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椎弓根スクリュー用挿入穴作製ワイヤーの三次元ガイド具

国内特許コード P130010090
掲載日 2013年11月26日
出願番号 特願2012-528659
登録番号 特許第5935218号
出願日 平成23年8月5日(2011.8.5)
登録日 平成28年5月20日(2016.5.20)
国際出願番号 JP2011067955
国際公開番号 WO2012020707
国際出願日 平成23年8月5日(2011.8.5)
国際公開日 平成24年2月16日(2012.2.16)
優先権データ
  • 特願2010-181119 (2010.8.12) JP
発明者
  • 川口 善治
出願人
  • 国立大学法人富山大学
発明の名称 椎弓根スクリュー用挿入穴作製ワイヤーの三次元ガイド具
発明の概要 【課題】解剖学的に適切な位置に椎弓根スクリューを刺入するにあたり、この椎弓根スクリューを挿入するための挿入穴を作製するのに用いるワイヤーの三次元ガイド具及び、その製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】脊椎を撮像したCT画像に基づいて製作される椎弓根スクリュー用挿入穴作製ワイヤーの三次元ガイド具であって、三次元ガイド具は、刺入部位の骨形態面に面状に突き当て当接する当接面部と、当該当接面部から立設したガイドブロック部とを有し、ガイドブロック部は挿入穴作製ワイヤーの刺入方向を規制するガイド孔を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


脊柱の骨は、自在な方向に動くのを許容するだけでなく、体内の数多くの静脈、動脈及び神経等を内包保護する働きがある。
成人にあっては、脊椎は20個余りの別個の骨からなり、隣接する椎骨の間に位置する後側椎間関節及び軟骨板(椎間板)を介して相互に連結されている。
脊椎の骨は解剖学的に四つに分類され、頚椎、胸椎、腰椎及び、仙椎と称されている。
また、これらの区域は特有の弯曲を形成していて、頚椎前弯、胸椎後弯、腰椎前弯及び仙椎後弯として知られている。



このような脊椎の外科手術においては、脊椎を固定することで治療効果を得るために、椎弓根スクリューが用いられる場合がある。
しかし、脊椎の形態は人それぞれによって大きく異なり、特に脊椎側弯症等の場合には大きな変形が生じていて、椎弓根スクリューの刺入の際に脊髄損傷による四肢麻痺や椎骨動脈損傷による死亡例が報告されるなど、重篤な合併症を引き起こす恐れもあった。
そこで、非特許文献1にCT像を等倍に現像し、椎弓根スクリューを刺入する位置、角度をCTフィルム上に直接描き、そのラインを椎弓背側の輪郭を含むようにカットしたCTフィルムを使用するCTcutout法が提案されている。
しかし、同技術は刺入位置が正確に得られても、刺入方向の安定性に不安があった。



【非特許文献1】
宮本 裕史、日本脊椎脊髄病学会雑誌19(1)2008、P31

産業上の利用分野


本発明は、脊椎外科手術において使用される椎弓根スクリューを解剖学的に適切な部位に刺入するのに好適な椎弓根スクリュー用挿入穴作製ワイヤーの刺入ガイド具及び、その製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
脊椎を撮像したCT画像に基づいて製作される椎弓根スクリュー用挿入穴作製ワイヤーの三次元ガイド具であって、
三次元ガイド具は、刺入部位の骨形態面に面状に突き当て当接する当接面部と、当該当接面部から立設したガイドブロック部とを有し、
ガイドブロック部は挿入穴作製ワイヤーのガイド孔を有し、
当該ガイド孔は挿入穴作製ワイヤーの外径よりもわずかに大きい内径を有し、孔の長さが15mmを超え、30mm以下の範囲にすることで、当該挿入穴作製ワイヤーの刺入位置と刺入方向を規制するものであり、
前記当接面部は、緩やかな凹凸曲面からなる刺入部位の骨の形態面部と、急激な斜面からなる椎弓に有する横突起、棘突起及び関節突起のうちいずれかの突起部の突起形状に合致した凹部形状の突起当接部とを有することを特徴とする三次元ガイド具。

【請求項2】
脊椎をCT画像として取り込んだ当該CT画像に基づいて椎弓根スクリューを刺入する部位を抽出するステップと、
当該抽出した刺入部位に基づいて鋳型を製作するステップと、
当該鋳型に基づいて成形したものであり、刺入部材の骨形態面に面状に突き当て当接する当接面部と、椎弓根スクリュー用挿入穴作製ワイヤーの刺入の位置と方向を規制するためのガイド孔を有するガイドブロック部とを有し、
前記ガイド孔は挿入穴作製ワイヤーの外径よりもわずかに大きい内径を有し、孔の長さが15mmを超え、30mm以下の範囲にすることで、当該挿入穴作製ワイヤーの刺入位置と刺入方向を規制するものであり、
前記当接面部は、緩やかな凹凸曲面からなる刺入部位の骨の形態面部と、急激な斜面からなる椎弓に有する横突起、棘突起及び関節突起のうちいずれかの突起部突起形状に合致した凹部形状の突起当接部とを有することを特徴とする椎弓根スクリュー用挿入穴作製ワイヤーの三次元ガイド具の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012528659thum.jpg
出願権利状態 登録
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