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多結晶チタン酸バリウム粒子の製造方法 コモンズ

国内特許コード P130009871
掲載日 2013年8月13日
出願番号 特願2012-109120
公開番号 特開2012-155346
登録番号 特許第5552603号
出願日 平成24年5月11日(2012.5.11)
公開日 平成24年8月16日(2012.8.16)
登録日 平成26年6月6日(2014.6.6)
発明者
  • 木練 透
  • 柳橋 由貴子
出願人
  • 学校法人東京理科大学
発明の名称 多結晶チタン酸バリウム粒子の製造方法 コモンズ
発明の概要 【課題】駆動電圧の低減化及び表示応答速度の高速化が確実になされ、電力消費量の低減を図ることができる液晶材料組成物、当該液晶材料組成物を備えた液晶電気光学装置、及び多結晶チタン酸バリウム粒子の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の液晶材料組成物は、液晶材料に平均1次粒子径が100nm以下の多結晶チタン酸バリウム粒子が分散されている構成を採用しており、駆動電圧の低減化及び表示応答速度の高速化が可能となり、電力消費量の低減を図ることができる。また、かかる液晶材料組成物を備えた液晶電気光学装置は、例えば、各種液晶ディスプレイとして利用することができ、電気光学部品として、液晶プロジェクタ(投写型液晶表示装置)の光学素子や、光通信における光変調電気光学部品としても利用することができる。
【選択図】図12
従来技術、競合技術の概要



液晶パネルとも呼ばれる液晶電気光学装置は、いわゆるブラウン管(CRT/Cathode Ray Tube)と比較して軽量かつコンパクトな画像表示装置として、コンピュータ、電卓、時計等幅といった幅広い分野で使用されている。かかる液晶パネルは、液晶材料の外場(電場、熱等)の印加に対する液晶分子の配向状態の変化や相転移によって、液晶材料の光学的性質(干渉、散乱、回折、旋光、吸収等)が変化することを動作原理としているものである。





液晶パネルの構成や駆動手段は、一般に、少なくとも一方が透光性を有し、間隔が所定距離に保たれた2枚の基板の間に液晶材料を挟み、かかる2枚の基板の両方又はいずれか一方に形成された電極により液晶材料に電界を印加して液晶分子の配向状態を基板面内の画素毎に制御し、液晶パネルを透過する光量を制御することで画像表示を行うものである。また、液晶電気光学装置には、このような、液晶セルの外側に偏光板が配設され、その偏光板を通過した光(偏光)を利用して画像表示を行う偏光利用型と、偏光板を直接の構成要素とせず、偏光を利用しないで画像表示を行う偏光非利用型とが存在する。





偏光利用型の液晶パネルで用いられる液晶表示モードとしては、例えば、電界印加時と電界非印加時の液晶材料の配向状態の違いによる液晶セルの液晶層の光の旋光性、光の干渉、光の複屈折率の違いを利用して、または液晶層に添加された二色性色素による光吸収を利用して、液晶層を通過する偏光の進行方向や波長を変えて画像表示を行うモードが知られている。液晶パネルで広く用いられている液晶表示モードとしては、TN(Twisted Nematic)型やSTN(Super Twisted Nematic)型というもので、これらはそれぞれ液晶材料の旋光性、複屈折光の干渉といった光学的性質を利用している。





また、偏光利用型の液晶パネルで用いられるこれ以外の液晶表示モードとしては、例えば、ECB(Electrically Controlled Birefringence)、VAN(Vertically Aligned Nematic)、HAN(Hybrid Aligned Nematic)、IPS(In-Plane Switching)、BN(Bent Nematic)、OCB(Optically Compensated Bent)、GH(Guest Host)、BSN(Bistable Nematic)、EC(Electroclinic)、SSFLC(Surface Stabilized FLC)、AFLC(Anti FLC)、及びPSV-FLC(Polymer Stabilized FLC)等の液晶表示モードが知られている。





前記したような偏光利用型の液晶パネルで画像を表示させる場合にあっては、数多くの画素を同時に動作制御するために、種々の方法が提案されている。この中でアクティブマトリクス駆動が高画質、高密度の表示が可能な方法として、広く用いられている。これは、各画素に非線型能動素子(ダイオード、トランジスタ等)を配置して、各画素を電気的に独立した関係になるようにし、余分な信号の干渉を排除し高画質を実現することを目的とするものである。また、この方法によれば各画素は電気的スイッチが接続されたコンデンサとして見ることができる。従って、必要に応じてスイッチをオン/オフさせることで画素に電荷を注入/流出させることができる。さらに、スイッチをオフにすれば画素に電荷を保持されるためメモリー性を付与することが可能となる。





偏光利用型の液晶電気光学装置は、偏光非利用型の液晶電気光学装置と比較して、駆動電圧が低く、高いコントラスト比が実現可能で、さらに表示応答速度が速い等の利点があるため、時計や携帯電話等の電池で作動する携帯用電気機器、パーソナルコンピュータ、電子ペーパ及びテレビ等の画像表示装置に広く用いられている。このように、偏光利用型の液晶電気光学装置は、電力消費量の低減のために駆動電圧が低電圧であること、及び表示応答速度が速いことが特徴であるが、これらを実現するためには、液晶セルを構成する液晶材料について強誘電性を備えた材料を使用する場合が多く、液晶材料として強誘電性粒子を分散させた材料や、このような材料を用いた液晶セルないしは液晶電気光学装置が提供されている(例えば、特許文献1~特許文献6を参照。)。

産業上の利用分野



本発明は、多結晶チタン酸バリウム粒子の製造方法に関する。さらに詳しくは、電力消費量の低減を図ることができる液晶材料組成物に用いられる多結晶チタン酸バリウム粒子の製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
環状アミド構造を持つビニル系ポリマーで保護されたバリウム化合物とチタン化合物を撹拌混合して液相合成した後、乾燥処理して粉末状のチタン酸バリウムとし、得られた前記粉末状のチタン酸バリウムを焼成処理して結晶化することを特徴とする多結晶チタン酸バリウム粒子の製造方法。

【請求項2】
前記環状アミド構造を持つビニル系ポリマーと前記バリウム化合物のモル量の比(環状アミド構造を持つビニル系ポリマーのモル量/バリウム化合物のモル量=R)が、R=0.5~2.0であることを特徴とする請求項1に記載の多結晶チタン酸バリウム粒子の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012109120thum.jpg
出願権利状態 登録
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