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ポンプユニット

国内特許コード P130009039
整理番号 CHUO-197
掲載日 2013年4月15日
出願番号 特願2012-037807
公開番号 特開2013-174139
出願日 平成24年2月23日(2012.2.23)
公開日 平成25年9月5日(2013.9.5)
発明者
  • 中村 太郎
  • 平山 義浩
  • 斉藤 邦広
  • 木村 義規
出願人
  • 学校法人 中央大学
発明の名称 ポンプユニット
発明の概要

【課題】耐久性に優れるとともに、製造が容易でかつ製造時のバラつきの少ない内筒を備えたポンプユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】外筒と、外筒の内周側に設けられたゴム部材から成る内筒と、内筒の軸方向両端部と外筒の軸方向両端部とを固定する固定部材と、内筒と外筒との間に加圧用媒体を供給する加圧用通路とを備え、加圧用媒体にて内筒を膨張させて流体を搬送するポンプユニットであって、内筒には、周面に沿って当該内筒の軸線方向の一方の側から他方の側に延長し、導入された加圧用媒体の圧力により内筒に折れ目を誘発するゴム異形部が内筒の周方向に複数設けられている構成とした。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


図20(a)は、従来の軸方向に延長する多数の高弾性繊維が埋設されたゴム部材から成る内筒51と外筒52とを備えたポンプユニット50の構成を示す図で、(b)図は(a)図のA-A断面である。
ポンプユニット50は、内筒51と外筒52の間に設けられた空気室53に、図示しない圧搾空気給排手段から一方のフランジ54に設けられた空気導入孔54Hを介して加圧用媒体である圧搾空気を供給して内筒51及び外筒52を膨張させ、内筒51の一方の端部側から内筒51の内壁により形成された流路55内に送り込まれた流体を内筒51の他方の端部側から排出する。なお、同図の符号54hは、ポンプユニット50を軸方向に複数接続したときに、当該ポンプユニット50の後段に接続されるポンプユニットへ圧搾空気を送るための図示しないエア・チューブを通すための孔である。
図20(c)に示すように、内筒51には、当該内筒51の軸方向に平行な方向に延長し、内筒51の変形を拘束する拘束体56が周方向に等間隔で複数本設けられている。当該拘束体56は、内筒51の軸方向への膨張を規制,拘束するものであって、内筒51の膨張時には、図21(a),(b)に示すように、拘束体56が内筒51の変形を拘束し、内筒51を複数の膨張域511~514に区画する。
これにより、加圧用媒体である圧搾空気を供給して内筒51を膨張させると、内筒51は、拘束体56により区画された複数の膨張域511~514により流路55となるユニット内部を閉状態にするので、流体を効率よくポンプユニット50の一方の端部側から他方の端部側に搬送することができる。



また、上述した従来のポンプユニット50の内筒51及び外筒52は、ポンプユニット50の軸方向には伸長せず、内筒51及び外筒52の膨張時には、ポンプユニット50は軸方向に収縮する。これにより、流体を内筒51内から押し出す際にはポンプユニット50の長さが短くなるので、流体を効率よく搬送することができる。
したがって、このようなポンプユニット50を軸方向に複数連結することで、液体や固液混合物などの流体をポンプユニット50の連結方向に沿って効率よく搬送することのできる蠕動運動型ポンプ装置を構成できる(例えば、特許文献1参照)。

産業上の利用分野


本発明は、外筒と内筒との間に加圧用媒体を供給して外筒及び内筒、もしくは、内筒を膨張させることで流体を搬送するポンプユニットに関するもので、特に、内筒をゴム部材で構成したポンプユニットに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
外筒と、
前記外筒の内周側に設けられたゴム部材から成る内筒と、
前記内筒の軸方向両端部と前記外筒の軸方向両端部とを固定する固定部材と、
前記内筒と前記外筒との間に加圧用媒体を供給する加圧用通路とを備え、
前記加圧用媒体にて前記内筒を膨張させて流体を搬送するポンプユニットであって、
前記内筒には、周面に沿って内筒の軸線方向の一方の側から他方の側に延長し、導入された前記加圧用媒体の圧力により前記内筒に折れ目を誘発するゴム異形部が、内筒の周方向に複数設けられていることを特徴とするポンプユニット。

【請求項2】
前記ゴム異形部が、前記内筒を形成するゴムが前記内筒の径方向外側に突出することで当該内筒の内側に形成されるガイド溝、または、前記内筒の外周側から当該内筒の径方向外側に突出する突起を有する肉厚部であることを特徴とする請求項1に記載のポンプユニット。

【請求項3】
前記内筒の内周側に、当該内筒の径方向内側に突出する内側突出部が複数形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のポンプユニット。

【請求項4】
前記外筒が、ゴム部材と、当該ゴム部材内に埋設されて前記外筒の周方向に延長する高弾性繊維とを備えることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載のポンプユニット。

【請求項5】
前記ゴム異形部の数が、流体の流入側から排出側に行くにしたがって増加していることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載のポンプユニット。

【請求項6】
前記ゴム異形部が、前記流体の流入側と排出側とにそれぞれ4本ずつ設けられ、当該内筒の軸方向から見たときの前記流入側のゴム異形部の周方向の位置と前記排出側のゴム異形部の周方向の位置とが45°ずれていることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載のポンプユニット。

【請求項7】
前記ゴム異形部の本数が偶数本で、互いに隣接するゴム異形部が流体の流入側から排出側に行くにしたがって互いに逆方向に傾くように形成されていることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載のポンプユニット。
産業区分
  • 流体移送
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012037807thum.jpg
出願権利状態 審査請求前
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