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脂肪組織由来間葉系幹細胞を含有する免疫抑制剤及びその用途 コモンズ

国内特許コード P130009591
掲載日 2013年7月12日
出願番号 特願2011-535314
登録番号 特許第5633859号
出願日 平成22年8月30日(2010.8.30)
登録日 平成26年10月24日(2014.10.24)
国際出願番号 JP2010064682
国際公開番号 WO2011043136
国際出願日 平成22年8月30日(2010.8.30)
国際公開日 平成23年4月14日(2011.4.14)
優先権データ
  • 特願2009-233991 (2009.10.8) JP
発明者
  • 丸山 彰一
  • 尾崎 武徳
  • 坂 洋祐
  • 古橋 和拡
  • 坪井 直毅
出願人
  • 国立大学法人名古屋大学
発明の名称 脂肪組織由来間葉系幹細胞を含有する免疫抑制剤及びその用途 コモンズ
発明の概要 高い治療効果を発揮する免疫抑制剤及びその用途を提供することを課題とする。低血清培養によって得られた脂肪組織由来間葉系幹細胞を免疫抑制剤に使用する。
従来技術、競合技術の概要


様々な細胞に分化することが可能な多分化能幹細胞を利用して、損傷を受けた組織を再建しようとする試みが世界的な規模で行われている。例えば、多分化能幹細胞の一つである間葉系幹細胞(MSCs)は骨細胞、軟骨細胞、心筋細胞など、様々な細胞への分化能を有し、その臨床応用に注目が集まっている。骨髄由来の間葉系幹細胞については臨床応用された例あり、その有用性が裏付けられている。一方、骨髄由来の間葉系幹細胞が免疫抑制能を有し、骨髄移植後の移植片対宿主病(GVHD)の予防に有用であることが報告された(非特許文献1)。



尚、本発明者らの研究グループは先の特許出願において、脂肪組織由来間葉系幹細胞(Adipose-derived stem cells: ASC、Adipose-derived regeneration cells: ADRC、Adipose-derived mesenchymal stem cells: AT-MSC, AD-MSCなどと呼ばれる)の新規用途として虚血性疾患、腎機能障害又は創傷への適用を示すとともに、低血清培養によって調製した細胞群が当該用途に特に適したものであることを報告した(特許文献1)。

産業上の利用分野


本発明は免疫抑制剤に関する。詳しくは、脂肪組織由来間葉系幹細胞を用いた免疫抑制剤及びその用途に関する。本出願は、2009年10月8日に出願された日本国特許出願第2009-233991号に基づく優先権を主張するものであり、当該特許出願の全内容は参照により援用される。

特許請求の範囲 【請求項1】
(1)脂肪組織から分離した細胞集団を800~1500rpm、1~10分間の条件下で遠心処理したときに沈降するSVF画分、培養液中の血清濃度が5%(V/V)以下である低血清条件下で培養するステップ、
(2)増殖した細胞を、インターフェロンγ(IFN-γ)、IL-1α、IL-1β、IL-6、IL-12、IL-18、TNF-αおよびLPS(リポポリサッカライド)からなる群より選択される一以上の物質の存在下で培養するステップ、
を含む、免疫抑制作用を示す細胞の調製法。

【請求項2】
前記脂肪組織がヒトの脂肪組織である、請求項1に記載の調製法。

【請求項3】
請求項又はに記載の調製法で調製した細胞を含有する免疫抑制剤。

【請求項4】
M2マクロファージの増加を促す能力を有する、請求項3に記載の免疫抑制剤。

【請求項5】
M2マクロファージの増加が、M1マクロファージからM2マクロファージへの形質転化の結果として生ずる、請求項4に記載の免疫抑制剤。

【請求項6】
強皮症、腎炎、全身性エリテマトーデス又は炎症性肺障害の治療用である、請求項3~5のいずれか一項に記載の免疫抑制剤。

【請求項7】
全身投与に用いられる、請求項3~6のいずれか一項に記載の免疫抑制剤。
産業区分
  • 高分子化合物
  • 薬品
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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