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画像変換装置、画像変換方法、及び画像変換プログラム UPDATE 新技術説明会

国内特許コード P130009406
整理番号 S2013-0131-N0
掲載日 2013年6月18日
出願番号 特願2012-259174
公開番号 特開2014-107700
登録番号 特許第6066280号
出願日 平成24年11月27日(2012.11.27)
公開日 平成26年6月9日(2014.6.9)
登録日 平成29年1月6日(2017.1.6)
発明者
  • 村松 正吾
出願人
  • 国立大学法人 新潟大学
発明の名称 画像変換装置、画像変換方法、及び画像変換プログラム UPDATE 新技術説明会
発明の概要 【課題】画像の画質を効果的に向上させることができる画像変換装置、画像変換方法、及び画像変換プログラムを提供する。
【解決手段】本実施の形態の非分離冗長重複変換のためのラティス構成である画像変換装置10の変換器12(順変換D)は、多次元対称変換処理、冗長な表現を与える零値挿入拡張処理、及び拡張処理から構成される。また、逆変換器14は、基底(フレーム)成分結合処理、変換器12の零値挿入拡張処理で挿入した零値に応じた係数を棄却する係数棄却処理、及び多次元対称逆変換処理から構成される。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要



画像・映像処理装置、例えば、医療・福祉機器、防災・監視機器、自動車・産業機器等、カメラによって取得される観察画像を記録、伝送、及び解析等する機器一般において、フィルタバンク(変換ともいう)が用いられている。信号の時空間-周波数分析および合成機能を与えるフィルタバンクは、圧縮、通信、ノイズ除去、信号復元、及び特徴抽出等の幅広い応用をもち、信号処理分野では必要不可欠な処理要素となっている。





フィルタバンクとして、静止画像符号化方式JPEGや動画像符号化方式MPEG-2等では二次元離散コサイン変換(DCT)を採用している。また、静止画像符号化方式JPEG2000等では二次元離散ウェーブレット変換を採用している。また、離散コサイン変換や離散ウェーブレット変換のシフト不変構成も広く利用されている。





また一般に、画像処理においては、実係数の有限インパルス応答(FIR)かつ、直線位相(LP)特性を有するフィルタが好まれて利用される。FIRシステムは安定性のほか、フィルタ処理の影響が局所的に収まる利点がある。LP特性は、フィルタ係数の対称性から演算コスト等が削減でき、位相歪を生じない利点がある。このようなフィルタバンクとして、多次元直線位相パラユニタリフィルタバンク(MD-LPPUFB)が知られている(非特許文献1参照)。





また、Contourlet変換が知られている(非特許文献2参照)。Contourlet変換は、非分離、有理数冗長度、直線位相(LP)、及び実係数の有限インパルス応答(FIR)を同時に満たすこと可能である。Contourlet変換は、斜め方向のエッジやテクスチャの画像復元に高い性能を示す。





さらにその他のフィルタバンクとしては、非分離重複直交変換があり、当該変換は、斜め方向のエッジやテクスチャの表現に強い利点がある。

産業上の利用分野



本発明は、画像変換装置、画像変換方法、及び画像変換プログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
画像データに対して間引き率に応じた多次元対称変換を行う多次元対称変換処理、前記多次元対称変換処理された前記画像データに零値を挿入する零値挿入拡張処理、及び零値が挿入された前記画像データに基底の対称性を保持しながらサポート領域の拡張を行う拡張処理の各処理を順次行って前記画像データの変換係数を出力する変換器と、
前記変換器から出力された前記画像データの変換係数に対して基底の対称性を保持しながら成分結合を行う成分結合処理、前記成分結合された前記画像データの変換係数に前記零値挿入拡張処理で挿入した前記零値に応じて係数を棄却する係数棄却処理、及び前記係数が棄却された前記画像データの変換係数に対して前記多次元対称変換処理に応じた多次元対称逆変換処理を行う多次元逆変換処理の各処理を順次行って前記画像データを復元する逆変換器と、
を備えた画像変換装置。

【請求項2】
前記変換器の前記零値挿入拡張処理では、チャネル数を前記間引き率で除した値に基づく個数の零値が挿入される請求項1に記載の画像変換装置。

【請求項3】
画像データに対して間引き率に応じた多次元対称変換を行う多次元対称変換工程、前記多次元対称変換された前記画像データに零値を挿入する零値挿入拡張工程、及び零値が挿入された前記画像データに基底の対称性を保持しながらサポート領域の拡張を行う拡張工程の各工程を順次行って前記画像データの変換係数を出力する変換工程と、
前記変換工程により出力された前記画像データの変換係数に対して基底の対称性を保持しながら成分結合を行う成分結合工程、前記成分結合された前記画像データの変換係数に前記零値挿入拡張工程で挿入した前記零値に応じて係数を棄却する係数棄却工程、及び前記係数が棄却された前記画像データの変換係数に対して前記多次元対称変換工程に応じた多次元対称逆変換を行う多次元逆変換工程の各工程を順次行って前記画像データを復元する逆変換工程と、
を備えた画像変換方法。

【請求項4】
画像データに対して間引き率に応じた多次元対称変換を行う多次元対称変換ステップ、前記多次元対称変換された前記画像データに零値を挿入する零値挿入拡張ステップ、及び零値が挿入された前記画像データに基底の対称性を保持しながらサポート領域の拡張を行う拡張ステップの各ステップを順次行って前記画像データの変換係数を出力する変換ステップと、
前記変換ステップにより出力された前記画像データの変換係数に対して基底の対称性を保持しながら成分結合を行う成分結合ステップ、前記成分結合された前記画像データの変換係数に前記零値挿入拡張ステップで挿入した前記零値に応じて係数を棄却する係数棄却ステップ、及び前記係数が棄却された前記画像データの変換係数に対して前記多次元対称変換ステップに応じた多次元対称逆変換を行う多次元逆変換ステップの各ステップを順次行って前記画像データを復元する逆変換ステップと、
を備えた処理をコンピュータに実行させるための画像変換プログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012259174thum.jpg
出願権利状態 登録
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