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対称性喪失レベルの定量的把握方法及び定量的把握装置 新技術説明会

国内特許コード P130009344
整理番号 11054
掲載日 2013年6月12日
出願番号 特願2012-002363
公開番号 特開2013-142976
登録番号 特許第5912541号
出願日 平成24年1月10日(2012.1.10)
公開日 平成25年7月22日(2013.7.22)
登録日 平成28年4月8日(2016.4.8)
発明者
  • 有尾 一郎
出願人
  • 国立大学法人広島大学
発明の名称 対称性喪失レベルの定量的把握方法及び定量的把握装置 新技術説明会
発明の概要 【課題】対称性を持つ構造に乱れが生じている場合に、その乱れに起因する対称性喪失のレベルを定量的に把握できるようにする。
【解決手段】測定対象物から配列情報を取得して行列化すると共に、前記測定対象物に乱れが生じていない場合の基本構造を表す行列を抽出する。前記基本構造を表す行列を対角化する行列である変換フィルタを求める。行列化された前記測定対象物の前記配列情報に変換フィルタを適用し、ブロック行列に分解する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


古典的な対称性の研究は、静的な現象を前提として、対象とする系に対称性が存在するか否かということに力点がおかれてきた。



物理学では、対称性が低下することは「対称性の自発的破れ」又は単に「対称性の破れ」と呼ばれ、レイリー・ベナール対流やクエット・テイラーの実験などが知られている。



静力学の分野における分岐階層構造の研究においては、系はその対称性の部分群に階層的に支配されていることが明らかにされ、構造解析に群の標準分解定理を取り入れた群論的分岐理論への展開が行われてきた(非特許文献1~4参照)。

産業上の利用分野


本発明は、例えば周期対称性を持つ材料や構造における隠れた対称性のレベルを定量的に把握する方法及び装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
測定対象物から配列情報を取得して行列化すると共に、前記測定対象物に乱れが生じていない場合の基本構造を表す行列を抽出する工程aと、
前記基本構造を表す行列を対角化する行列である変換フィルタを求める工程bと、
行列化された前記測定対象物の前記配列情報に変換フィルタを適用し、ブロック行列に分解する工程cと
前記ブロック行列の個数と大きさから前記測定対象物の対称性喪失レベルを判別する工程dとを備えていることを特徴とする対称性喪失レベルの定量的把握方法。

【請求項2】
請求項1に記載の対称性喪失レベルの定量的把握方法において、
前記測定対象物は、規則的に配列された複数の粒子の一部が他の粒子又は空洞に置換された構造を持つことを特徴とする対称性喪失レベルの定量的把握方法。

【請求項3】
請求項1に記載の対称性喪失レベルの定量的把握方法において、
前記測定対象物は、複数の貫通孔が規則的に配列されたシート状構造を持つことを特徴とする対称性喪失レベルの定量的把握方法。

【請求項4】
測定対象物から配列情報を取得して行列化すると共に、前記測定対象物に乱れが生じていない場合の基本構造を表す行列を抽出する手段Aと、
前記基本構造を表す行列を対角化する行列である変換フィルタを求める手段Bと、
行列化された前記測定対象物の前記配列情報に変換フィルタを適用し、ブロック行列に分解する手段Cと、
前記ブロック行列の個数と大きさから前記測定対象物の対称性喪失レベルを判別する手段Dとを備えていることを特徴とする対称性喪失レベルの定量的把握装置。

【請求項5】
請求項4に記載の対称性喪失レベルの定量的把握装置において、
前記測定対象物は、規則的に配列された複数の粒子の一部が他の粒子又は空洞に置換された構造を持つことを特徴とする対称性喪失レベルの定量的把握装置。

【請求項6】
請求項4に記載の対称性喪失レベルの定量的把握装置において、
前記測定対象物は、複数の貫通孔が規則的に配列されたシート状構造を持つことを特徴とする対称性喪失レベルの定量的把握装置。

【請求項7】
コンピュータを、測定対象物から配列情報を取得して行列化すると共に、前記測定対象物に乱れが生じていない場合の基本構造を表す行列を抽出する手段A、前記基本構造を表す行列を対角化する行列である変換フィルタを求める手段B、行列化された前記測定対象物の前記配列情報に変換フィルタを適用し、ブロック行列に分解する手段C、及び、前記ブロック行列の個数と大きさから前記測定対象物の対称性喪失レベルを判別する手段Dとして機能させるためのプログラム。

【請求項8】
請求項7に記載のプログラムにおいて、
前記測定対象物は、規則的に配列された複数の粒子の一部が他の粒子又は空洞に置換された構造を持つことを特徴とするプログラム。

【請求項9】
請求項7に記載のプログラムにおいて、
前記測定対象物は、複数の貫通孔が規則的に配列されたシート状構造を持つことを特徴とするプログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012002363thum.jpg
出願権利状態 登録


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