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アニオン界面活性剤/カチオン界面活性剤混合組成物、及び毛髪用化粧料 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P130009834
掲載日 2013年8月13日
出願番号 特願2009-291237
公開番号 特開2011-131137
登録番号 特許第5713482号
出願日 平成21年12月22日(2009.12.22)
公開日 平成23年7月7日(2011.7.7)
登録日 平成27年3月20日(2015.3.20)
発明者
  • 阿部 正彦
  • 酒井 秀樹
  • 酒井 健一
  • 土屋 好司
  • 石塚 智貴
  • 金 泰成
出願人
  • 学校法人東京理科大学
発明の名称 アニオン界面活性剤/カチオン界面活性剤混合組成物、及び毛髪用化粧料 コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】液体化粧料等の用途に適するカチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤/カチオン界面活性剤混合組成物、及び毛髪用化粧料を提供する。
【解決手段】例えばジグリセリルメチルラウリルアンモニウムクロライドは親水性の高いグリセリン基で修飾された四級アンモニウム塩であり、水と混合して水溶液状とした場合でも、組み合わされるアニオン界面活性剤とベシクルを形成する等により、等モル付近あるいは炭素数の等しいアニオン界面活性剤と組み合わせた場合も含め、不溶性の塩による沈殿等が形成されるのを長期的に抑制でき、透明性に優れ、潤いと滑らかさ等を与えることができる界面活性剤となり、毛髪用化粧料や殺菌剤等に適用することができる。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


アニオン界面活性剤とカチオン界面活性剤を混合したアニオン界面活性剤/カチオン界面活性剤混合系は、親水基間の強い静電相互作用により2分子膜形成に適した擬似二鎖型の複合体を形成し、ベシクルの自発形成が起こったり、分子集合体形成濃度が著しく低下する等、それぞれの単独系水溶液の挙動とは全く異なる吸着挙動や溶液物性等を生じ、特異性を示すことが知られている。



また、かかる混合系において、アニオン界面活性剤とカチオン界面活性剤の混合比率を適切に選択することにより、繊維に対する界面活性剤の吸着量を制御することができるため、優れた柔軟性や帯電防止効果を可能とするが、このような効果は、毛髪に対して同様な効果が求められるヘアリンス等の毛髪用化粧料への応用が期待できる。加えて、アニオン界面活性剤/カチオン界面活性剤混合系は、カチオン界面活性剤単独よりも皮膚刺激が少なく、抗菌力にも優れることから殺菌消毒剤や殺菌洗浄剤等の殺菌剤等として使用することもできる。このようなアニオン界面活性剤/カチオン界面活性剤混合系としては、例えば、カチオン界面活性剤と、高度にアルコキシル化されたアニオン界面活性剤を含有する透明なヘアコンディショニング組成物が提供されている(例えば、特許文献1を参照。)。



一方、アニオン界面活性剤とカチオン界面活性剤を併用した場合には、組成物中でコンプレックスを形成して、沈殿物やダマが発生して白濁するといった問題があり、特に、透明化粧料の場合は、透明にならず、製剤化が非常に困難であった。また、仮に透明とすることができたとしても、長期にわたって透明性を持続することが困難な場合があった。そこで、このようなコンプレックスの沈殿物やダマによる白濁を抑制するため、ジアルキルスルホコハク酸塩ないしアルキルエーテル硫酸エステル塩、モノアルキル型第4級アンモニウム塩、ポリグリセリン脂肪酸エステル並びに水を含有してなる毛髪用透明化粧料が提供されている(例えば、特許文献2を参照。)。

産業上の利用分野


本発明は、カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤/カチオン界面活性剤混合組成物、及び毛髪用化粧料に関する。さらに詳しくは、アニオン界面活性剤と混合して水溶液として不溶性の塩の沈殿を形成しにくいカチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤/カチオン界面活性剤混合組成物、及び毛髪用化粧料に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
アニオン界面活性剤と、下記式(I)で表されるカチオン界面活性剤と、を含むことを特徴とするアニオン界面活性剤/カチオン界面活性剤混合組成物。
【化1】


(式(I)中、Rは、炭素数が6~18の直鎖または分岐鎖のアルキル基、Rはメチ
ル基またはエチル基、Xはハロゲン、をそれぞれ示す。)

【請求項2】
前記アニオン界面活性剤とカチオン界面活性剤とのモル比が、アニオン界面活性剤/カチオン界面活性剤=40/60~60/40であることを特徴とする請求項1に記載のアニオン界面活性剤/カチオン界面活性剤混合組成物。

【請求項3】
前記アニオン界面活性剤がアルキル硫酸塩であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアニオン界面活性剤/カチオン界面活性剤混合組成物。

【請求項4】
前記アルキル硫酸塩がドデシル硫酸ナトリウム(SDS)、オクチル硫酸ナトリウム(
SOS)及びデシル硫酸ナトリウムよりなる群から選ばれる少なくとも1つからなること
を特徴とする請求項3に記載のアニオン界面活性剤/カチオン界面活性剤混合組成物。

【請求項5】
さらに水を含み、水溶液状にしたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のアニオン界面活性剤/カチオン界面活性剤混合組成物。

【請求項6】
前記請求項ないし請求項5のいずれかに記載のアニオン界面活性剤/カチオン界面活
性剤混合組成物を含むことを特徴とする毛髪用化粧料。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009291237thum.jpg
出願権利状態 登録
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