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端末認証システム及び端末認証方法及びプログラム及び記録媒体

国内特許コード P130009110
掲載日 2013年4月18日
出願番号 特願2007-132478
公開番号 特開2008-287542
登録番号 特許第5093649号
出願日 平成19年5月18日(2007.5.18)
公開日 平成20年11月27日(2008.11.27)
登録日 平成24年9月28日(2012.9.28)
発明者
  • 木原 雅巳
  • 小野 定康
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 端末認証システム及び端末認証方法及びプログラム及び記録媒体
発明の概要

【課題】本発明は、特別な認証情報を用いずに短時間で正規ユーザを認証することを目的とする。
【解決手段】本発明は、通信ネットワーク10上の仮想地図を形成し、サーバ12a、12b、12c側又はクライアント11側からの接続要求コマンドの伝搬時間を測定することで、アクセスの要求やサービスの要求をしてきたクライアント11に対して予め登録されているクライアント11かどうかを認証することを特徴とする。さらに、複数のサーバ12a、12b、12cとクライアント11との間の仮想の距離によって仮想地図上の位置を特定し、予め特定した位置からのクライアント11かどうかを認証することを特徴とする。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


映像、静止画、音楽などのコンテンツを、通信ネットワーク経由で配信するサービスにおいて、コンテンツの配信を希望する個人もしくは端末が、正規の利用者であるかどうかを確認する技術が提案されている(例えば、特許文献1乃至3参照。)。



アクセスされる側の端末にユーザの位置情報を蓄積しておき、ユーザが衛星測位システムによって取得した位置情報を、アクセスされる側の端末が照合することで、認証を行っていた。この方法では、正確な位置の取得には、複数の衛星からの電波信号を受信することが必須である。屋外の受信でも、都心の高層ビルの陰などでは受信が妨げられ、位置精度が落ちる。さらに地下や屋内では、電波受信が完全に途絶え、位置情報が得られない場合があった。

【特許文献1】特開2007-4243号公報

【特許文献2】特開2006-108834号公報

【特許文献3】特開2006-252016号公報

産業上の利用分野


本発明は、サーバとクライアントとを備える通信ネットワークの認証方式に関し、特に、端末認証システム及び端末認証方法及びプログラム及び記録媒体に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
サーバがクライアントと1以上のルータを含む通信ネットワークで接続され、コンテンツを前記通信ネットワーク経由で前記クライアントに配信するサービスにおいて、前記クライアントが正規の利用者であるかどうかを認証する端末認証システムであって、
前記サーバは、
前記クライアントまでの往復転送遅延時間が予め記憶されている認証情報記憶手段と、
前記クライアントまでの往復転送遅延時間を取得する往復転送遅延時間取得手段と、
前記往復転送遅延時間取得手段の取得した往復転送遅延時間、前記認証情報記憶手段に記憶されている往復転送遅延時間の誤差範囲内にあることで照合を行う認証情報照合手段と、
前記クライアントまでの往復転送遅延時間をあらかじめ定められたタイミングで取得し、前記認証情報記憶手段に記憶されている往復転送遅延時間を、取得した往復転送遅延時間に更新する認証情報更新手段と、を備え
前記認証情報照合手段によって照合できたクライアントを正規の利用者であると認証してコンテンツを提供することを特徴とする端末認証システム。

【請求項2】
前記往復転送遅延時間取得手段は、前記クライアントまでの往復転送遅延時間を複数回取得し、
前記認証情報照合手段は、前記往復転送遅延時間取得手段の取得する往復転送遅延時間の平均値を算出し、当該平均値を、前記認証情報記憶手段に記憶されている往復転送遅延時間と照合することを特徴とする請求項1に記載の端末認証システム。

【請求項3】
前記認証情報照合手段は、さらに、前記往復転送遅延時間取得手段の取得する往復転送遅延時間の分散を算出し、前記平均値を中心とする当該分散の範囲を、前記認証情報記憶手段に記憶されている往復転送遅延時間と照合することを特徴とする請求項に記載の端末認証システム。

【請求項4】
2以上のサーバがクライアントと1以上のルータを含む通信ネットワークで接続され、コンテンツを前記通信ネットワーク経由で前記クライアントに配信するサービスにおいて、前記クライアントが正規の利用者であるかどうかを認証する端末認証システムであって、
前記サーバは、それぞれ、
前記クライアントまでの往復転送遅延時間を取得する往復転送遅延時間取得手段と、
前記往復転送遅延時間取得手段の取得した往復転送遅延時間を、前記サーバのうちのあらかじめ定められた認証用サーバへ送信する認証情報送信手段と、
前記クライアントまでの往復転送遅延時間をあらかじめ定められたタイミングで取得する最新転送遅延時間取得手段と、
前記最新転送遅延時間取得手段の取得した往復転送遅延時間を前記認証用サーバへ送信する最新転送遅延時間送信手段と、を備え、
前記認証用サーバは、
前記認証情報送信手段の送信する往復転送遅延時間を受信する往復転送遅延時間受信手段と、
前記通信ネットワーク内に接続されている前記サーバ及び前記クライアントの通信ネットワーク上の仮想位置を、前記サーバごとに記憶する認証情報記憶手段と、
前記往復転送遅延時間受信手段の受信した往復転送遅延時間を、前記サーバごとに蓄積する認証情報蓄積手段と、
前記認証情報蓄積手段の蓄積した往復転送遅延時間が2つ以上になった場合に、前記認証情報記憶手段を参照して前記認証情報蓄積手段の蓄積しているサーバの位置を抽出し、抽出した位置と往復転送遅延時間とから、前記認証情報蓄積手段の蓄積しているクライアントの位置を算出し、前記認証情報記憶手段に記憶されている位置と照合する認証情報照合手段と、
前記最新転送遅延時間送信手段の送信した往復転送遅延時間と、前記認証情報記憶手段に記憶されている前記サーバの位置を用いて、前記クライアントの位置を算出し、前記認証情報記憶手段に記憶されている前記クライアントの位置を、算出したクライアントの位置に更新する認証情報更新手段と、を備え
前記認証情報照合手段によって照合できたクライアントを正規の利用者であると認証してコンテンツを提供することを特徴とする端末認証システム。

