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旋律編集装置、旋律編集方法及び旋律編集プログラム

国内特許コード P130009171
掲載日 2013年4月19日
出願番号 特願2012-046062
公開番号 特開2013-182133
登録番号 特許第5835709号
出願日 平成24年3月2日(2012.3.2)
公開日 平成25年9月12日(2013.9.12)
登録日 平成27年11月13日(2015.11.13)
発明者
  • 北原 鉄朗
  • 土屋 裕一
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 旋律編集装置、旋律編集方法及び旋律編集プログラム
発明の概要 【課題】音楽の非専門家であっても、大まかなイメージで曲の旋律を容易に編集可能な旋律編集装置を提供する。
【解決手段】曲の旋律を編集するための旋律編集装置は、時系列変換部10と第1フーリエ変換部20と旋律包絡生成部30と旋律包絡編集部40と第2フーリエ変換部50と時系列データ生成部60と出力部70とからなる。旋律包絡生成部30は、第1フーリエ変換部20により生成されるフーリエ係数から所定の低次側の次数までのフーリエ係数を抽出し逆フーリエ変換を行うことで、入力される旋律の大まかな時系列データである旋律包絡を生成すると共に、残りの次数のフーリエ係数を保持する。時系列データ生成部60は、第2フーリエ変換部50により生成される編集後の旋律包絡のフーリエ係数と、旋律包絡生成部30により保持される残りの次数のフーリエ係数とを結合し、逆フーリエ変換を行うことで編集後の音高の時系列データを生成する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


従来の曲や音声等の編集を行うための技術としては、例えば特許文献1が挙げられる。これは、曲の各音の周波数、大きさ、時間の長さ等を関数としてデジタル化し、デジタル化した旋律をグラフ形式で表示するものである。編集者はそのグラフを編集することにより、曲を編集(改変)するものである。



また、フーリエ変換及び逆フーリエ変換を用いて音声を編集する従来技術としては、例えば特許文献2が挙げられる。ここでは、所要の音声波形に対し、一周期波形をフーリエ変換し、変換結果の各次数の振動波形の振幅を変えずに位相を一定として逆フーリエ変換を行うものである。このような音声素片データにより合成音声の雑音感を低減するものである。

産業上の利用分野


本発明は旋律編集装置、旋律編集方法及び旋律編集プログラムに関し、特に、曲の旋律を任意に編集可能な旋律編集装置、旋律編集方法及び旋律編集プログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
曲の旋律を編集するための旋律編集装置であって、該旋律編集装置は、
入力される旋律を音高の時系列データに変換する時系列変換部と、
前記時系列変換部により変換される時系列データをフーリエ変換し、所定の次数のフーリエ係数を生成する第1フーリエ変換部と、
前記第1フーリエ変換部により生成されるフーリエ係数から所定の低次側の次数までのフーリエ係数を抽出し逆フーリエ変換を行うことで、入力される旋律の大まかな時系列データである旋律包絡を生成すると共に、残りの次数のフーリエ係数を保持する旋律包絡生成部と、
前記旋律包絡生成部により生成される旋律包絡を任意に編集可能な旋律包絡編集部と、
前記旋律包絡編集部により編集される旋律包絡をフーリエ変換し、編集後の旋律包絡のフーリエ係数を生成する第2フーリエ変換部と、
前記第2フーリエ変換部により生成される編集後の旋律包絡のフーリエ係数と、旋律包絡生成部により保持される残りの次数のフーリエ係数とを結合し、逆フーリエ変換を行うことで編集後の音高の時系列データを生成する時系列データ生成部と、
前記時系列データ生成部により生成される音高の時系列データに基づき、編集後の旋律を出力する出力部と、
を具備することを特徴とする旋律編集装置。

【請求項2】
請求項1に記載の旋律編集装置において、前記出力部は、入力される旋律の各音符の発音時刻及び消音時刻を基に、時系列データ生成部により生成される編集後の音高の時系列データを、各音符の発音時刻から消音時刻までの音高の平均値を各音符の音高として、編集後の旋律を出力することを特徴とする旋律編集装置。

【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の旋律編集装置において、前記出力部は、曲の調に応じて出現する音高の出現確率に基づき、時系列データ生成部により生成される音高の時系列データを補正した上で、編集後の旋律を出力することを特徴とする旋律編集装置。

【請求項4】
請求項1乃至請求項3の何れかに記載の旋律編集装置において、旋律包絡生成部は、旋律包絡の細かさが調整可能なように、抽出する所定の低次側のフーリエ係数の次数を選択的に調整可能に構成されることを特徴とする旋律編集装置。

【請求項5】
請求項1乃至請求項4の何れかに記載の旋律編集装置をコンピュータで実現するための旋律編集プログラムであって、コンピュータを上記各部として機能させるための旋律編集プログラム。

【請求項6】
曲の旋律を編集するための旋律編集方法であって、該旋律編集方法は、
入力される旋律を音高の時系列データに変換する時系列変換過程と、
前記時系列変換過程により変換される時系列データをフーリエ変換し、所定の次数のフーリエ係数を生成する第1フーリエ変換過程と、
前記第1フーリエ変換過程により生成されるフーリエ係数から所定の低次側の次数までのフーリエ係数を抽出し逆フーリエ変換を行うことで、入力される旋律の大まかな時系列データである旋律包絡を生成すると共に、残りの次数のフーリエ係数を保持する旋律包絡生成過程と、
前記旋律包絡生成過程により生成される旋律包絡を任意に編集可能な旋律包絡編集過程と、
前記旋律包絡編集過程により編集される旋律包絡をフーリエ変換し、編集後の旋律包絡のフーリエ係数を生成する第2フーリエ変換過程と、
前記第2フーリエ変換過程により生成される編集後の旋律包絡のフーリエ係数と、旋律包絡生成過程により保持される残りの次数のフーリエ係数とを結合し、逆フーリエ変換を行うことで編集後の音高の時系列データを生成する時系列データ生成過程と、
前記時系列データ生成過程により生成される音高の時系列データに基づき、編集後の旋律を出力する出力過程と、
を具備することを特徴とする旋律編集方法。
産業区分
  • 運動娯楽用
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012046062thum.jpg
出願権利状態 登録
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