TOP > 国内特許検索 > 固体電解質及び電気化学素子

固体電解質及び電気化学素子

国内特許コード P130009629
掲載日 2013年7月17日
出願番号 特願2011-552841
登録番号 特許第5697100号
出願日 平成23年2月4日(2011.2.4)
登録日 平成27年2月20日(2015.2.20)
国際出願番号 JP2011052411
国際公開番号 WO2011096532
国際出願日 平成23年2月4日(2011.2.4)
国際公開日 平成23年8月11日(2011.8.11)
優先権データ
  • 特願2010-024100 (2010.2.5) JP
発明者
  • 辻内 裕
出願人
  • 国立大学法人秋田大学
発明の名称 固体電解質及び電気化学素子
発明の概要 生体親和性の高い材料からなり、整流作用を備えつつ大電流を流すことが可能な、固体電解質及びこれを用いた電気化学素子を提供する。
酸性アミノ酸を含む第1層と塩基性アミノ酸を含む第2層とを積層してなる固体電解質とし、当該固体電解質を陰極と陽極との間に配置して電気化学素子を構成する。
従来技術、競合技術の概要


二次電池やキャパシタ等、種々の電気化学素子、化学装置において、固体電解質として優れたイオン伝導性を示す有機ゲルが用いられている。例えば、特許文献1に記載されているように、ヒドロシリル基を有するオリゴマーと、3個以上の二重結合基を有する架橋剤とを用いたゲル状組成物を用いることで、三次元的に架橋された高い構造的安定性と優れたイオン伝導性を兼ね備えた電気化学素子が得られることが知られている。



或いは、いわゆる有機EL等の化学装置に用いられる回路部分においても、有機系のイオン伝導性材料、導電性材料が用いられるようになってきている。例えば、特許文献2に記載されているように、有機半導体材料によってpn接合を形成し、整流作用を得てなる有機ダイオードが種々開発されている。このように、電気化学素子や化学装置の性能を向上させるべく、種々の有機系のイオン伝導体や導電体が開発されている。



有機系のイオン伝導体や導電体は、医療分野においても使用されている。例えば、特許文献3、4では、除細動器などに使用される電極パッドを患者に使用する際、患者の皮膚に導電性の有機ゲルを付着させ、当該有機ゲルを介して、患者に必要な大電流を流し込んでいる。特許文献3、4においては、導電性の有機ゲルとして、RG63Tが用いられており、このような材料によれば、除細動に必要な大電流を生体中の心臓へと極短時間でスピーディに流し込むことができる。

産業上の利用分野


本発明は、生体親和性の高いアミノ酸を含有するゲル状組成物をベースとする、イオン伝導性を備えた固体電解質、及び当該固体電解質を用いた電気化学素子に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
電気化学素子に用いられる固体電解質であって、
酸性アミノ酸を0.01mol/L以上含む第1層と、
塩基性アミノ酸を0.01mol/L以上含む第2層とを積層してなる、
固体電解質。

【請求項2】
前記第1層及び前記第2層がいずれもゲル状である、請求項1に記載の固体電解質。

【請求項3】
前記酸性アミノ酸が、アスパラギン酸又はグルタミン酸である、請求項1又は2に記載の固体電解質。

【請求項4】
前記塩基性アミノ酸が、アルギニン又はリジンである、請求項1~3のいずれかに記載の固体電解質。

【請求項5】
前記固体電解質には、前記アミノ酸の他、糖又はセルロースが含まれる、請求項1~4のいずれかに記載の固体電解質。

【請求項6】
酸性アミノ酸を0.01mol/L以上含む第1層と、塩基性アミノ酸を0.01mol/L以上含む第2層とを積層してなる固体電解質が、陽極と陰極との間に配置されてなる、電気化学素子。

【請求項7】
前記第1層及び前記第2層がいずれもゲル状である、請求項6に記載の電気化学素子。

【請求項8】
前記第1層が前記陰極側に配置され、前記第2層が前記陽極側に配置されている、請求項6又は7に記載の電気化学素子。

【請求項9】
前記酸性アミノ酸が、アスパラギン酸又はグルタミン酸である、請求項6~8のいずれかに記載の電気化学素子。

【請求項10】
前記塩基性アミノ酸が、アルギニン又はリジンである、請求項6~9のいずれかに記載の電気化学素子。

【請求項11】
前記固体電解質には、前記アミノ酸の他、糖又はセルロースが含まれる、請求項6~10のいずれかに記載の電気化学素子。
産業区分
  • 導電材料(抵抗)
  • 絶縁材料
  • 電線ケーブル
  • その他電子
  • 液体燃料・油脂
  • 電子部品
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2011552841thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close