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新規土壌診断方法 新技術説明会 実績あり 外国出願あり

国内特許コード P130008991
整理番号 F2008-065JP
掲載日 2013年4月5日
出願番号 特願2011-504900
登録番号 特許第5578525号
出願日 平成22年3月19日(2010.3.19)
登録日 平成26年7月18日(2014.7.18)
国際出願番号 JP2010054892
国際公開番号 WO2010107121
国際出願日 平成22年3月19日(2010.3.19)
国際公開日 平成22年9月23日(2010.9.23)
優先権データ
  • 特願2009-068788 (2009.3.19) JP
発明者
  • 久保田 謙三
  • 石森 洋行
  • 松宮 芳樹
  • 深川 良一
  • 久保 幹
  • 門倉 伸行
  • 金森 章雄
出願人
  • 学校法人立命館
発明の名称 新規土壌診断方法 新技術説明会 実績あり 外国出願あり
発明の概要 開示されているのは、下記(I)~(III)を用いて算出される循環活性指標:(I)対象土壌におけるアンモニア減少率、(II)対象土壌におけるフィチン酸からのリン酸生成活性、及び(III)対象土壌における堆肥からのカリウム生成活性、並びに(IV)土壌における土壌バクテリア数を用いて土壌診断を行うことを特徴とする土壌の診断方法、土壌の品質管理方法、並びに土壌の改善方法である。
従来技術、競合技術の概要



土壌をはじめとする様々な環境中で、微生物は、物質の変換及び循環に重要な役割を果たしている。例えば、農地中で窒素肥料が農作物に取り込まれる形に変換されるためには、微生物が「硝化」を行う必要がある。





化学合成技術の進展により、戦後、化学肥料を用いた農法が広く行われてきた。しかし、消費者の安全・安心な農産物に対する要望の高まりや、持続可能な農業生産のため、有機農法や自然農法への転換が各地で進められている。このような農法では、土壌中の生態系の活用が重要である。更に、農産物は、土壌中の成分を利用・吸収して生長するため、土壌の適切な評価とその管理・改善は、収益性や生産性の向上につながると考えられる。





しかし、これまで土壌の評価は化学農法のための分析が中心であり、各種無機イオンの濃度やpH等の物理化学的特性で主に判断されており、微生物の活性は考慮されていなかった(非特許文献1及び2参照)。





このため、有機農法または自然農法による農作物の栽培に適した土壌か、あるいは改善が必要な土壌であるかを明確に判断できなかった。

産業上の利用分野



本発明は、土壌バクテリア数及び物質の循環活性を指標とする、新規土壌診断方法、並びに当該診断方法を利用した土壌の品質管理方法及び改善方法に主に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記(I)~(III)を用いて算出される循環活性指標:
(I)対象土壌におけるアンモニア減少率、
(II)対象土壌におけるフィチン酸からのリン酸生成活性、及び
(III)対象土壌における堆肥からのカリウム生成活性
並びに(IV)土壌における土壌バクテリア数
を用いて土壌診断を行うことを特徴とする土壌の診断方法。

【請求項2】
循環活性指標が、
予め設定されたアンモニア減少率の基準値、フィチン酸からのリン酸生成活性の基準値及び堆肥からのカリウム生成活性の基準値を頂点として形成される正三角形の面積に対する、
前記正三角形の重心から対応する頂点を結ぶ線分上に置かれた前記(I) アンモニア減少率、前記(II) フィチン酸からのリン酸生成活性、及び前記(III) 堆肥からのカリウム生成活性の測定点を頂点として形成される三角形の面積の割合である、請求項1に記載の診断方法。

【請求項3】
A)下記(A-1)~(A-3)を用いて算出される窒素循環活性指標:
(A-1)対象土壌における土壌バクテリア数、
(A-2)対象土壌におけるアンモニア減少率、及び
(A-3)対象土壌における亜硝酸減少率、
B)下記(B-1)~(B-3)を用いて算出されるリン循環活性指標:
(B-1)対象土壌における土壌バクテリア数、
(B-2)対象土壌におけるフィチン酸からのリン酸生成活性、及び
(B-3)対象土壌における堆肥からのリン酸生成活性、
並びに、C)下記(C-1)~(C-3)を用いて算出されるカリウム循環活性指標:
(C-1)対象土壌における土壌バクテリア数、
(C-2)対象土壌におけるカリウム遊離率、及び
(C-3)対象土壌における堆肥からのカリウム生成活性
を少なくとも用いて土壌診断を行うことを特徴とする土壌の診断方法。

【請求項4】
窒素循環活性指標が、
予め設定された土壌バクテリア数の基準値、アンモニア減少率の基準値、及び亜硝酸減少率の基準値を頂点として形成される正三角形の面積に対する、
前記正三角形の重心から対応する頂点を結ぶ線分上に置かれた前記(A-1)土壌バクテリア数、前記(A-2)アンモニア減少率、及び前記(A-3)亜硝酸減少率の測定点を頂点として形成される三角形の面積の割合である、請求項3に記載の診断方法。

【請求項5】
リン循環活性指標が、
予め設定された土壌バクテリア数の基準値、フィチン酸からのリン酸生成活性の基準値、及び堆肥からのリン酸生成活性の基準値を頂点として形成される正三角形の面積に対する、
前記正三角形の重心から対応する頂点を結ぶ線分上に置かれた前記(B-1)土壌バクテリア数、前記(B-2)フィチン酸からのリン酸生成活性、及び前記(B-3)堆肥からのリン酸生成活性の各測定値を頂点として形成される三角形の面積の割合である、請求項3又は4に記載の診断方法。

【請求項6】
カリウム循環活性指標が、
予め設定された土壌バクテリア数の基準点、カリウム遊離率の基準値、及び、堆肥からのカリウム生成活性の基準値を頂点として形成される正三角形の面積に対する、
前記正三角形の重心から対応する頂点を結ぶ線分上に置かれた前記(C-1)土壌バクテリア数、前記(C-2)カリウム遊離率、及び前記(C-3)堆肥からのカリウム生成活性の各測定値を頂点として形成される三角形の面積の割合である、請求項3又は4に記載の診断方法。

【請求項7】
請求項1又は3に記載の診断方法を経時的に行って、前記指標の経時変化を解析することにより、土壌の品質を管理することを特徴とする、土壌の品質管理方法。

【請求項8】
請求項1又は3に記載の診断方法を行って、得られた診断結果に基づき、前記指標を改善するための処理を行うことを特徴とする土壌の改善方法。

産業区分
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
出願権利状態 登録
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