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携帯端末セット、携帯端末用ジャケット、携帯端末、情報処理システム、およびプログラム 新技術説明会

国内特許コード P140010220
整理番号 S2012-0823-N0
掲載日 2014年1月23日
出願番号 特願2012-130326
公開番号 特開2013-254398
登録番号 特許第5988141号
出願日 平成24年6月8日(2012.6.8)
公開日 平成25年12月19日(2013.12.19)
登録日 平成28年8月19日(2016.8.19)
発明者
  • 木村 尭
  • 野嶋 琢也
出願人
  • 国立大学法人電気通信大学
発明の名称 携帯端末セット、携帯端末用ジャケット、携帯端末、情報処理システム、およびプログラム 新技術説明会
発明の概要 【課題】錯触覚現象を利用して、対象物の柔らかさを認識可能にする新たなユーザインタフェースを実現することができるようにする。
【解決手段】圧力センサは、ユーザが携帯端末を把持したときの圧力を検知する。携帯端末は、柔らかさの程度を表す柔らかさ情報と、圧力センサが示す圧力値とに応じて、ユーザに柔らかさを認識させる錯触覚画像の形態的属性を決定して錯触覚画像の表示制御を行う。本発明は、例えば、携帯端末のユーザインタフェースに適用できる。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



コンピュータ等のユーザインタフェースとして触覚を用いたものが知られている。触覚を用いたユーザインタフェースの代表的なものとして、ディスプレイの表示面をタッチすることで情報の入力が可能なタッチパネルを用いたタッチ入力がある。





また、画面上へのタッチ入力の他に、携帯端末の背面へのタッチ入力が研究・開発されている(例えば、非特許文献1,2参照)。また、携帯端末の背面を出力インタフェースに利用することも提案されている(例えば、非特許文献3,4参照)。





さらに、ユーザの握力を検出し、検出された握力に応じて画面上のオブジェクトを操作することが提案されている。例えば、ポインティングデバイスに設けた圧力センサで、デバイスを握るユーザの握力を検出し、検出された握力に応じてディスプレイに描画される線の太さを変化させる入力インタフェースが提案されている(例えば、特許文献1参照)。





また、自由に変形可能なコンピュータ的デバイスにおいて、デバイス表面に圧縮や張力歪みを検知するセンサアレイを設け、デバイスを圧縮する操作を検知した場合に、デバイスの画面に表示されている文書をアイコン化(小型化)する動作を行う入力インタフェースも提案されている(例えば、特許文献2参照)。





さらに、握力を用いて気持ちを表現し、その気持ちを通信するシステムも提案されている(例えば、特許文献3参照)。そのシステムでは、具体的には、送信側は、専用の入力デバイスを用いてユーザの握力の大きさを測定し、その測定値に基づいてユーザの入力したい気持ちの種類を判別して、判別した気持ちの種類を相手方に伝送する。受信側は、送信されてきた気持ちの種類に応じた表情の顔画像を出力する。





ところで、触覚による入力操作に対する視覚的なフィードバックを制御することにより、触覚に基づく操作感の錯覚を引き起こす視覚誘導性錯触覚という現象が知られているが、上述した非特許文献1乃至4と特許文献1から3に記載の入力インタフェースは、錯触覚現象を利用した入力インタフェースではない。





錯触覚現象を利用した入力インタフェースとしては、例えば、非特許文献5や特許文献4に記載の技術がある。





非特許文献5では、ピストン形状の入力装置を用いてディスプレイ画面上のピストンを操作し、画面上においてピストンの先にある物体を変形させるアプリケーションが提案されている。このアプリケーションでは、ピストン操作によって、画面上の物体の変形を大きくするほど、ユーザはその物体が柔らかいと感じるようになり、アプリケーションは、画面上の物体の変形という視覚フィードバックを制御することにより、触覚に基づく柔らかさの感覚の錯覚を引き起こしている。





また、特許文献4では、タッチパネルの操作面に力センサを配置して指の押圧力を検出できるようにし、操作面上での指の動きと押圧力とに応じて、背景のスクロール画像のスクロール速度を変化させることによって、指の動きを軽く感じさせたり、重く感じさせたりするユーザインタフェースが提案されている。これにより、視覚情報に基づいて、実際には発生していない現象を、あたかも実際に発生しているかのごとくに感じることが可能になる。

