動物種がマウスである、請求項1~のいずれか一項に記載の遺伝子改変非ヒト動物。

【請求項5】
以下のステップ(1)~(3)を含む、テトラサイクリン遺伝子発現誘導システムを保有した遺伝子改変非ヒト動物の作製方法:
(1)tetオペレーター配列、該tetオペレーター配列の制御下にあるプロモーター配列、及び該プロモーター配列の下流に配置された目的遺伝子を含む発現カセットが、標的組織で発現するハウスキーピング遺伝子の遺伝子座の直後にノックインされた第1の遺伝子改変非ヒト動物と、
テトラサイクリン制御性トランス活性化因子又はリバーステトラサイクリン制御性トランス活性化因子を前記標的組織で発現する第2の遺伝子改変非ヒト動物を用意するステップ;
(2)前記第1の遺伝子改変非ヒト動物と前記第2の遺伝子改変非ヒト動物を交配するステップ;及び
(3)交配によって得られた仔の中から、前記発現カセットがノックインされ、且つ前記テトラサイクリン制御性トランス活性化因子又はリバーステトラサイクリン制御性トランス活性化因子を発現する個体を選抜するステップ。

【請求項6】
以下のステップ(4)及び(5)を更に含む、請求項に記載の作製方法:
(4)ステップ(3)で選抜した個体同士を交配するステップ;
(5)交配によって得られた仔の中から、(a)前記発現カセットに関してヘテロ接合体であり、前記テトラサイクリン制御性トランス活性化因子又はリバーステトラサイクリン制御性トランス活性化因子に関してヘテロないしヘミ接合体である個体、(b)前記発現カセットに関してヘテロ接合体であり、前記テトラサイクリン制御性トランス活性化因子又はリバーステトラサイクリン制御性トランス活性化因子に関してホモ接合体である個体、(c)前記発現カセットに関してホモ接合体であり、前記テトラサイクリン制御性トランス活性化因子又はリバーステトラサイクリン制御性トランス活性化因子に関してヘテロないしヘミ接合体である個体、又は(d)前記発現カセットに関してホモ接合体であり、前記テトラサイクリン制御性トランス活性化因子又はリバーステトラサイクリン制御性トランス活性化因子に関してホモ接合体である個体、を選抜するステップ。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録


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