【請求項5】
前記往復転送遅延時間取得手段は、前記クライアントまでの往復転送遅延時間を複数回取得し、取得した往復転送遅延時間の平均値を算出し、
前記認証情報送信手段は、前記往復転送遅延時間取得手段の算出する平均値を、前記往復転送遅延時間として前記サーバのうちのあらかじめ定められた認証用サーバへ送信することを特徴とする請求項に記載の端末認証システム。

【請求項6】
前記クライアントは、さらに、前記往復転送遅延時間取得手段の送信する転送遅延時間測定指示を受信すると、当該往復転送遅延時間取得手段へ応答信号を送信するクライアント応答信号送信手段を備え、
前記往復転送遅延時間取得手段は、さらに、転送遅延時間の測定を指示する転送遅延時間測定指示を前記クライアントに送信し、前記クライアント応答信号送信手段の送信する応答信号を受信すると、転送遅延時間測定指示を送信してから応答信号を受信するまでの時間を測定することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の端末認証システム。

【請求項7】
前記クライアントは、
転送遅延時間の測定を指示する転送遅延時間測定指示を前記サーバに送信するクライアント測定指示送信手段と、
前記サーバの送信する応答信号を受信し、前記クライアント測定指示送信手段が転送遅延時間測定指示を送信してから応答信号を受信するまでの時間を測定し、測定した時間を転送遅延時間として前記サーバへ送信するクライアント認証情報送信手段と、をさらに備え、
前記往復転送遅延時間取得手段は、さらに、前記クライアント測定指示送信手段の送信する転送遅延時間測定指示を受信すると、前記クライアント測定指示送信手段へ応答信号を送信し、前記クライアント認証情報送信手段の送信する転送遅延時間を受信する
ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の端末認証システム。

【請求項8】
前記転送遅延時間測定指示及び応答信号が、TCPレイヤのタイムスタンプを含むことを特徴とする請求項又はに記載の端末認証システム。

【請求項9】
サーバがクライアントと1以上のルータを含む通信ネットワークで接続され、コンテンツを前記通信ネットワーク経由で前記クライアントに配信するサービスにおいて、前記クライアントが正規の利用者であるかどうかを認証する端末認証システムに用いられる端末認証方法であって、
前記サーバが、前記クライアントまでの往復転送遅延時間をあらかじめ定められたタイミングで取得する往復転送遅延時間取得ステップと、
前記サーバが、前記往復転送遅延時間取得ステップで取得した往復転送遅延時間、前記クライアントまでの往復転送遅延時間が予め認証情報記憶手段に記憶されている往復転送遅延時間の誤差範囲内にあることで照合を行う認証情報照合ステップと、
を順に有し、
前記認証情報照合ステップにおいて照合できたクライアントを正規の利用者であると認証してコンテンツを提供することを特徴とする端末認証方法。

【請求項10】
2以上のサーバがクライアントと1以上のルータを含む通信ネットワークで接続され、コンテンツを前記通信ネットワーク経由で前記クライアントに配信するサービスにおいて、前記クライアントが正規の利用者であるかどうかを認証する端末認証システムに用いられる端末認証方法であって、
前記サーバのうちのあらかじめ定められた認証用サーバが、それぞれの前記サーバによって取得された前記クライアントまでの往復転送遅延時間をあらかじめ定められたタイミングで受信する往復転送遅延時間受信ステップと、
前記往復転送遅延時間受信ステップで受信した往復転送遅延時間と前記サーバの位置を用いて前記クライアントの位置を算出し、認証情報記憶手段に記憶されている前記クライアントの位置を、算出したクライアントの位置を、前記認証情報送信手段を備える前記サーバごとに蓄積する認証情報蓄積ステップと、
前記認証情報蓄積手段の蓄積した往復転送遅延時間が2つ以上になった場合に、前記通信ネットワーク内に接続されている前記サーバ及び前記クライアントの通信ネットワーク上の仮想位置が前記サーバごとに記憶されている認証情報記憶手段を参照して前記認証情報蓄積ステップで蓄積したサーバごとに位置を抽出し、抽出した位置と往復転送遅延時間とから、前記認証情報蓄積手段の蓄積しているクライアントの位置を算出し、前記認証情報記憶手段に記憶されている位置の誤差範囲内にあることで照合を行う認証情報照合ステップと、
を順に有し、
前記認証情報照合ステップにおいて照合できたクライアントを正規の利用者であると認証してコンテンツを提供することを特徴とする端末認証方法。

【請求項11】
請求項又は10に記載の端末認証方法をコンピュータに実行させるための端末認証プログラム。

【請求項12】
請求項11に記載の端末認証プログラムを記録したコンピュータ読出可能な記憶媒体。
産業区分
  • その他情報処理
  • 電信
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2007132478thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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