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新規ポリペプチドおよびそのポリペプチドをコードするポリヌクレオチド、並びにその利用

国内特許コード P130009374
整理番号 10116-1
掲載日 2013年6月14日
出願番号 特願2012-032205
公開番号 特開2012-213382
登録番号 特許第5892489号
出願日 平成24年2月16日(2012.2.16)
公開日 平成24年11月8日(2012.11.8)
登録日 平成28年3月4日(2016.3.4)
優先権データ
  • 特願2011-080591 (2011.3.31) JP
発明者
  • 堀 貫治
  • 平山 真
出願人
  • 国立大学法人広島大学
発明の名称 新規ポリペプチドおよびそのポリペプチドをコードするポリヌクレオチド、並びにその利用
発明の概要 【課題】高マンノース型の糖鎖と高い親和性を有する新規ポリペプチド、およびそのポリペプチドをコードするポリヌクレオチド、並びにそれらの代表的利用を提供する。
【解決手段】食用紅藻であるトサカノリ(Meristothecapapulosa)由来の高マンノース型糖鎖と結合するポリペプチドであって、特定な配列からなるアミノ酸配列;または(b)特定な配列からなるアミノ酸配列において、1個もしくは数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入、もしくは付加されたアミノ酸配列、からなる坑ウイルス剤。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


ヒト免疫不全ウイルス(以下「HIV」)、インフルエンザウイルス、C型肝炎ウイルス(以下「HCV」)、エボラウイルス、ヒトヘルペスウイルス6(以下「HHV-6」)、重症急性呼吸症候群(以下「SARS」)ウイルスなどのウイルスは、しばしば人体に対して重篤な症状を惹起し、その感染拡大が社会問題ともなっていることから、効果的に感染を阻害する薬剤の開発が望まれている。これらのウイルスは、表面に高マンノース型糖鎖を有し、これが宿主への感染に重要な役割を果たすことが知られている(例えば、非特許文献1)。そのため、これらのウイルスが備える高マンノース型糖鎖への結合能を有する物質は、上記ウイルスに対する感染阻害剤として機能することが期待できる。



これまでに、海藻類または藻類(淡水産藍藻)から多くの種類のレクチンが単離され、その生化学的性質が明らかにされている。上記レクチンの一部は、HIV、インフルエンザウイルス等の上述のウイルスに特異的に結合することが知られている(非特許文献2~12)。



他にも、レクチンとHIVとの結合に関する発明として、例えば、ConAなどのレクチンが結合した疎水性基材からなる微粒子担体にHIVまたはその一部のタンパクもしくはペプチドを捕捉してなる微粒子を含有するエイズワクチン(特許文献1)、GNAなどのレクチンを固定した多孔性中空糸膜に血液を通過させ、ウイルスに感染した個体の血液中のウイルス粒子及びそのレクチン結合性フラグメントを減じる方法(特許文献2)、癌患者における感染症の予防および/または処置用の医薬の製造において、マンナン結合レクチンサブユニット等を含むマンナン結合レクチンオリゴマーを含有する組成物を使用する発明(特許文献3)、スクシニル-コンカナバリンAなどのレクチンを結合成分として用い、ウイルス粒子を含んでなるサンプルのウイルス力価を高める方法(特許文献4)などが知られている。

産業上の利用分野


本発明は、高マンノース型糖鎖と高い親和性を有する新規ポリペプチド、およびそのポリペプチドをコードするポリヌクレオチド、並びにそれらの代表的利用に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
高マンノース型糖鎖と結合するポリペプチドであって、
(a)配列番号2に示されるアミノ酸配列;または
(b)配列番号2に示されるアミノ酸配列において、1個もしくは数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入、もしくは付加されたアミノ酸配列、
からなることを特徴とするポリペプチド。

【請求項2】
請求項1に記載のポリペプチドをコードすることを特徴とするポリヌクレオチド。

【請求項3】
下記の(a)または(b)のいずれかであることを特徴とする請求項2に記載のポリヌクレオチド:
(a)配列番号1に示される塩基配列からなるポリヌクレオチド;または
(b)以下の(i)もしくは(ii)のいずれかとストリンジェントな条件下でハイブリダイズするポリヌクレオチド:
(i)配列番号1に示される塩基配列からなるポリヌクレオチド;もしくは
(ii)配列番号1に示される塩基配列と相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチド。

【請求項4】
請求項1に記載のポリペプチドが固定されてなることを特徴とするウイルス除去膜。

【請求項5】
請求項2または3に記載のポリヌクレオチドを含むことを特徴とするベクター。

【請求項6】
請求項に記載のベクターを用いることを特徴とする、請求項1に記載のポリペプチドを生産する方法。

【請求項7】
請求項2または3に記載のポリヌクレオチドが導入されていることを特徴とする形質転換体。

【請求項8】
請求項に記載の形質転換体を用いることを特徴とする、請求項1に記載のポリペプチドを生産する方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012032205thum.jpg
出願権利状態 登録


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