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端末認証システム及び端末認証方法及びプログラム及び記録媒体 実績あり

国内特許コード P130009111
掲載日 2013年4月18日
出願番号 特願2007-140088
公開番号 特開2008-293399
登録番号 特許第5322144号
出願日 平成19年5月28日(2007.5.28)
公開日 平成20年12月4日(2008.12.4)
登録日 平成25年7月26日(2013.7.26)
発明者
  • 木原 雅巳
  • 小野 定康
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 端末認証システム及び端末認証方法及びプログラム及び記録媒体 実績あり
発明の概要

【課題】本発明は、特別な認証情報を用いずに短時間で正規ユーザを認証することを目的とする。
【解決手段】本発明は、通信ネットワーク10上の仮想地図を形成し、サーバ12a、12b、12c側又はクライアント11側からの接続要求コマンドの伝搬時間を測定することで、アクセスの要求やサービスの要求をしてきたクライアント11に対して予め登録されているクライアント11かどうかを認証することを特徴とする。さらに、複数のサーバ12a、12b、12cとクライアント11との間の仮想の距離によって仮想地図上の位置を特定し、予め特定した位置からのクライアント11かどうかを認証することを特徴とする。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


映像、静止画、音楽などのコンテンツを、通信ネットワーク経由で配信するサービスにおいて、コンテンツの配信を希望する個人もしくは端末が、正規の利用者であるかどうかを確認する技術が提案されている(例えば、特許文献1乃至3参照。)。



アクセスされる側の端末にユーザの位置情報を蓄積しておき、ユーザが衛星測位システムによって取得した位置情報を、アクセスされる側の端末が照合することで、認証を行っていた。この方法では、正確な位置の取得には、複数の衛星からの電波信号を受信することが必須である。屋外の受信でも、都心の高層ビルの陰などでは受信が妨げられ、位置精度が落ちる。さらに地下や屋内では、電波受信が完全に途絶え、位置情報が得られない場合があった。

【特許文献1】特開2007-4243号公報

【特許文献2】特開2006-108834号公報

【特許文献3】特開2006-252016号公報

産業上の利用分野


本発明は、サーバとクライアントとを備える通信ネットワークの認証方式に関し、特に、端末認証システム及び端末認証方法及びプログラム及び記録媒体に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
クロック周波数の同期がとれた複数のサーバ及びクライアントが複数のルータを含む通信ネットワークで接続されている端末認証システムであって、
前記サーバは、
前記クライアントと前記サーバとの間の転送遅延時間を予め記憶している認証情報記憶手段と、
トラフィックが予め設定された一定値以下になったときに前記クライアントと前記サーバとの間の転送遅延時間を取得する転送遅延時間取得手段と、
前記転送遅延時間取得手段の取得した転送遅延時間を、前記認証情報記憶手段に記憶されている転送遅延時間と照合し、前記転送遅延時間取得手段の取得した転送遅延時間が前記認証情報記憶手段に記憶されている転送遅延時間の誤差の範囲内にあることによって、かつ、前記転送遅延時間取得手段の取得する転送遅延時間の数が予め定められた数になったことによって、前記クライアントが登録されたクライアントであることを認証する認証情報照合手段と、
を備えることを特徴とする端末認証システム。

【請求項2】
前記サーバは、それぞれ、前記転送遅延時間を予め定められたタイミングで取得し、前記認証情報記憶手段に記憶されている転送遅延時間を、取得した転送遅延時間に更新する認証情報更新手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の端末認証システム。

【請求項3】
前記転送遅延時間取得手段は、前記転送遅延時間を複数回取得し、
前記認証情報照合手段は、前記転送遅延時間取得手段の取得する転送遅延時間の平均値を算出し、当該平均値を、前記認証情報記憶手段に記憶されている転送遅延時間と照合することを特徴とする請求項1又は2に記載の端末認証システム。

【請求項4】
前記認証情報照合手段は、さらに、前記転送遅延時間取得手段の取得する転送遅延時間の分散を算出し、前記平均値を中心とする当該分散の範囲を、前記認証情報記憶手段に記憶されている転送遅延時間と照合することを特徴とする請求項3に記載の端末認証システム。

【請求項5】
クロック周波数の同期がとれた2以上のサーバ及びクライアントが複数のルータを含む通信ネットワークで接続されている端末認証システムであって、
前記サーバは、それぞれ、
トラフィックが予め設定された一定値以下になったときに前記クライアントと前記サーバとの間の転送遅延時間を取得する転送遅延時間取得手段と、
前記転送遅延時間取得手段の取得した転送遅延時間を、前記サーバのうちの予め定められた認証用サーバへ送信する認証情報送信手段と、を備え、
前記認証用サーバは、さらに、
前記認証情報送信手段の送信する転送遅延時間を受信する転送遅延時間受信手段と、
前記通信ネットワーク内に接続されている前記サーバ及び前記クライアントの通信ネットワーク上の仮想位置を、前記サーバごとに記憶する認証情報記憶手段と、
前記転送遅延時間受信手段の受信した転送遅延時間を、前記サーバごとに蓄積する認証情報蓄積手段と、
前記認証情報蓄積手段の蓄積した転送遅延時間が2つ以上になった場合に、前記認証情報記憶手段を参照して、前記転送遅延時間取得手段の取得した転送遅延時間が前記認証情報記憶手段に記憶されている転送遅延時間の誤差の範囲内にあることによって、かつ、前記転送遅延時間取得手段の取得する転送遅延時間の数が予め定められた数になったことによって、前記クライアントが登録されたクライアントであることを認証する認証情報照合手段と、
を備えることを特徴とする端末認証システム。

