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コーンビームCT用ファントム

国内特許コード P130009647
整理番号 S2012-0132-N0
掲載日 2013年7月18日
出願番号 特願2012-085995
公開番号 特開2013-215248
出願日 平成24年4月5日(2012.4.5)
公開日 平成25年10月24日(2013.10.24)
発明者
  • 内藤 宗孝
  • 有地 榮一郎
出願人
  • 学校法人愛知学院
発明の名称 コーンビームCT用ファントム
発明の概要

【課題】コーンビームCTの解像度をより正確に評価することのできるファントムを提供することを解決すべき課題としている。
【解決手段】柱1xと柱1zとが互いに直交してX軸及びZ軸の方向に等間隔で7本並んで格子面1を形成しており、格子面1の周縁は正方形の枠3に接続されている。柱の断面形状はすべて正方形とされている。また、格子面1と同形の格子面2がY軸方向に同じ格子間距離で格子面1と平行に対面している。さらに、柱1xと柱1zとの交点(すなわち格子点)からY軸方向に向かって柱1yが延在しており、柱1yの他端は格子面2に達している。こうして、柱1は互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸方向に等間隔で並んで立方格子を形成している。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


歯科において、歯根や顎部の骨の状況を知ることは、診断のために重要なことである。このため、従来、単純X線撮影やパノラマ撮影を行い、歯根などの状況を把握してから、治療が行われている。しかし、患部の状況をさらに詳しく知るためには単純X線撮影やパノラマ撮影では不十分であり、X線CT装置が用いられる(例えば特許文献1)。これによって、患部の立体的な形状を把握することが可能となる。



X線CT装置の方式には、検体に対して帯状にX線ビームを照射するマルチスライスCTと、円錐状あるいは角錐状のX線ビームを照射するコーンビームCTとがある。コーンビームCTから得られるボクセル値は、マルチスライスCTから得られるCT値のような絶対値ではなく、相対値である。このため、例えばコーンビームCTで骨密度評価を行うには、海綿骨の骨梁構造を解析する骨形態計測法が応用されている。そして、海綿骨の骨梁構造を解析する骨形態計測法から得られる全組織中の骨組織割合(BV/TV値)は、マルチスライスCTのCT値と高い相関が認められている。小照射野領域でのコーンビームCTのボクセルサイズは約0.1 mm x 0.1 mm x 0.1 mmであり、マルチスライスCTと比較すると高い解像度を有している。



従来、マルチスライスCTを用いた全身用CTの高コントラスト解像度は、アクリルレジンで作られた円板100に、様々な直径の貫通する円柱状の孔101a、101b、101c・・・・・を開けたファントムを用いて評価されている(図8参照)。円柱孔の直径は、最大3.0mmφから最少0.5mmφまで段階的に変えられており、CT像を撮った時に、どの位の直径の孔まで判別できるかによって、解像度を評価することができる。

産業上の利用分野


本発明は、コーンビームX線CT装置の解像度を評価するためのファントムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
一定の断面形状を有する柱が、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸の各方向に等間隔で並んで立方格子を形成していることを特徴とするコーンビームCT用解像度評価ファントム。

【請求項2】
前記柱の断面形状は正方形であることを特徴とする請求項1に記載のコーンビームCT用解像度評価ファントム。

【請求項3】
前記柱の太さは0.01mm以上1mm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のコーンビームCT用解像度評価ファントム。

【請求項4】
隣接する前記柱間の距離は0.01mm以上1mm以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコーンビームCT用解像度評価ファントム。
産業区分
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012085995thum.jpg
出願権利状態 審査請求前
※ 実施等をご希望の方は、当方までご連絡ください。(場合によっては、本学と実施許諾契約等を締結していただきます。)


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