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ドロロキシフェンの製造方法 コモンズ

国内特許コード P130009846
掲載日 2013年8月13日
出願番号 特願2010-134878
公開番号 特開2010-195832
登録番号 特許第5334208号
出願日 平成22年6月14日(2010.6.14)
公開日 平成22年9月9日(2010.9.9)
登録日 平成25年8月9日(2013.8.9)
発明者
  • 椎名 勇
  • 佐野 義之
出願人
  • 学校法人東京理科大学
発明の名称 ドロロキシフェンの製造方法 コモンズ
発明の概要

【課題】 反応工程数が少なく効率的にドロキシフェンを製造するための、新規なドロロキシフェンの製造方法を提供する点にある。
【解決手段】 反応工程として、3-アルカノイルオキシベンズアルデヒド、トリメチルシンナミルシラン、及び2-ハロエトキシベンゼンを原料化合物とする3成分カップリング反応、アシルオキシ基の除去及びジメチルアミノ基形成反応、並びに2重結合転移反応を順次行うことにより、ドロロキシフェンを得る。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


タモキシフェンは、ホルモン依存性乳ガンの治療薬として用いられてきた。タモキシフェンは、組織特異的にエストロゲン性、あるいは抗エストロゲン性作用を有し、乳房細胞においては、抗エストロゲン作用を有することが知られている。
エストロゲンは、特に乳ガン細胞のエストロゲン受容体と結合し、ガン細胞の増殖を促進するが、タモキシフェンは、エストロゲンと競合的にエストロゲン受容体と結合することにより、エストロゲンとエストロゲン受容体の結合を阻止し、ガン細胞の増殖を抑制する。
このような作用を有するタモキシフェンにおいては、現在まで、様々な誘導体が合成されており、これらの誘導体を例示すると、ドロロキシフェン(3-ヒドロキシタモキシフェン)、4-ヒドロキシタモキシフェン、4-ブロモタモキシフェン、3-ヨードタモキシフェン、イドキシフェン等が挙げられる。



これらのうち、ドロロキシフェンは、エストロゲン依存性乳ガン培養細胞に対して、タモキシフェンを上回る増殖抑制効果を有し、ガン増殖抑制因子TGF-βの分泌誘導作用もタモキシフェンより高い。さらに骨粗鬆症の予防薬としても注目され、有用な化合物であるが、従来の合成法は極めて工程数が多く、効率的な生産を行えない等の問題点を有していた。
例えば、フェニル酢酸クロライドとメトキシベンゼンを原料とするいわゆるアルキル化ルートによるものは、図3に示されるように合計9つの反応工程を要する(特許文献1)。また、3-メトキシフェニル-、4メトキシフェニルケトンを原料とする、いわゆる還元カップリングルートによるものは、図4に示されるように、合計7つの反応工程を経る(非特許文献1参照)。したがって、これらの従来法では、効率的にドロロキシフェンを得ることは困難である。

産業上の利用分野


本発明は、ドロロキシフェンの新規な製造法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
以下の式(4)で表される化合物。
【化学式1】


(但し、式中、Rピバロイル基を表し、Xはハロゲン原子を表す。)



【請求項2】
以下の式(5)で表される化合物。
【化学式2】
産業区分
  • 有機化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010134878thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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