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α-アシロキシカルボニル化合物の製法及び新規なα-アシロキシカルボニル化合物 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P130009695
掲載日 2013年7月26日
出願番号 特願2012-503280
登録番号 特許第5770160号
出願日 平成23年3月4日(2011.3.4)
登録日 平成27年7月3日(2015.7.3)
国際出願番号 JP2011055043
国際公開番号 WO2011108696
国際出願日 平成23年3月4日(2011.3.4)
国際公開日 平成23年9月9日(2011.9.9)
優先権データ
  • 特願2010-049003 (2010.3.5) JP
発明者
  • 石原 一彰
  • ウヤヌク ムハメット
出願人
  • 国立大学法人名古屋大学
  • 三菱レイヨン株式会社
発明の名称 α-アシロキシカルボニル化合物の製法及び新規なα-アシロキシカルボニル化合物 コモンズ 新技術説明会
発明の概要 本発明のα-アシロキシカルボニル化合物の製法は、酸化剤であるヒドロペルオキシドと触媒前駆体であるヨージド塩とを用いて、カルボン酸とα位に水素原子を持つケトン、アルデヒド及びエステルからなる群より選ばれたカルボニル化合物との分子間反応を行うことにより、前記カルボニル化合物のα位に前記カルボン酸由来のアシロキシ基を導入するものである。
従来技術、競合技術の概要


α-オキシカルボニル化合物は数多くの天然物や医薬品の有用な骨格である。α-アシロキシカルボニル化合物の従来の合成法では、猛毒な重金属酸化剤(Pb,Mn,Tl)を化学量論量用いられた。最近、超原子価ヨウ素化合物を重金属酸化剤の代わりに用いる合成法も報告されている。最近の例として、落合らのケトンと酢酸の分子間カップリング反応がある(非特許文献1)。具体的には、酢酸溶媒中、化学量論量のルイス酸存在下、触媒量のヨードベンゼンとメタクロロ過安息香酸(mCPBA)からin situで調製される超原子価ヨウ素化合物を用いて、ケトンのα位がアシロキシ化された化合物を得ている。

産業上の利用分野


本発明は、α-アシロキシカルボニル化合物の製法及び新規なα-アシロキシカルボニル化合物に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
酸化剤であるヒドロペルオキシドと触媒前駆体であるヨージド塩とを用いて、カルボン酸とα位に水素原子を持つケトン、アルデヒド及びエステルからなる群より選ばれたカルボニル化合物との分子間反応を行うことにより、前記カルボニル化合物のα位に前記カルボン酸由来のアシロキシ基を導入する、
α-アシロキシカルボニル化合物の製法。

【請求項2】
前記ヒドロペルオキシドは、有機ヒドロペルオキシドである、
請求項1に記載のα-アシロキシカルボニル化合物の製法。

【請求項3】
前記ヒドロペルオキシドは、前記カルボン酸及び前記カルボニル化合物のうちモル数の少ないものに対して1~5当量使用する、
請求項1又は2に記載のα-アシロキシカルボニル化合物の製法。

【請求項4】
前記ヨージド塩は、アンモニウムヨージド、ホスホニウムヨージド及びアルカリ金属ヨージドからなる群より選ばれた1種以上である、
請求項1~3のいずれか1項に記載のα-アシロキシカルボニル化合物の製法。

【請求項5】
前記ヨージド塩は、前記カルボン酸及び前記カルボニル化合物のうちモル数の少ないものに対して1~50mol%使用する、
請求項1~4のいずれか1項に記載のα-アシロキシカルボニル化合物の製法。

【請求項6】
反応溶媒として、エーテル系溶媒、エステル系溶媒及びニトリル系溶媒からなる群より選ばれる1種以上を用いる、
請求項1~5のいずれか1項に記載のα-アシロキシカルボニル化合物の製法。

【請求項7】
25℃以上で反応を行う、
請求項1~6のいずれか1項に記載のα-アシロキシカルボニル化合物の製法。

【請求項8】
前記カルボニル化合物は、部分構造に-C(=O)-CH2-を有する、
請求項1~7のいずれか1項に記載のα-アシロキシカルボニル化合物の製法。

【請求項9】
アミンの存在下で反応を行う、
請求項1~8のいずれか1項に記載のα-アシロキシカルボニル化合物の製法。

【請求項10】
前記カルボン酸は、不飽和脂肪族カルボン酸である、
請求項1~9のいずれか1項に記載のα-アシロキシカルボニル化合物の製法。

【請求項11】
下記式(1)で表される新規なα-アシロキシカルボニル化合物。
【化1】


式(1)中、
Arはフェニル基、1以上のアルキル基を有するフェニル基又は1以上のハロゲン原子を有するフェニル基であり、
Rはアルキル基であり、
Xはアルキル基又はハロゲン原子であり、
mは0~4の整数であり、
nは1~4の整数であり
AはO,S,NH,NR又はCHR(Rはアルキル基)である。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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