TOP > 国内特許検索 > ホタテ貝由来の機能性組成物及びその製造方法

ホタテ貝由来の機能性組成物及びその製造方法 UPDATE

国内特許コード P130009250
整理番号 J158
掲載日 2013年5月13日
出願番号 特願2013-028768
公開番号 特開2013-189431
登録番号 特許第6149225号
出願日 平成25年2月18日(2013.2.18)
公開日 平成25年9月26日(2013.9.26)
登録日 平成29年6月2日(2017.6.2)
優先権データ
  • 特願2012-031536 (2012.2.16) JP
発明者
  • 山▲崎▼ 雅夫
  • 大石 祐一
出願人
  • 学校法人東京農業大学
発明の名称 ホタテ貝由来の機能性組成物及びその製造方法 UPDATE
発明の概要 【課題】ホタテ貝柱又は軟体部の有効成分を付加価値が高い形で利用することができるホタテ貝由来の機能性組成物及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】ホタテ原貝を水煮以外の処理によって開殻し貝柱を摘出する開殻・摘出工程と、摘出した貝柱を水煮する水煮工程と、水煮した貝柱を塩化ナトリウム含有水溶液に浸漬する塩水浸漬工程と、塩水浸漬後の貝柱を過熱水蒸気によって焙乾する焙乾工程と、焙乾した貝柱を乾燥及びあん蒸する乾燥及びあん蒸工程と、を有するホタテ干し貝柱の製造工程によって得られるホタテ貝由来の機能性組成物であって、前記貝柱摘出工程によって得られる溶出液、前記水煮工程によって得られた水煮液、前記塩水浸漬工程によって得られた塩水浸漬液又は前記焙乾工程によって得られた蒸煮液のうち少なくとも1つを含有することを特徴とする、ホタテ貝由来の機能性組成物及びその製造方法によって解決する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


ホタテ干し貝柱は、オホーツク海沿岸地域の主要な水産加工産品の一つであり、該地域ではホタテ加工業が重要な基幹産業となっている。



従来、ホタテ干し貝柱の製造は、特開平11-42051号公報(特許文献1)に記載されているように、「原貝洗浄」、「水煮(一番煮)」、「貝柱摘出」、「塩水煮(二番煮)」、「焙乾」、「乾燥及びあん蒸」、「選別」、「計量及び包装」の各工程によって行われている(以下「伝統製法」という。)。



しかし、伝統製法では、一番煮及び二番煮によって、ホタテ貝柱に含まれる呈味成分の多くが煮汁に溶出してしまうといった問題があった。そこで、本発明者らは、二番煮することなくホタテ貝柱を特定の塩化ナトリウムを含む水溶液に浸漬した後、焙乾、乾燥及びあん蒸を行うことで旨味が多く、外観品質の一つである色調が優れたホタテ干し貝柱の生産方法を提案した(特許文献2)。



また、伝統製法では、ホタテ干し貝柱の製造に長期間を必要とするが、本発明者らは、過熱水蒸気による焙乾(以下「SHS焙乾」という。)によって製造期間を短縮する方法を提案した(特許文献3)。



さらに、伝統製法では、熟練技術者のノウハウによってホタテ干し貝柱の色調が適当に調整されるが、本発明者らは、乾燥及びあん蒸気において温度及び湿度を一定に調整することで熟練技術者のノウハウなしにホタテ干し貝柱の色調を簡便に調整できる方法を提案した(特許文献4)。

産業上の利用分野


本発明は、ホタテ貝由来の機能性組成物及びその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ホタテ原貝を水煮以外の処理によって開殻し貝柱を摘出する開殻・摘出工程と、摘出した貝柱を水煮する水煮工程と、水煮した貝柱を塩化ナトリウム含有水溶液に浸漬する塩水浸漬工程と、塩水浸漬後の貝柱を過熱水蒸気によって焙乾する焙乾工程と、焙乾した貝柱を乾燥及びあん蒸する乾燥及びあん蒸工程と、を有するホタテ干し貝柱又はソフト貝柱の製造工程において、
前記開殻・摘出工程が、水蒸気による加熱処理によって行われ、
前記開殻・摘出工程によって得られる溶出液、前記水煮工程によって得られる水煮液、前記塩水浸漬工程によって得られる塩水浸漬液又は前記焙乾工程によって得られる蒸煮液のうち少なくとも1つを回収して原料に用いることを特徴とする、
ホタテ貝由来の機能性組成物の製造方法。

【請求項2】
前記溶出液を濃縮する工程を有する、
請求項に記載のホタテ貝由来の機能性組成物の製造方法。

【請求項3】
前記水煮液を濃縮する工程を有する、
請求項に記載のホタテ貝由来の機能性組成物の製造方法。

【請求項4】
前記塩水浸漬液を濃縮する工程を有する、
請求項に記載のホタテ貝由来の機能性組成物の製造方法。

【請求項5】
前記蒸煮液を濃縮する工程を有する、
請求項に記載のホタテ貝由来の機能性組成物の製造方法。

【請求項6】
さらに、前記ホタテ貝由来の機能性組成物を粉末化する工程を有する、請求項のいずれか1項に記載のホタテ貝由来の機能性組成物の製造方法。

【請求項7】
前記水蒸気による加熱処理が、部分的にホタテ貝殻の外表面の貝柱接着部に対応する部位を加熱することによって行われる、
請求項1~6のいずれか1項に記載のホタテ貝由来の機能性組成物の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2013028768thum.jpg
出願権利状態 登録


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close