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半導体放射線測定器

国内特許コード P130009087
整理番号 13668
掲載日 2013年4月17日
出願番号 特願2011-164392
公開番号 特開2013-029361
登録番号 特許第5761794号
出願日 平成23年7月27日(2011.7.27)
公開日 平成25年2月7日(2013.2.7)
登録日 平成27年6月19日(2015.6.19)
発明者
  • 谷村 嘉彦
  • 美留町 厚
出願人
  • 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
発明の名称 半導体放射線測定器
発明の概要 【課題】高性能でありながら比較的安価な、特に簡易型の放射線測定器においてはさらに乾電池等のバッテリーでも長時間連続使用が可能な、半導体放射線測定器を提供すること。
【解決手段】放射線センサー、増幅器、波高弁別器、及び波高弁別器からの出力パルス信号を計数する第一のカウンタを有し、第一のカウンタの計数値に所望の処理を行う演算処理装置を備えた半導体放射線測定器において、演算処理装置がさらに第二のカウンタを有し、第二のカウンタと増幅器の間に、その抵抗値が、波高弁別器の第一の弁別レベルよりも大きな第二の弁別レベルに設定されている弁別レベル調整用可変抵抗が接続されており、第一のカウンタ出力と第二のカウンタ出力の論理演算関係からγ線を検出する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


放射線測定器は、放射線センサーからの信号を増幅して、波高弁別器を用いて規定の電圧を超える信号を計数する。そして、その計数に基づいて次段の演算処理装置において放射線量を計算し、その計算結果に基づいて警報の発生や線量の画面表示を行う。一般的な放射線センサーとしては、シリコン光ダイオード、テルル化カドミウムなどの半導体(シリコン光ダイオードとシンチレータを組み合わせたものを含む)を用いたγ線用放射線測定器が良く知られている(特許文献1及び特許文献2)。



さらに、中性子と核反応を起こし荷電粒子を発生するコンバータ物質(6LiFなど)をセンサー表面に塗布することにより、ガンマ線よりも大きな信号を発生させ、一つのセンサーでγ線と中性子を測定する技術も知られている(特許文献3)。

産業上の利用分野


本発明は、乾電池等のバッテリーを用いて、長時間連続使用することを目的とする半導体放射線測定器に係り、特に、部品点数や消費電力の少ない簡易型の波高弁別器を備えた半導体放射線測定器に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
放射線を受けて微小信号を出力する放射線センサー素子と、該放射線センサー素子から の出力信号を増幅する増幅器と、該増幅器によって増幅された前記出力信号の波高を、第 一の弁別レベルを基準として弁別する波高弁別器と、該波高弁別器からの出力パルス信号を計数する第一のカウンタを有し、該第一のカウンタの計数値を用いて所望の処理を行う 演算処理装置を備えた半導体放射線測定器において、
前記演算処理装置さらに第二のカウンタを有し、該第二のカウンタと前記増幅器の間に直列に、その抵抗値が前記波高弁別器の第一の弁別レベルよりも大きな第二の弁別レベルに設定されている弁別レベル調整用可変抵抗が接続されており、
前記第二のカウンタの入力部がロジック信号の入力を判定するための閾電圧を有しており、該入力部に直列に接続された前記弁別レベル調整用可変抵抗と前記第二のカウンタの前記入力部の内部抵抗との比で前記増幅器の信号を減衰させることにより、ロジック信号判定用の前記閾電圧を第二の波高弁別レベルとして利用し、
前記演算処理装置は、前記第一のカウンタの計数値からγ線の線量を測定し、前記第一のカウンタと前記第二のカウンタが同時係数された場合には、その時の前記第一のカウンタの計数を除去することによってγ線の線量を測定することを特徴とする半導体放射線測定器。

【請求項2】
放射線を受けて微小信号を出力する、中性子有感物質が塗布された放射線センサー素子と、該放射線センサー素子からの出力信号を増幅する増幅器と、該増幅器によって増幅された前記出力信号の波高を、第一の弁別レベルを基準として弁別する波高弁別器と、該波 高弁別器からの出力パルス信号を計数する第一のカウンタを有し、該第一のカウンタの計 数値を用いて所望の処理を行う演算処理装置を備えた半導体放射線測定器において、
前記演算処理装置はさらに第二のカウンタを有し、該第二のカウンタと前記増幅器の間 に直列に、その抵抗値が前記波高弁別器の第一の弁別レベルよりも大きな第二の弁別レベルに設定されている弁別レベル調整用可変抵抗が接続されており、
前記第二のカウンタの入力部がロジック信号の入力を判定するための閾電圧を有しており、該入力部に直列に接続された前記弁別レベル調整用可変抵抗と前記第二のカウンタの前記入力部の内部抵抗との比で前記増幅器の信号を減衰させることにより、ロジック信号判定用の前記閾電圧を第二の波高弁別レベルとして利用し、
前記演算処理装置は、前記第一のカウンタの計数と同時に前記第二のカウンタの計数が行われた場合には、その時の前記第一のカウンタの計数を有効なものとして取扱い、その他の場合には前記第一のカウンタの計数を無効なものとして取扱うことによって、中性子線の線量を測定することを特徴とする半導体放射線測定器。
産業区分
  • 測定
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2011164392thum.jpg
出願権利状態 登録
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