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体感温度制御システム、体感温度制御方法およびプログラム UPDATE

国内特許コード P130009048
整理番号 CHUO-217
掲載日 2013年4月15日
出願番号 特願2012-287491
公開番号 特開2014-129936
登録番号 特許第6161055号
出願日 平成24年12月28日(2012.12.28)
公開日 平成26年7月10日(2014.7.10)
登録日 平成29年6月23日(2017.6.23)
発明者
  • 戸井 武司
  • 有光 哲彦
  • 岡崎 啓吾
出願人
  • 学校法人 中央大学
発明の名称 体感温度制御システム、体感温度制御方法およびプログラム UPDATE
発明の概要 【課題】周囲環境を制御することにより人の体感温度を制御する技術を提供すること。
【解決手段】空間内の少なくとも温度を制御することにより空気調和を行うためのAC装置102と、空間内で音響を発生するスピーカ103と、空間内を照明する照明装置101と、空間内の温度、音響および照明色をそれぞれ検出するセンサ106と、空間内で人間が感じる体感温度を設定すると共に、温度、音響および照明色をそれぞれ制御するためのコントローラ200とを備え、コントローラ200は、空間内の温度に応答して音響の周波数および照明色の色相を制御して、設定された体感温度を生じさせる環境を空間内に生成している。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



人が周囲環境から感じる温度は、周囲温度が同じでも周囲の温度以外の環境によって様々に変化する。例えば、温度が同じでも涼感のある音や涼感のある色などに接すると、人がその体で感じる温度は、実際の温度よりも低く感じられる場合があることは経験的に知られている。これとは逆に、同じ温度でも暖色系の室内では、体感温度が高くなることが知られている。





以上のように経験的には周囲環境が体感温度に影響を与えることは知られている。このため、例えば空気調和装置による空気調和を行う際に、周囲環境を制御することにより、体感温度を変化させ、これによって空気調和装置の消費電力を低下させることが考えられる。





従来から以上のような観点から種々の検討が行われており、例えば特開平5-87374号公報(特許文献1)では、低温色ランプおよび昼光色ランプを備えた空気調和システムが記載されている。また、特開2002-349474号公報(特許文献2)では、室内エアコンや扇風機に涼感を与える現実に存在する波の音、せせらぎの音などを発生させる機能を追加する技術が提案されている。





これらの技術は、空気調和装置などの付随的な機能として調光機能や音響機能を追加するものである。空気調和装置の付随的な機能として調光機能や音響機能を追加することによってもある程度の効果を提供することができる。しかしながら空気調和装置自体は、その目的が室内空気の直接的な暖房や冷房であり、付随的な機能を追加するにしても限度があり、またそのコストを考慮すると現実的なものと言うことはできない。さらに、付随的な機能では、体感温度に対する影響も局所的なものとなりがちで、室内環境全体にわたって体感温度を制御したり、また局所的に体感温度を制御したりすることなどは不可能であった。

産業上の利用分野



本発明は、周囲環境を制御することにより人の体感温度を制御する技術に関し、より詳細には、本発明は周囲環境を制御することにより、人の体感温度を制御させることで、低炭素消費社会を実現するための技術に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
空間内の少なくとも温度を制御することにより空気調和を行うための空気調和装置と、
空間内で音響を発生する音響発生手段と、
空間内を照明する照明手段と、
前記空間内の温度、音響および照明色をそれぞれ検出する複数のセンサ手段と、
前記空間内で人間が感じる体感温度を設定すると共に、温度、音響および照明色をそれぞれ制御するためのコントローラ手段と
を備え、
前記コントローラ手段は、前記空間内の温度に応答して音響の周波数および前記照明色の色相を制御して、設定された体感温度を生じさせるように前記空間内の環境を制御し、
体感温度を、300Hz以上の周波数成分からなる音響を発生させ、かつxy色度におけるx座標の値を減少させることにより低下させる、
体感温度制御システム。

【請求項2】
空間内の少なくとも温度を制御することにより空気調和を行うための空気調和装置と、
空間内で音響を発生する音響発生手段と、
空間内を照明する照明手段と、
前記空間内の温度、音響および照明色をそれぞれ検出する複数のセンサ手段と、
前記空間内で人間が感じる体感温度を設定すると共に、温度、音響および照明色をそれぞれ制御するためのコントローラ手段と
を備え、
前記コントローラ手段は、前記空間内の温度に応答して音響の周波数および前記照明色の色相を制御して、設定された体感温度を生じさせるように前記空間内の環境を制御し、
体感温度を500Hz未満の周波数成分からなる音響を発生させ、かつxy色度におけるx座標値を増加させることにより増加させる、
体感温度制御システム。

【請求項3】
空間内の少なくとも温度を制御することにより空気調和させる工程と、
空間内で音響を発生させる工程と、
空間内を照明する工程と、
前記空間内の温度、音響および照明色をそれぞれ検出する工程と、
検出した温度、音響および照明色をそれぞれ制御して設定した体感温度を提供する工程と
を含み、
設定した体感温度を提供する工程は、前記空間内の温度に応答して前記音響の周波数および前記照明色の色相を制御して、設定された体感温度を生じさせるように前記空間内の環境を制御する工程を含み、
前記空間内の環境を制御する工程はさらに、
体感温度を増減させるため、発生させる前記音響の周波数および前記照明色の色相を制御する工程を含み、
当該音響の周波数および前記照明色の色相を制御する工程は、
前記体感温度を、300Hz以上の周波数成分からなる音響を発生させ、かつxy色度におけるx座標の値を減少させることにより低下させる工程、または、体感温度を500Hz未満の周波数成分からなる音響を発生させ、かつxy色度におけるx座標値を増加させることにより増加させる工程を含む、
体感温度制御方法。

【請求項4】
装置が体感温度を制御する方法を実行するための装置実行可能なプログラムであって、前記装置が、
空間内の少なくとも温度を制御することにより空気調和させる工程と、
空間内で音響を発生させる工程と、
空間内を照明させる工程と、
前記空間内の温度、音響および照明色をそれぞれ検出する工程と、
検出した前記温度、音響および照明色をそれぞれ制御して設定した体感温度を提供する工程と
を実行し、
前記設定した体感温度を提供する工程は、前記空間内の温度に応答して前記音響の周波数および前記照明色の色相を制御して、設定された体感温度を生じさせる前記空間内の環境を制御する工程を含み、
前記空間内の環境を制御する工程はさらに、
体感温度を増減させるため、発生させる前記音響の周波数および前記照明色の色相を制御する工程を含み、
当該音響の周波数および前記照明色の色相を制御する工程は、
前記体感温度を、300Hz以上の周波数成分からなる音響を発生させ、かつxy色度におけるx座標の値を減少させることにより低下させる工程、または、体感温度を500Hz未満の周波数成分からなる音響を発生させ、かつxy色度におけるx座標値を増加させることにより増加させる工程を含む、
装置実行可能なプログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012287491thum.jpg
出願権利状態 登録
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