【請求項6】
前記サーバは、それぞれ、さらに、
前記転送遅延時間を予め定められたタイミングで取得する最新転送遅延時間取得手段と、
前記最新転送遅延時間取得手段の取得した転送遅延時間を前記認証用サーバへ送信する最新転送遅延時間送信手段と、を備え、
前記認証用サーバは、さらに、
前記最新転送遅延時間送信手段の送信した転送遅延時間と、前記認証情報記憶手段に記憶されている前記サーバの位置を用いて、前記クライアントの位置を算出し、前記認証情報記憶手段に記憶されている前記クライアントの位置を、算出したクライアントの位置に更新する認証情報更新手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の端末認証システム。

【請求項7】
前記転送遅延時間取得手段は、前記転送遅延時間を複数回取得し、取得した転送遅延時間の平均値を算出し、
前記認証情報送信手段は、前記転送遅延時間取得手段の算出する平均値を、前記転送遅延時間として前記サーバのうちの予め定められた認証用サーバへ送信することを特徴とする請求項5又は6に記載の端末認証システム。

【請求項8】
前記転送遅延時間取得手段は、前記クライアントの時刻を送信する指示を前記クライアントに送信し、前記クライアントから受信する前記クライアントの時刻と前記サーバの時刻との時間差を測定し、当該時間差を前記クライアントから前記サーバまでの転送遅延時間として取得し、
前記クライアントは、前記クライアントの時刻を送信する指示を前記転送遅延時間取得手段から受信すると、当該転送遅延時間取得手段へ前記クライアントの時刻を送信するクライアント応答信号送信手段を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の端末認証システム。

【請求項9】
前記転送遅延時間取得手段は、前記サーバの時刻を送信する指示を前記クライアントから受信すると、前記クライアントに前記サーバの時刻を送信し、前記クライアントの受信した前記サーバの時刻と前記クライアントの時刻との時間差を前記クライアントに送信させ、当該時間差から前記サーバから前記クライアントまでの転送遅延時間として取得し、
前記クライアントは、
前記サーバの時刻を送信する指示を前記サーバに送信するクライアント測定指示送信手段と、
前記サーバから前記サーバの時刻を受信し、前記サーバの時刻と前記クライアントの時刻との時間差を測定し、当該時間差を前記サーバへ送信するクライアント認証情報送信手段と、
を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の端末認証システム。

【請求項10】
前記サーバと前記クライアントとの間にはTCPレイヤでの通信が行われ、肯定応答信号(ACK)に、TCPレイヤのタイムスタンプを含むことを特徴とする請求項8又は9に記載の端末認証システム。

【請求項11】
前記サーバ及び前記クライアントは時刻の同期がとれていることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の端末認証システム。

【請求項12】
クロック周波数の同期がとれた複数のサーバ及びクライアントが複数のルータを含む通信ネットワークで接続されている端末認証システムに用いられる端末認証方法であって、
トラフィックが予め設定された一定値以下になった前記サーバが、前記サーバと前記クライアントとの間の転送遅延時間を取得する転送遅延時間取得ステップと、
前記サーバが、前記転送遅延時間取得ステップで取得した転送遅延時間を、前記サーバとクライアントとの間の転送遅延時間が予め記憶されている認証情報記憶手段に記憶されている転送遅延時間と照合し、前記転送遅延時間取得手段の取得した転送遅延時間が前記認証情報記憶手段に記憶されている転送遅延時間の誤差の範囲内にあることによって、かつ、前記転送遅延時間取得ステップで取得した転送遅延時間の数が予め定められた数になったことによって、前記クライアントが登録されたクライアントであることを認証する認証情報照合ステップと、
を順に有することを特徴とする端末認証方法。

【請求項13】
クロック周波数の同期がとれた2以上のサーバ及びクライアントが複数のルータを含む通信ネットワークで接続されている端末認証システムに用いられる端末認証方法であって、
前記サーバのうちの予め定められた認証用サーバが、それぞれのトラフィックが予め設定された一定値以下になった前記サーバによって取得された前記サーバと前記クライアントとの間の転送遅延時間を受信する転送遅延時間受信ステップと、
前記転送遅延時間受信ステップで受信した転送遅延時間を、前記認証情報送信手段を備える前記サーバごとに蓄積する認証情報蓄積ステップと、
前記認証情報蓄積手段の蓄積した転送遅延時間が2つ以上になった場合に、前記通信ネットワーク内に接続されている前記サーバ及び前記クライアントの通信ネットワーク上の仮想位置が前記サーバごとに記憶されている認証情報記憶手段を参照して、前記転送遅延時間取得ステップで取得した転送遅延時間が前記認証情報記憶ステップで記憶した転送遅延時間の誤差の範囲内にあることによって、かつ、前記転送遅延時間取得ステップで取得した転送遅延時間の数が予め定められた数になったことによって、前記クライアントが登録されたクライアントであることを認証する認証情報照合ステップと、
を順に有することを特徴とする端末認証方法。

【請求項14】
請求項12又は13に記載の端末認証方法をコンピュータに実行させるための端末認証プログラム。

【請求項15】
請求項14に記載の端末認証プログラムを記録したコンピュータ読出可能な記憶媒体。
産業区分
  • その他情報処理
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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