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バイオシリカ形成能を有するペプチド

国内特許コード P130009748
整理番号 KG0089-JP02
掲載日 2013年8月5日
出願番号 特願2010-214437
公開番号 特開2011-219453
登録番号 特許第5783523号
出願日 平成22年9月24日(2010.9.24)
公開日 平成23年11月4日(2011.11.4)
登録日 平成27年7月31日(2015.7.31)
優先権データ
  • 特願2010-073664 (2010.3.26) JP
発明者
  • 松田 祐介
出願人
  • 学校法人関西学院
  • 富士化学株式会社
発明の名称 バイオシリカ形成能を有するペプチド
発明の概要 【課題】ペプチドを用いたバイオシリカの製造方法として、従来よりも効率的にシリカを製造できる方法を提供する。
【解決手段】塩基性アミノ酸が3アミノ酸残基毎に配置されてなり、かつαへリックス形成能を有するアミノ酸配列を含むバイオシリカ製造用ペプチド。塩基性アミノ酸が、同一又は異なってアルギニン、リジン、又はヒスチジンであり、さらに疎水性アミノ酸が3アミノ酸残基毎に配置されてなる配列を有する。またケイ酸原が、ケイ酸、ケイ酸のアルカリ金属塩、ケイ酸のアルカリ土類金属塩、及びアルコキシシランからなる群より選択される少なくとも1種のケイ素含有化合物であるバイオシリカの製造方法。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


様々なシリカ(二酸化ケイ素(SiO2)を主成分とする構造物)が生物によって産出されることが知られており、これらのシリカは「バイオシリカ(bio-silica)」とも呼ばれる。バイオシリカを産生する生物の代表例として、珪藻が挙げられる。珪藻はケイ酸質の被殻を有する。



1999年以降Kroegerらにより、海洋性珪藻Cylindrotheca fusiformisの細胞壁をフッ素酸で溶かした溶液から、4kDa~8kDaのポリペプチドSilaffin-1A1,Silaffin-1A2,Silaffin-1Bが単離されている。これら珪藻被殻から単離されたポリペプチド(総称して「シラフィン」と呼ばれる)は、in vitroにおいて、ケイ酸原の存在下、迅速にケイ酸の重合体粒子(バイオシリカ)を形成することが知られている。これらシラフィンが水などの液中の反応で形成するバイオシリカは通常粒子状である (非特許文献1、2)。



これまでに、これらシラフィンまたはそのキメラ蛋白を使用してシリカを製造する方法がいくつか報告されている(特許文献1、非特許文献3~7)。

産業上の利用分野


本発明は、バイオシリカ形成能を有するペプチド、及びペプチドの用途に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
配列表の配列番号1または2で示されるαへリックス形成能を有するアミノ酸配列からなるバイオシリカ形成ドメインを少なくとも1つ以上有する45以下のアミノ酸残基からなるペプチドであって、且つバイオシリカ形成能を有する、バイオシリカ製造用ペプチド。

【請求項2】
配列表の配列番号1~6で示されるいずれかのアミノ酸配列からなる、請求項1に記載するバイオシリカ製造用ペプチド。

【請求項3】
等電点が9以上である、請求項1または2に記載するバイオシリカ製造用ペプチド。

【請求項4】
請求項1~のいずれかに記載のペプチドからなるか、または当該ペプチドを含有するバイオシリカ形成材。

【請求項5】
溶媒の存在下、請求項1~のいずれかに記載のバイオシリカ製造用ペプチドをケイ酸原と共存させる工程を有する、バイオシリカの製造方法。

【請求項6】
ケイ酸原が、ケイ酸、ケイ酸のアルカリ金属塩、ケイ酸のアルカリ土類金属塩、及びアルコキシシランからなる群より選択される少なくとも1種のケイ素含有化合物である、請求項記載の方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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