TOP > 国内特許検索 >

コモンズ

国内特許コード P130009664
整理番号 DP1504
掲載日 2013年7月19日
出願番号 特願2011-214324
公開番号 特開2013-070946
登録番号 特許第5791030号
出願日 平成23年9月29日(2011.9.29)
公開日 平成25年4月22日(2013.4.22)
登録日 平成27年8月14日(2015.8.14)
発明者
  • 金田 重郎
出願人
  • 学校法人同志社
発明の名称 コモンズ
発明の概要 【課題】被検者のプライバシーを侵害することなく、摂食動作を手軽にかつ正確に検出できる手段を提供する。
【解決手段】摂食時に、一端部1aが使用者の手指で把持され、他端部1bが使用者の口に入れられる摂食用具1と、摂食用具の一端部に設けられた第1の電極2と、摂食用具の他端部に第1の電極から電気的に絶縁された状態で設けられた第2の電極3と、摂食用具に内蔵され、第1および第2の電極間の電気抵抗を測定する抵抗測定部4と、摂食用具に内蔵され、抵抗測定部の測定値が予め決定された基準値以下であるとき、使用者の摂食動作が生じたものと判定して、摂食動作検出信号を出力する摂食動作検出部5を備える。基準値は、使用者の摂食動作に伴って摂食用具と使用者の身体とにより電気的閉回路が形成された場合に抵抗測定部によって測定される電気抵抗値に基づいて予め決定される。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


近年、高齢者や子供の孤食が問題となってきている。
例えば、両親が共働き等しているため、あるいは子供の生活パターンが不規則なために、両親が不在の時または両親の就眠中に誰もいない食卓に座ってただ1人で食事を摂る子供の割合が増えている。この場合、両親が子供を放任すると、子供の食事が不規則になり、また偏食が生じて、子供の健康に支障をきたすおそれがある。



また、一人暮らしの老人の場合には、食事を作る手間や、独りぼっちで食事をするつまらなさから、食事が不規則になったり、十分な量の食事を摂らない生活パターンに陥りがちである。そして、高齢者の場合には、とりわけ、食事が十分に摂られないと栄養状態が急速に悪化し、体力および病気に対する抵抗力も低下して、重大な健康上の問題を引き起こすおそれがある。



そこで、この孤食の問題を解決する端緒として、食習慣をきちんと確立させるべく、食事がいつ摂られたのか、どの程度の時間をかけて摂られたのか等を検出する方法がこれまでに提案されている。



例えば、ステレオカメラで食卓上の弁当等を撮影し、得られた動画を画像処理して、どのおかずをどの程度摂食したのかを検出する方法(例えば、非特許文献1参照)や、カメラによって摂食時の口の動きを撮影し、得られた動画を画像処理して、咀嚼機能を検出する方法(例えば、特許文献1参照)が知られている。



しかし、これらの方法では、被検者が食事中にカメラによって撮影されるので、被検者のプライバシーが侵害されるという問題がある。また、被検者がカメラ撮影を意識しすぎて日常生活に支障をきたすおそれもある。
さらには、照明が十分でなく、しかも一日を通じて照明条件が大きく変化する室内では、鮮明な画像が得られない場合もあり、常に正確な検出が保証されるわけではない。また、カメラの設置場所が固定されるので、食卓の位置や、被検者の座る位置が変わってしまうと、検出が行えなくなるおそれがある。

産業上の利用分野


本発明は、摂食動作が検出できる箸に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
絶縁体から形成された一対の箸であって、
前記一対の箸のうちの一方の箸の先端部に設けられた第1の電極と、
前記一対の箸のうちの他方の箸の先端部に設けられた第2の電極と、
前記一方の箸に内蔵され、前記第1の電極を通じて高周波電気信号を送信する高周波信号送信部と、
前記他方の箸に内蔵され、前記第2の電極を通じて前記高周波電気信号を受信する高周波信号受信部と、
前記他方の箸に内蔵され、前記高周波信号受信部が受信する前記高周波電気信号の強度が、予め決定された基準値以上であるとき、前記箸の使用者による摂食動作が生じたものと判定して、摂食動作検出信号を出力する摂食動作検出部と、を備え、
前記基準値は、食べ物が前記第1の電極および前記第2の電極間に挟まれた場合に前記高周波信号受信部が受信する前記高周波電気信号の強度に基づいて予め決定されるものであることを特徴とする一対の箸。

【請求項2】
絶縁体から形成された一対の箸であって、
前記一対の箸のうちの一方の箸の先端部に設けられた第1の電極と、
前記一方の箸の後端部に設けられた第2の電極と、
前記一方の箸に内蔵され、前記第1の電極および前記第2の電極間の電気抵抗を測定する抵抗測定部と、
前記抵抗測定部の測定値が予め決定された基準値以下であるとき、前記使用者の摂食動作が生じたものと判定して、摂食動作検出信号を出力する摂食動作検出部と、
前記一対の箸のうちの他方の箸の先端部に設けられた第3の電極と、
前記他方の箸の後端部に設けられ、前記第3の電極に電気的に接続された第4の電極と、を備え、
前記基準値は、前記箸の使用者が前記一対の箸によって食べ物を掴み、前記一方の箸と、前記使用者の手指と、前記他方の箸と、前記食べ物とによって電気的閉回路が形成された場合に、前記抵抗測定部によって測定される電気抵抗値に基づいて予め決定されるものであることを特徴とする一対の箸。

【請求項3】
前記摂食動作検出部は、前記摂食動作検出信号を外部に送信する送信部を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の一対の箸。

【請求項4】
前記摂食動作検出部は、前記摂食動作検出信号を発生したことを、その時刻とともに記録するメモリを有していることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の一対の箸。
産業区分
  • 治療衛生
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2011214324thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記問合せ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close