TOP > 国内特許検索 > 袖壁付柱の補強工法

袖壁付柱の補強工法 コモンズ

国内特許コード P130009801
掲載日 2013年8月13日
出願番号 特願2005-182169
公開番号 特開2007-002468
登録番号 特許第4639380号
出願日 平成17年6月22日(2005.6.22)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
登録日 平成22年12月10日(2010.12.10)
発明者
  • 松崎 育弘
  • 杉山 智昭
出願人
  • 学校法人東京理科大学
発明の名称 袖壁付柱の補強工法 コモンズ
発明の概要

【課題】従来にない新規な「袖壁付柱の補強工法」を提供する。
【解決手段】袖壁を1以上有する袖壁付柱10を補強する補強工法であって、各袖壁12A、12Bの柱本体10Aに近接する部分に、N(≧2)個の貫通穴HiA、HiBを上下方向に配列するように穿設し、2以上の補強筋K1i、K2iを1組として含む補強筋のグループを、Nグループを用意し、N個の貫通穴の各穴に、補強筋の1グループを対応させて割り当て、各グループの補強筋が、対応する貫通穴の高さの位置で柱本体を囲繞して主筋を拘束するように、かつ、対応する貫通穴が1以上の補強筋により貫通され、補強筋相互の自由端部が互いに重複しあうようにして、Nグループの補強筋を配設し、Nグループの補強筋を塗り込めるようにポリマーセメントモルタルの層15を形成し、Nグループの補強筋を柱本体10Aに定着させる。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


補強筋を用いてコンクリート構造物を補強する技術は従来から種々の工法が知られており、「コンクリート壁等の補強工法」としては特許文献1、2に記載のものを、また「袖壁付柱の柱本体の補強工法」としては特許文献3に記載のものを挙げることができる。補強筋相互を一体化するための溶接として特許文献4記載のものが知られている。




【特許文献1】特開2003- 35041

【特許文献2】特開2001- 32532

【特許文献3】特開2003-120042

【特許文献4】特開2002-285678

産業上の利用分野


この発明は、袖壁付柱の補強工法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
断面形状が矩形形状の4角柱である柱本体に、1以上の袖壁が形成されている袖壁付柱を補強する補強工法であって、
各袖壁の柱本体に近接する部分に、N(≧2)個の貫通穴を上下方向に配列するように穿設し、
補強筋として鉄筋を用い、
2以上の補強筋を1組として含む補強筋のグループをNグループ用意し、
上記N個の貫通穴の各穴に、補強筋の1グループを対応させて割り当て、
各グループの補強筋が、対応する貫通穴の高さの位置で柱本体を囲繞して主筋を拘束するように、かつ、対応する貫通穴が1以上の補強筋により貫通され、補強筋相互の自由端部が互いに重複しあうようにして、上記Nグループの補強筋を配設し、
上記Nグループの補強筋を塗り込めるようにポリマーセメントモルタルの層を形成し、上記Nグループの補強筋を柱本体に定着させるとともに、
上記袖壁の壁面に、補強筋を2次元的に組み合わせ、全強度型鉄筋接合溶接で溶接して一体化した補強筋部材を当接させて設置し、
この補強筋部材をポリマーセメントモルタルによる袖壁部用ポリマーセメントモルタル層で塗りこめて、袖壁に定着し、
且つ、上記袖壁用ポリマーセメントモルタル層と、柱本体に形成されるポリマーセメントモルタルの層との間に、袖壁表面がスリット状に剥き出しになる部分を残すことにより、上記スリット状に剥き出しになる部分と、この部分を挟むポリマーセメントモルタルの層とにより、せん断強度の弱い擬似スリット部分を形成することを特徴とする袖壁付柱の補強工法。

【請求項2】
請求項1記載の袖壁付柱の補強工法に於いて、
Nグループの補強筋を塗り込めるようにポリマーセメントモルタルの層を形成するのに先立って、各貫通穴にポリマーセメントモルタルを充填することを特徴とする袖壁付柱の補強工法。

【請求項3】
請求項1または2記載の袖壁付柱の補強工法に於いて、
柱本体が、袖壁を2以上有し、
これら2以上の袖壁の少なくとも1つは、各貫通穴が、複数の補強筋により貫通されることを特徴とする袖壁付柱の補強工法。

【請求項4】
請求項1または2または3記載の袖壁付柱の補強工法において、
柱本体に対して上下方向に配列して配設される複数の補強筋とともに、上下方向を長手方向とする鉄筋による縦補強筋を1以上設け、上記補強筋と縦補強筋とを全強度型鉄筋接合溶接で溶接し、上記溶接された補強筋と縦補強筋とを、ポリマーセメントモルタルの層により塗りこめて柱本体に定着させることを特徴とする袖壁付柱の補強工法。

【請求項5】
断面形状が矩形形状の4角柱を柱本体とし、柱面と略同一面をなすように1以上の袖壁が形成された袖壁付柱の補強工法であって、
柱本体の、袖壁と略同一面をなす柱面と上記袖壁とに、鉄筋を全強度型鉄筋接合溶接により2次元的に組み合わせて一体化した補強筋部材をそれぞれ当接させて設置し、
各補強筋部材をポリマーセメントモルタル層により塗り込めて、上記柱面および袖壁部に定着し、かつ、上記柱面に形成されるポリマーセメントモルタル層と、上記袖壁部に形成されるポリマーセメントモルタル層との間において、袖壁表面がスリット状に剥き出しになる部分を形成することにより、上記スリット状に剥き出しになる部分を底面とし、この部分を挟むポリマーセメントモルタル層の厚みを深さとして、せん断強度の弱い擬似スリット部分を形成することを特徴とする袖壁付柱の補強工法ことを特徴とする袖壁付柱の補強工法。
産業区分
  • 建造物
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2005182169thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
上記の特許・技術に関心のある方は、下記問合せ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close