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受信装置及び受信方法

国内特許コード P130009476
整理番号 WASEDA-1192
掲載日 2013年7月8日
出願番号 特願2011-226845
公開番号 特開2013-090043
登録番号 特許第5846601号
出願日 平成23年10月14日(2011.10.14)
公開日 平成25年5月13日(2013.5.13)
登録日 平成27年12月4日(2015.12.4)
発明者
  • 佐藤 拓朗
  • 太田 現一郎
  • 江 奕
  • 周 振宇
出願人
  • 学校法人早稲田大学
発明の名称 受信装置及び受信方法
発明の概要 【課題】SSB多重化を適用したOFDM信号を受信する受信装置又は受信方法において、良好な伝送誤り特性が得られるようにすること。
【解決手段】受信装置10は、上側波帯の復調データおよび下側波帯の復調データから上側波帯に含まれる下側波帯の情報シンボルに基づく影響成分と下側波帯に含まれる上側波帯の情報シンボルに基づく影響成分とをそれぞれ除去し(13)、除去後の復調データを復号する(21)。また、復号された情報シンボル(u,v,p,r)をフィードバックして上記の影響成分を生成する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


OFDM(直交周波数分割多重)方式にSSB(単側波帯)多重化を適用することで、通常のOFDM方式の二倍の伝送容量を実現する技術が検討されている。OFDM方式において、複数のサブキャリア信号のUSB(上側波帯)およびLSB(下側波帯)に異なる情報シンボルで変調されたSSB信号を合成しても、複数のサブキャリア信号の直交性がほぼ維持されたまま、約二倍の伝送容量を実現することができる。



このような伝送方法に関連する技術として、非特許文献1には、直交する4つのSSB要素の変調技術について開示されている。また、非特許文献2には、SSB化されたQPSK(四位相偏移変調)信号の復号技術について開示されている。

産業上の利用分野


本発明は、上側波帯が第1シンボルで変調され下側波帯が第2シンボルで変調された複数のサブキャリア信号が直交周波数分割多重化されている無線信号を受信する受信装置及び受信方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
インパルス応答時間が有限の第1ヒルベルト変換器を用いて上側波帯と下側波帯とが別の情報シンボルで変調された複数のサブキャリア信号が直交周波数分割多重化されている無線信号を受信する受信装置であって、
前記複数のサブキャリア信号を分離する信号分離部と、
インパルス応答時間が有限の第2ヒルベルト変換器を用いて前記サブキャリア信号を復調して上側波帯の復調データおよび下側波帯の復調データを得る復調部と、
前記上側波帯の復調データおよび前記下側波帯の復調データから上側波帯に含まれる下側波帯の情報シンボルに基づく第1漏れ成分と下側波帯に含まれる上側波帯の情報シンボルに基づく第2漏れ成分とをそれぞれ除去するフィルタ部と、
前記フィルタ部を通過した上側波帯の復調データと下側波帯の復調データとを復号して前記上側波帯に含まれる情報シンボルと前記下側波帯に含まれる情報シンボルとをそれぞれ推定する復号部と、
を具備し、
前記フィルタ部は、
前記第1漏れ成分と前記第2漏れ成分に相当する関数Gを、前記復号部により推定された情報シンボルを引数として、以下の式から求め、前記関数Gに基づいて前記上側波帯の復調データおよび前記下側波帯の復調データから前記第1漏れ成分および前記第2漏れ成分とをそれぞれ除去する、
受信装置。
【数1】


ここで、
x:前記復号部により推定された情報シンボルのいずれか
:理想的なヒルベルト変換に近似し、前記第1および第2ヒルベルト変換器よりもタップ数を増大させたFIRフィルタの変換行列
:前記理想的なヒルベルト変換に近似したFIRフィルタにおいて前記第1および第2ヒルベルト変換器の変換行列Hに対応する範囲のタップ係数をゼロにしたFIRフィルタの変換行列

【請求項2】
前記フィルタ部は、復号ビットの値ごとの前記関数Gの正確な値を保持しておき、前記復号ビットの値に応じて保持している値を抽出することにより前記関数Gの値を求める、
請求項1記載の受信装置。

【請求項3】
前記フィルタ部は、前記変換行列Hに対応するヒルベルト変換器と、前記変換行列Hに対応するFIRフィルタとを内蔵し、これらを使用して前記関数Gの値を求める、
請求項記載の受信装置。

【請求項4】
インパルス応答時間が有限の第1ヒルベルト変換器を用いて上側波帯と下側波帯とが別の情報シンボルで変調された複数のサブキャリア信号が直交周波数分割多重化されている無線信号を受信する受信方法であって、
前記複数のサブキャリア信号を分離する信号分離ステップと、
インパルス応答時間が有限の第2ヒルベルト変換器を用いて前記サブキャリア信号を復調して上側波帯の復調データおよび下側波帯の復調データを得る復調ステップと、
前記上側波帯の復調データおよび前記下側波帯の復調データから上側波帯に含まれる下側波帯の情報シンボルに基づく第1漏れ成分と下側波帯に含まれる上側波帯の情報シンボルに基づく第2漏れ成分とをそれぞれ除去するフィルタステップと、
前記フィルタステップを通過した上側波帯の復調データと下側波帯の復調データとを復号して前記上側波帯に含まれる情報シンボルと前記下側波帯に含まれる情報シンボルとをそれぞれ推定する復号ステップと、
を具備し、
前記フィルタステップは、
前記第1漏れ成分と前記第2漏れ成分に相当する関数Gを、前記復号ステップにより推定された情報シンボルを引数として、以下の式から求め、前記関数Gに基づいて前記上側波帯の復調データおよび前記下側波帯の復調データから前記第1漏れ成分および前記第2漏れ成分とをそれぞれ除去する、
受信方法。
【数2】


ここで、
x:前記復号ステップにより推定された情報シンボルのいずれか
:理想的なヒルベルト変換に近似し、前記第1および第2ヒルベルト変換器よりもタップ数を増大させたFIRフィルタの変換行列
:前記理想的なヒルベルト変換に近似したFIRフィルタにおいて前記第1および第2ヒルベルト変換器の変換行列Hに対応する範囲のタップ係数をゼロにしたFIRフィルタの変換行列
産業区分
  • 伝送方式
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2011226845thum.jpg
出願権利状態 登録
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