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気孔増加剤、ポリペプチド、植物における気孔の数および/または密度の増加方法ならびに植物の収量の増加方法 外国出願あり

国内特許コード P130009568
整理番号 2820
掲載日 2013年7月10日
出願番号 特願2011-545218
登録番号 特許第5825574号
出願日 平成22年12月7日(2010.12.7)
登録日 平成27年10月23日(2015.10.23)
国際出願番号 JP2010071934
国際公開番号 WO2011071050
国際出願日 平成22年12月7日(2010.12.7)
国際公開日 平成23年6月16日(2011.6.16)
優先権データ
  • 特願2009-278065 (2009.12.7) JP
発明者
  • 西村 いくこ
  • 菅野 茂夫
  • 嶋田 知生
出願人
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 気孔増加剤、ポリペプチド、植物における気孔の数および/または密度の増加方法ならびに植物の収量の増加方法 外国出願あり
発明の概要 植物における気孔の数および/または密度を増加させる化合物を含有する気孔増加剤、配列番号:6に示されるアミノ酸配列からなるポリペプチドまたはそのバリアント、これらを用いる植物における気孔の数および/または密度の増加方法ならびに植物の収量の増加方法を提供する。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


葉における気孔の発生は、受容体様タンパク質〔トゥー・メニー・マウス(TOO MANY MOUTH);以下、「TMM」と表記する〕およびERECTAファミリー受容体型リン酸化酵素(ER、ERL1およびERL2)によって負に制御されている(例えば、非特許文献1および2参照)。



これらの受容体に結合する可能性がある2つのリガンドであるエピダーマルパターニングファクター〔EPIDERMAL PATTERNING FACTOR(以下、「EPF」と表記する)〕1およびEPF2は、負のシグナル伝達因子として、気孔の発生において、異なるステップに影響を与えている(例えば、非特許文献3~5参照)。また、別の負の制御因子であるズブチリシンタイプのプロテアーゼ〔ストマタル・デンシティー・アンド・ディストリビューション1(STOMATAL DENSITY AND DISTRIBUTION 1);以下、「SDD1」と表記する〕は、TMMに依存して機能していることが報告されている(例えば、非特許文献6参照)。

産業上の利用分野


本発明は、気孔増加剤、ポリペプチド、植物における気孔の数および/または密度の増加方法ならびに植物の収量の増加方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、植物による二酸化炭素の吸収量の増加などに有用な気孔増加剤、ポリペプチド、植物における気孔の数および/または密度の増加方法ならびに植物の生産量の向上などに有用な植物の収量の増加方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
植物における気孔の数および/または密度を増加させる化合物を含有してなる気孔増加剤であって、
前記化合物が、(I)配列番号:6に示されるアミノ酸配列、
(II)配列番号:6において、1または数個のアミノ酸残基の置換、欠失、付加または挿入を有し、かつ植物における気孔形成を正に制御する性質を少なくとも有するポリペプチドを構成するアミノ酸配列、
(III)配列番号:6に示されるアミノ酸配列に対して、Cost to open gap 11、Cost to extend gap 1、expect value 10、wordsize 3の条件でBLASTアルゴリズムでアライメントし算出した配列同一性が、95%以上であり、かつコードされるポリペプチドが、植物における気孔形成を正に制御する性質を少なくとも有するアミノ酸配列、および
(IV)配列番号:6に示されるアミノ酸配列をコードする核酸の相補鎖核酸とストリンジェントな条件下にハイブリダイズする核酸によりコードされ、かつコードされるポリペプチドが、植物における気孔形成を正に制御する性質を少なくとも有するアミノ酸配列
からなる群より選ばれたアミノ酸配列からなるポリペプチドである、気孔増加剤。

【請求項2】
I)配列番号:6に示されるアミノ酸配列、
(II)配列番号:6において、1または数個のアミノ酸残基の置換、欠失、付加または挿入を有し、かつ植物における気孔形成を正に制御する性質を少なくとも有するポリペプチドを構成するアミノ酸配列、
(III)配列番号:6に示されるアミノ酸配列に対して、Cost to open gap 11、Cost to extend gap 1、expect value 10、wordsize 3の条件でBLASTアルゴリズムでアライメントし算出した配列同一性が、95%以上であり、かつコードされるポリペプチドが、植物における気孔形成を正に制御する性質を少なくとも有するアミノ酸配列、および
(IV)配列番号:6に示されるアミノ酸配列をコードする核酸の相補鎖核酸とストリンジェントな条件下にハイブリダイズする核酸によりコードされ、かつコードされるポリペプチドが、植物における気孔形成を正に制御する性質を少なくとも有するアミノ酸配列
からなる群より選ばれたアミノ酸配列からなるポリペプチド。

【請求項3】
植物に、請求項1に記載の気孔増加剤を接触させるか、または植物において、請求項のポリペプチドを過剰発現させることを特徴とする、植物における気孔の数および/または密度の増加方法。

【請求項4】
前記植物が維管束植物である、請求項に記載の植物における気孔の数および/または密度の増加方法。

【請求項5】
請求項またはに記載の植物における気孔の数および/または密度の増加方法により得られる植物。

【請求項6】
植物に、請求項1に記載の気孔増加剤を接触させるか、または植物において、請求項3のポリペプチドを過剰発現させることを特徴とする、植物の収量の増加方法。
産業区分
  • 微生物工業
  • 有機化合物
  • 農林
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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