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酢酸濃度検出センサ

国内特許コード P130009388
整理番号 P06-032
掲載日 2013年6月18日
出願番号 特願2006-254887
公開番号 特開2008-076195
登録番号 特許第4918678号
出願日 平成18年9月20日(2006.9.20)
公開日 平成20年4月3日(2008.4.3)
登録日 平成24年2月10日(2012.2.10)
発明者
  • 武藤 眞三
  • 森澤 正之
出願人
  • 国立大学法人山梨大学
発明の名称 酢酸濃度検出センサ
発明の概要

【課題】 酢酸濃度を簡易な手段でしかも正確に素早く検出することのできる酢酸濃度検出センサを提供することにある。
【解決手段】 光ファイバ1のコア3の周囲に酢酸の存在下で膨潤し且つ酢酸濃度に応じて屈折率が変化する感応クラッド層6が形成されたセンサヘッド2を備えた酢酸濃度検出センサであって、前記感応クラッド層6がメンチルメタクリル酸とベンジルメタクリル酸との共重合ポリマー又はラウリルメタクリル酸とエチレングリコールジメタクリル酸との共重合ポリマーにより形成されている。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


最近、身の回りには多くの有機酸があふれており、その中でも特に酢酸は酸味食品に広く利用され、また、アルコールや種々の食材の劣化によって発生するなど食品分野において重要である。そのため、酢酸濃度を容易に且つ素早く測定することができれば、食品分野のみならず医療分野その他でも応用できることから、簡易型の酢酸濃度検出センサの開発が強く望まれている。



従来の酢酸測定用センサとして、例えば酢酸を選択的に資化する細菌を使用したものが知られている(特許文献1参照)。しかしながら、この酢酸測定用センサは、酢酸以外の複数の有機酸に比較して酢酸に対する応答が優れているものの、酢酸濃度に応じた検出はできなかった。



一方、本発明者らは光ファイバの透過光強度の変化を利用した湿度センサを既に提案している(特許文献2参照)。この湿度センサは、プラスチック光ファイバのコアの周囲に感湿性のクラッド層を形成したものである。クラッド層の屈折率が湿度によって変化することを利用して、光ファイバを通過する光の透過光強度を測定するものであり、その構造が簡易で取扱いも容易である。

【特許文献1】特開平10-201469号公報

【特許文献2】特開2003-130863号公報

産業上の利用分野


本発明は酢酸濃度検出センサに係り、特に光ファイバの透過光強度の変化を測定し、その変化に基づいて酢酸の濃度を検出するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
光ファイバのコアの周囲に酢酸の存在下で膨潤し且つ酢酸濃度に応じて屈折率が変化する感応クラッド層が形成されたセンサヘッドを備え
前記感応クラッド層がメンチルメタクリル酸とベンジルメタクリル酸との共重合ポリマー又はラウリルメタクリル酸とエチレングリコールジメタクリル酸との共重合ポリマーにより形成されていることを特徴とする酢酸濃度検出センサ。

【請求項2】
前記感応クラッド層は、前記共重合ポリマーに低屈折率ポリマーとしてのポリフッ化ビニリデン又はフッ素化界面活性剤が混合されたものである請求項記載の酢酸濃度検出センサ。

【請求項3】
前記酢酸濃度が3~10重量%の範囲で測定可能である請求項1記載の酢酸濃度検出センサ。

【請求項4】
前記感応クラッド層は、酢酸が液体又は気体の存在下で膨潤する請求項1記載の酢酸濃度検出センサ。

【請求項5】
前記センサヘッドを通過した時の透過光強度を測定することで酢酸濃度を検出する請求項1記載の酢酸濃度検出センサ。
産業区分
  • 食品
  • 高分子化合物
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2006254887thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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