TOP > 国内特許検索 > D-グルコサミン酸又はその類縁体の製造方法、並びにそのための触媒組成物

D-グルコサミン酸又はその類縁体の製造方法、並びにそのための触媒組成物 コモンズ

国内特許コード P140010196
掲載日 2014年1月7日
出願番号 特願2013-022354
公開番号 特開2013-253073
出願日 平成25年2月7日(2013.2.7)
公開日 平成25年12月19日(2013.12.19)
優先権データ
  • 特願2012-033316 (2012.2.17) JP
発明者
  • 海老谷 幸喜
  • 西村 俊
  • 大見 陽太郎
出願人
  • 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学
発明の名称 D-グルコサミン酸又はその類縁体の製造方法、並びにそのための触媒組成物 コモンズ
発明の概要

【課題】本発明は、簡便で効率的にD-グルコサミン酸又はその類縁体を製造するための手段を提供することを目的とする。
【解決手段】ハイドロタルサイト、酸化マグネシウム又は酸化カルシウムを含む担体と、該担体に担持された金粒子とを含む触媒組成物を使用することにより、D-グルコサミン又はその類縁体から対応するD-グルコサミン酸又はその類縁体を簡便且つ効率的に製造することが可能となる。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


D-グルコサミン酸はD-グルコサミンの1位炭素を含むアルデヒド基がカルボキシル基に変換された構造を有しており、ヒトの成長に生理学的に必要なアミノ酸の一種である。D-グルコサミン酸は調味料、甘味料、医薬品原料、老化防止剤等の用途において有用である。また、化学的な観点からは、種々の金属イオンの補修剤、アミノ酸合成の出発原料、糖の分離剤として使用される有用性の高い化合物である。



【化学式1】




D-グルコサミン酸を製造する方法としては以下のものが例示できる。
非特許文献1では白金アダムス触媒を用いてD-グルコサミンからD-グルコサミン酸を合成することが報告されている。



特許文献1~3及び非特許文献2~4では、酵素を用いて、D-グルコサミンからD-グルコサミン酸を合成することが報告されている。



更に水銀化合物(非特許文献5)、白金系触媒(非特許文献6及び7)、電極触媒(非特許文献8)等を用いてD-グルコサミン酸を合成することも検討されている。



一方、キチンはエビやカニの甲殻から得られる天然多糖類であり、非可食系バイオマスとして自然界に大量に存在するバイオマス資源である。甲殻からのキチンの抽出には、甲殻の粉砕、脱石灰(脱Ca)、脱タンパク質、脱色が必要であり、塩酸や水酸化ナトリウムを用いた手法が確立している。本発明の原料化合物の一つであるグルコサミン塩酸塩は、キチンを濃塩酸で処理することで製造されることも知られている。しかし、漁業、飲食産業等から排出される甲殻の大部分は、現在未利用のまま処分されており、その有効活用が望まれている。

産業上の利用分野


本発明は、D-グルコサミン又はその類縁体を酸化して、対応するD-グルコサミン酸又はその類縁体を生成するのに適した触媒組成物に関する。



本発明はまた、当該触媒組成物を用いたD-グルコサミン酸、D-ガラクトサミン酸及びD-マンノサミン酸からなる群より選択されるアルドン酸又はそれらのN-アシル誘導体の製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
D-グルコサミン酸、D-ガラクトサミン酸及びD-マンノサミン酸からなる群より選択されるアルドン酸又はそれらのN-アシル誘導体を製造する方法であって、
ハイドロタルサイト、酸化マグネシウム又は酸化カルシウムを含む担体と、該担体に担持された金粒子とを含む触媒組成物の存在下において、D-グルコサミン、D-ガラクトサミン及びD-マンノサミンからなる群より選択されるアルドース又はそれらのN-アシル誘導体である原料化合物と酸化剤とを反応させ、前記原料化合物の1位炭素を酸化してカルボキシル基に変換する工程を含む、前記方法。

【請求項2】
請求項1に記載の方法に使用するための、ハイドロタルサイト、酸化マグネシウム又は酸化カルシウムを含む担体と、該担体に担持された金粒子とを含む触媒組成物。
産業区分
  • 有機化合物
  • その他無機化学
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 審査請求前
※ 上記の特許・技術に関心のある方は、下記問合せ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close