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アポトーシス誘導剤

国内特許コード P130009152
掲載日 2013年4月18日
出願番号 特願2011-528910
登録番号 特許第5786266号
出願日 平成22年8月25日(2010.8.25)
登録日 平成27年8月7日(2015.8.7)
国際出願番号 JP2010064857
国際公開番号 WO2011025050
国際出願日 平成22年8月25日(2010.8.25)
国際公開日 平成23年3月3日(2011.3.3)
優先権データ
  • 特願2009-194747 (2009.8.25) JP
発明者
  • 日臺 智明
  • 北野 尚孝
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 アポトーシス誘導剤
発明の概要 本発明は、腫瘍細胞等を含む各種細胞に対して簡便にアポトーシスを誘導することができるアポトーシス誘導剤等を提供する。本発明のアポトーシス誘導剤は、以下の(a)又は(b)のペプチド、その誘導体又はこれらの塩を含むことを特徴とする。(a)式:C-X-D-X-X-X-X-Y-X-C-X-C (I)で示されるアミノ酸配列を含むペプチド。(b)上記式(I)で示されるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列を含み、かつ、アポトーシス誘導活性を有するペプチド。
従来技術、競合技術の概要


アポトーシスは、細胞死の形態の一つであり、特に細胞内の核の破壊を伴う細胞死のことを言う。これまで、癌細胞におけるアポトーシスの死分子機構としては、カルシウム経路、死のシグナル経路、セラミド経路、ミトコンドリア経路、及びp53アポトーシス経路の5つの経路を介して誘導される分子機構が知られている(例えば、「橋本嘉幸、新アポトーシスの分子医学、羊土社、2001年4月、10-58頁」参照)。
アポトーシスを誘導する物質は数多く知られており、臨床医学ではマイトマイシンやタキソールなどの抗がん剤が使用されている。これらの人工物以外に、生体にはFasL(Fas ligand)やTNFαのようなアポトーシスを誘導するタンパクが存在している。これら人工、自然のアポトーシス誘導物質を用いて、がん細胞のように人体に有害な細胞を死に至らしめることが可能である。上述したように、化学療法に使用される抗がん剤も、遺伝子療法についての研究が進みつつあるFasLも、この原理を適用している。化学療法では、健常組織への副作用が治療の障害となるため、病巣にのみ効果を及ぼすことを期待して、病巣への遺伝子導入による遺伝子治療が検討されている。しかしながら、実際に遺伝子が導入される細胞は、通常、病巣にある細胞のうちの一部分であり、また遺伝子を導入された病的細胞はその後死滅し、治療効果のあるタンパク質等は当該細胞からそれ以上産生されないため、結果的に、遺伝子治療の効果は部分的なものになる場合が多い。そのため、残存する病的細胞には、繰り返し遺伝子導入を行う必要が出てくる。また、最初の遺伝子導入により遺伝子が導入されなかった細胞は、導入を受けにくい特性を有している可能性があり、治療の妨げとなる。

産業上の利用分野


本発明は、アポトーシス誘導剤等に関する。詳しくは、腫瘍細胞等を含む各種細胞に対してアポトーシスを誘導するアポトーシス誘導剤等に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
配列番号7、配列番号42、若しくは配列番号25に示されるアミノ酸配列からなるペプチド、又はこれらの塩を含むことを特徴とする、アポトーシス誘導剤。

【請求項2】
ヒト生体外における目的の細胞又は細胞集団に対して請求項1記載の誘導剤を作用させる工程を含む、アポトーシス誘導方法。

【請求項3】
前記工程が、ヒト生体外における目的の細胞又は細胞集団に前記誘導剤を接触させる工程である、請求項記載の方法。

【請求項4】
請求項1記載の誘導剤を含む、抗腫瘍剤の抗腫瘍効果増強剤。
産業区分
  • 高分子化合物
  • 薬品
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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