TOP > 国内特許検索 > 発光性有機白金錯体、これを含む発光性材料および機能素子

発光性有機白金錯体、これを含む発光性材料および機能素子 コモンズ

国内特許コード P130009705
掲載日 2013年7月26日
出願番号 特願2012-504388
登録番号 特許第5499420号
出願日 平成23年2月18日(2011.2.18)
登録日 平成26年3月20日(2014.3.20)
国際出願番号 JP2011053475
国際公開番号 WO2011111497
国際出願日 平成23年2月18日(2011.2.18)
国際公開日 平成23年9月15日(2011.9.15)
優先権データ
  • 特願2010-054699 (2010.3.11) JP
発明者
  • 直田 健
  • 小宮 成義
  • 岡田 稔
出願人
  • 国立大学法人大阪大学
発明の名称 発光性有機白金錯体、これを含む発光性材料および機能素子 コモンズ
発明の概要 発光性有機白金錯体、これを含む発光性材料及び機能素子を提供する。発光性有機白金錯体は、下記何れかの構造式で示される。
【化1】



(各式中、Zは-(CH-、又は-CH(CHOCHCH-、nは7-14、mは3-4、Aは縮合環であってもよい芳香族炭化水素環または芳香族複素環、RはAの置換基であって、H(但し、Hは構造式(1)中のZの上記nが7-13のときを除く)、ハロゲン、C1-C6のアルキル基、C1-C6のアルケニル基、C1-C6のアルキニル基、C1-C6のアルコキシ基等を表す。)
従来技術、競合技術の概要



有機金属錯体による燐光性の発光は、有機EL(エレクトロルミネッセンス)において蛍光性の発光よりも理論的に高い量子効率を達成することが可能である。このため、当該有機金属錯体は、例えば次世代技術である有機発光素子等の機能素子の材料、具体的には有機ELディスプレイの材料等として期待されている。しかしながら、現状では、寿命や耐熱性、電流増加時の効率等の観点から改善が望まれている。また、機能素子として用いるには、光の三原色(赤色,緑色,青色)を揃えることが必要である。





近年、上記機能素子の材料として有用な有機金属錯体が種々提案されている。例えば、特許文献1には、白金等の金属を用いた架橋構造を有する金属ポルフィリン錯体が記載されている。また、特許文献2には、イリジウムや白金等の金属を用い、複素環化合物を配位子として備えた有機金属錯体が記載されている。

産業上の利用分野



本発明は、例えば有機発光素子等の機能素子の材料として有用な発光性有機白金錯体、これを含む発光性材料および機能素子に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記何れかの構造式で示される発光性有機白金錯体。
【化1】


(各式中、Zは-(CH-、または-CH(CHOCHCH-を表し、上記nは7~14の整数を表し、上記mは3または4を表し、Aは縮合環であってもよい芳香族炭化水素環または芳香族複素環を表し、Rは上記Aの置換基であって水素(但し、水素は、構造式(1)中のZの上記nが7~13のときを除く)、ハロゲン、炭素数1~6のアルキル基、炭素数1~6のアルケニル基、炭素数1~6のアルキニル基、炭素数1~6のアルコキシ基、-OCで表されるハロゲン化アルコキシ基、ヒドロキシル基、ヒドロキシエチル基、-NRで表されるアルキルアミノ基 、ニトロ基、スルホニル基、スルフィニル基、カルボキシル基、アセトキシ基、ウレイド基、フェニル基、炭素数7~13のアルキルフェニル基、炭素数7~13のアルキルフェニルオキシ基、炭素数8~13のアルキニルフェニル基、炭素数8~13のアルケニルフェニル基、またはフェノキシ基を表し、上記Xはハロゲンを表し、上記pは1~6の整数を表し、上記qは「2p+1=q+r」を満たす0または正の整数を表し、上記rは「2p+1=q+r」を満たす正の整数を表し、上記R,Rは互いに独立して水素または炭素数1~6のアルキル基を表し、当該RはAに複数存在していてもよく、かつ、Aに存在するRは互いに異なっていてもよい。)

【請求項2】
構造式(1)で示され、上記Zが-(CH-であり、上記nが8~14の整数であり、上記Aがベンゼン環であり、上記Rがハロゲン、メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、ヒドロキシル基、ヒドロキシエチル基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ニトロ基、アセトキシ基、フェニル基、炭素数7~13のアルキルフェニルオキシ基、炭素数8~13のアルキニルフェニル基、炭素数8~13のアルケニルフェニル基、または水素(但し、水素はnが14のとき)である請求項1に記載の発光性有機白金錯体。

【請求項3】
構造式(2a)または(2b)で示され、上記Zが-(CH-であり、上記nが7~14の整数であり、上記Aがベンゼン環であり、上記Rが水素、ハロゲン、メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、ヒドロキシル基、ヒドロキシエチル基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ニトロ基、アセトキシ基、フェニル基、炭素数7~13のアルキルフェニルオキシ基、炭素数8~13のアルキニルフェニル基、または炭素数8~13のアルケニルフェニル基である請求項1に記載の発光性有機白金錯体。

【請求項4】
構造式(1)で示され、上記Zが-CH(CHOCHCH-であり、上記mは3または4を表し、上記Aがベンゼン環であり、上記Rが水素、ハロゲン、メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、ヒドロキシル基、ヒドロキシエチル基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ニトロ基、アセトキシ基、フェニル基、炭素数7~13のアルキルフェニルオキシ基、炭素数8~13のアルキニルフェニル基、または炭素数8~13のアルケニルフェニル基である請求項1に記載の発光性有機白金錯体。

【請求項5】
構造式(2a)または(2b)で示され、上記Zが-CH(CHOCHCH-であり、上記mは3または4を表し、上記Aがベンゼン環であり、上記Rが水素、ハロゲン、メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、ヒドロキシル基、ヒドロキシエチル基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ニトロ基、アセトキシ基、フェニル基、炭素数7~13のアルキルフェニルオキシ基、炭素数8~13のアルキニルフェニル基、または炭素数8~13のアルケニルフェニル基である請求項1に記載の発光性有機白金錯体。

【請求項6】
下記何れかの構造式で示される発光性有機白金錯体。
【化2】


【化3】


【化4】



【請求項7】
構造式(a)~(w),(z),(aa),(ac),(aj),(ak)の何れか一つで示される請求項6に記載の発光性有機白金錯体。

【請求項8】
構造式(x)または(y)で示される請求項6に記載の発光性有機白金錯体。

【請求項9】
構造式(ab)で示される請求項6に記載の発光性有機白金錯体。

【請求項10】
構造式(af)または(ag)で示される請求項6に記載の発光性有機白金錯体。

【請求項11】
請求項1ないし10の何れか一項に記載の発光性有機白金錯体を含むことを特徴とする発光性材料。

【請求項12】
一対の電極間に、発光層を含む有機層を挟持してなる機能素子であって、
上記発光層が、請求項1ないし10の何れか一項に記載の発光性有機白金錯体を含むことを特徴とする機能素子。
産業区分
  • その他無機化学
  • 半導体
  • 固体素子
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2012504388thum.jpg
出願権利状態 登録
上記の特許・技術に関心のある方は、下記問い合わせ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close