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多孔質立体構造体及びその利用 新技術説明会

国内特許コード P130009123
掲載日 2013年4月18日
出願番号 特願2011-020856
公開番号 特開2012-157629
登録番号 特許第5875034号
出願日 平成23年2月2日(2011.2.2)
公開日 平成24年8月23日(2012.8.23)
登録日 平成28年1月29日(2016.1.29)
発明者
  • 深瀬 康公
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 多孔質立体構造体及びその利用 新技術説明会
発明の概要 【課題】細胞培養条件である水分存在下でもその立体構造を保持し、かつ生体適合性のある、三次元細胞培養用足場材として有用な立体構造体を提供する。
【解決手段】コラーゲン繊維で形成された多孔質立体構造体の表面に、α-トリカルシウムジホスフェート、カルシウムモノハイドロゲンホスフェート及びテトラカルシウムジホスフェートから選ばれる2種以上のリン酸カルシウム化合物と水溶性セルロース誘導体を含有する組成物を水和反応させて得られるヒドロキシアパタイトをコーティングしてなる多孔質立体構造体。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


外科手術のうち骨切除を伴う手術において、あるいは歯根再生術においては、欠損部に補填材、充填材と称される構造体が必要になる。これらの充填材としては、α-トリカルシウムジホスフェート(α-TCP)、β-リン酸3カルシウム(β-TCP)、ハイドロキシアパタイトなどの骨組織親和性充填材が用いられている(非特許文献1~3)。



また、骨の再生医療においては、生体外で充填材や足場材に骨髄細胞や前駆細胞を付着させ、培養することにより三次元細胞培養した構造体を得、これを移植する手術も研究されている。このような三次元細胞培養における足場材としては、チタン、チタン合金、セラミックス等(特許文献1、2)の他、コラーゲン繊維が広く用いられている。このうち、コラーゲン繊維は、生体適合性の点で特に優れており、最も広く用いられている。

産業上の利用分野


本発明は、表面がヒドロキシアパタイトでコーティングされた多孔質立体構造体、これを有する三次元細胞培養用足場材及び骨再生材料に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
コラーゲン繊維で形成された多孔質立体構造体の表面に、α-トリカルシウムジホスフェート、カルシウムモノハイドロゲンホスフェート及びテトラカルシウムジホスフェートから選ばれる2種以上のリン酸カルシウム化合物と水溶性セルロース誘導体を含有する粉体状組成物を塗布した後、30~40℃で水蒸気処理して当該表面上でヒドロキシアパタイトを形成させることを特徴とする、表面がヒドロキシアパタイトコーティングされた多孔質立体構造体の製造法

【請求項2】
前記コラーゲン繊維で形成された立体構造体が、ハニカム構造を有するコラーゲンスポンジである請求項1記載の多孔質立体構造体の製造法

【請求項3】
前記水溶性セルロース誘導体が、ヒドロキシアルキルセルロースである請求項1又は2記載の多孔質立体構造体の製造法

【請求項4】
コラーゲン繊維で形成された多孔質立体構造体の表面に、α-トリカルシウムジホスフェート、カルシウムモノハイドロゲンホスフェート及びテトラカルシウムジホスフェートから選ばれる2種以上のリン酸カルシウム化合物と水溶性セルロース誘導体を含有する粉体状組成物を塗布した後、30~40℃で水蒸気処理して当該表面上でヒドロキシアパタイトを形成させることを特徴とする、表面がヒドロキシアパタイトでコーティングされた多孔質立体構造体からなる三次元細胞培養用足場材の製造法

【請求項5】
前記コラーゲン繊維で形成された立体構造体が、ハニカム構造を有するコラーゲンスポンジである請求項4記載の三次元細胞培養用足場材の製造法

【請求項6】
前記水溶性セルロース誘導体が、ヒドロキシアルキルセルロースである請求項4又は5記載の三次元細胞培養用足場材の製造法

【請求項7】
コラーゲン繊維で形成された多孔質立体構造体の表面に、α-トリカルシウムジホスフェート、カルシウムモノハイドロゲンホスフェート及びテトラカルシウムジホスフェートから選ばれる2種以上のリン酸カルシウム化合物と水溶性セルロース誘導体を含有する粉体状組成物を塗布した後、30~40℃で水蒸気処理して当該表面上でヒドロキシアパタイトを形成させることを特徴とする、表面がヒドロキシアパタイトでコーティングされた多孔質立体構造体からなる骨再生材料の製造法

【請求項8】
前記コラーゲン繊維で形成された立体構造体が、ハニカム構造を有するコラーゲンスポンジである請求項7記載の骨再生材料の製造法

【請求項9】
前記水溶性セルロース誘導体が、ヒドロキシアルキルセルロースである請求項7又は8記載の骨再生材料の製造法
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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