産業上の利用分野



本発明は、携帯端末セット、携帯端末用ジャケット、携帯端末、情報処理システム、およびプログラムに関し、特に、錯触覚現象を利用して、対象物の柔らかさを認識可能にする新たなユーザインタフェースを実現することができるようにする携帯端末セット、携帯端末用ジャケット、携帯端末、情報処理システム、およびプログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ユーザが把持可能な携帯端末と前記携帯端末に装着されるジャケットとからなる携帯端末セットであって、
前記ジャケットは、
前記ユーザが前記携帯端末を把持したときの圧力を検知し、その結果である圧力値を出力する圧力センサを備え、
前記携帯端末は、
柔らかさの程度を表す柔らかさ情報と、前記圧力センサが示す圧力値とに応じて、前記ユーザに柔らかさを認識させる錯触覚画像の形態的属性を決定して前記錯触覚画像の表示制御を行う画像表示制御部と、
前記柔らかさ情報を変更して、複数の前記柔らかさ情報を、前記画像表示制御部に設定する柔らかさ情報制御部と、
前記画像表示制御部により表示制御された前記錯触覚画像を表示する表示部と
を備える
携帯端末セット。

【請求項2】
請求項1に記載の携帯端末セットで用いられる携帯端末用ジャケット。

【請求項3】
ユーザが把持可能な携帯端末であって、
前記ユーザが前記携帯端末を把持したときの圧力を検知する圧力センサと、
柔らかさの程度を表す柔らかさ情報と、前記圧力センサが示す圧力値とに応じて、前記ユーザに柔らかさを認識させる錯触覚画像の形態的属性を決定して前記錯触覚画像の表示制御を行う画像表示制御部と、
前記柔らかさ情報を変更して、複数の前記柔らかさ情報を、前記画像表示制御部に設定する柔らかさ情報制御部と、
前記画像表示制御部により表示制御された前記錯触覚画像を表示する表示部と
を備える携帯端末。

【請求項4】
前記錯触覚画像の形態的属性は、前記錯触覚画像の圧縮率であり、
前記画像表示制御部は、前記圧力値が大きいほど、前記錯触覚画像の圧縮率が大きくなるように、前記錯触覚画像の圧縮率を決定する
請求項3に記載の携帯端末。

【請求項5】
前記画像表示制御部は、前記圧力値に応じた前記圧縮率で前記錯触覚画像を表示させた後、前記錯触覚画像を減衰振動させる表示制御を行う
請求項4に記載の携帯端末。

【請求項6】
前記柔らかさ情報制御部は、前記柔らかさ情報を、前記錯触覚画像の前記表示部への表示時間に応じて変化させる
請求項3に記載の携帯端末。

【請求項7】
前記柔らかさ情報は、複数のパラメータに基づいて決定される
請求項3に記載の携帯端末。

【請求項8】
所望の前記柔らかさ情報を登録する登録部をさらに備える
請求項3に記載の携帯端末。

【請求項9】
携帯端末に、
柔らかさの程度を表す柔らかさ情報を変更して、複数の前記柔らかさ情報を設定し、
設定された前記柔らかさ情報と、ユーザが前記携帯端末を把持したとき圧力センサが示す圧力値とに応じて、前記ユーザに柔らかさを認識させる錯触覚画像の形態的属性を決定して前記錯触覚画像の表示制御を行う
処理を実行させるプログラム。

【請求項10】
ユーザが把持可能な携帯端末と、サーバとからなる情報処理システムであって、
前記携帯端末は、
前記ユーザが前記携帯端末を把持したときの圧力を検知する圧力センサが示す圧力値と、柔らかさの程度を表す柔らかさ情報とに応じて、前記ユーザに柔らかさを認識させる錯触覚画像の形態的属性を決定して前記錯触覚画像の表示制御を行う画像表示制御部と、
前記柔らかさ情報を変更して、複数の前記柔らかさ情報を、前記画像表示制御部に設定する柔らかさ情報制御部と、
前記画像表示制御部により表示制御された前記錯触覚画像を表示する表示部と
を備え、
前記サーバは、
複数の前記柔らかさ情報を記憶する記憶部と、
前記柔らかさ情報を前記携帯端末に送信する送信部と
を備える
情報処理システム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
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