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抗菌性消臭剤および抗菌性消臭剤の製造方法

国内特許コード P130010129
整理番号 S2013-0929-N0
掲載日 2013年12月6日
出願番号 特願2013-100769
公開番号 特開2014-218486
出願日 平成25年5月10日(2013.5.10)
公開日 平成26年11月20日(2014.11.20)
発明者
  • 横川 善之
出願人
  • 公立大学法人大阪市立大学
発明の名称 抗菌性消臭剤および抗菌性消臭剤の製造方法
発明の概要 【課題】ゼオライトは、吸着能を有し、Ag、Cu、Znといった抗菌性金属成分を含有させることで、抗菌性を有する点も、すでに知られている。しかし、水中に曝される環境で使用される場合は、継時的にこれらの抗菌性金属成分が脱離するという課題が生じる。抗菌性金属成分の脱離は、抗菌能力の低下を招くだけでなく、環境負荷の原因ともなる。
【解決手段】水酸化ナトリウムとメタ珪酸ナトリウムからLTA型ゼオライトを調製する工程と、前記LTA型ゼオライトのナトリウムイオンを抗菌性金属イオンに交換する工程と、前記抗菌性金属イオンの一部をカルシウムイオンに交換する工程を有することを特徴とする抗菌性消臭剤の製造方法によって提供される抗菌性消臭剤は、水に曝される環境中での金属イオン放出が抑制される。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



特許文献1には、抗菌消臭剤として、抗菌性金属成分をゼオライトに担持した抗菌消臭剤は公知であるとされている。この抗菌消臭剤は、樹脂、塗料、繊維、皮革、家具類、化粧品などに添加または塗布して用いられる。しかし、従来公知であるとされていた抗菌性金属成分を担持したゼオライトは、継時的に徐々に変色したり、透明性が得られないという課題があった。





特許文献1はこのような課題に対して、平均一次粒子径(D1)が20~200nmの範囲にあり、平均二次粒子径(D2)が20~400nmの範囲にあり、(D2)/(D1)が1~5の範囲にあるコロイド状フォージャサイト型ゼオライトに、銀、銅、亜鉛、錫、鉛、ビスマス、カドミウム、クロム、水銀から選ばれる1種または2種以上の金属イオンおよび/または金属錯イオンを含むことを特徴とする抗菌消臭剤を開示している。





また、ゼオライト中にAgやCaを含ませることで、ヨウ素129の吸蔵性が高くなり、またヨウ素を吸蔵させた後、表面をアパタイトでコーティングすることで、ヨウ素を封じ込める発明が特許文献2に開示されている。

産業上の利用分野



この発明は、抗菌消臭剤に関するものであり、特に抗菌性金属成分が水中に溶出しない抗菌性消臭剤および抗菌性消臭剤の製造方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
水酸化ナトリウムとメタ珪酸ナトリウムからLTA型ゼオライトを調製する工程と、
前記LTA型ゼオライトのナトリウムイオンを抗菌性金属イオンに交換する工程と、
前記抗菌性金属イオンの一部をカルシウムイオンに交換する工程を有することを特徴とする抗菌性消臭剤の製造方法。

【請求項2】
前記ナトリウムイオンを抗菌性金属イオンに交換する工程は、複数回繰り返すことを特徴とする請求項1に記載された抗菌性消臭剤の製造方法。

【請求項3】
さらに、リン酸カルシウムで全体をコーティングする工程を有することを特徴とする請求項1または2のいずれかの請求項に記載された抗菌性消臭剤の製造方法。

【請求項4】
前記抗菌性金属イオンは銀イオンであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1の請求項に記載された抗菌性消臭剤の製造方法。

【請求項5】
抗菌性金属イオンとカルシウムイオンを有するLTA型ゼオライトの表面をリン酸カルシウムでコーティングしたことを特徴とする抗菌性消臭剤。

【請求項6】
前記抗菌性金属イオンは銀であることを特徴とする請求項5に記載された抗菌性消臭剤。

【請求項7】
前記LTA型ゼオライトは、βサイトにCaイオン、αサイトにCaイオンとAgイオン、γサイトにAgイオンが含まれ、前記αサイトのCaイオンはAgイオンより多いことを特徴とする請求項5乃至6のいずれか1の請求項に記載された抗菌性消臭剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開


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