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光学活性な四置換不斉炭素を有するα,β-ジアミノ酸類の製造方法 コモンズ

国内特許コード P140010264
掲載日 2014年2月13日
出願番号 特願2014-018164
公開番号 特開2015-145344
出願日 平成26年2月3日(2014.2.3)
公開日 平成27年8月13日(2015.8.13)
発明者
  • 中村 修一
  • 林 真志
  • 塩見 法行
  • 岩永 優
出願人
  • 国立大学法人 名古屋工業大学
発明の名称 光学活性な四置換不斉炭素を有するα,β-ジアミノ酸類の製造方法 コモンズ
発明の概要 【課題】
この出願の発明が解決しようとする課題は、現状の技術では、ケチミン類に対するα-イソシアノ酢酸エステルを用いたMannich反応による光学活性な四置換不斉炭素を有するα,β-ジアミノ酸類およびその前駆体の簡便かつ高エナンチオ選択的合成法がない点である。
【解決手段】
下式(化30)
【化30】



で表される種々のケチミン類に対し金属種と不斉配位子と塩基存在下でα-イソシアノ酢酸エステルを反応させることにより、光学活性な四置換不斉炭素を有するα,β-ジアミノ酸類の前駆体であるイミダゾリンの不斉触媒的製造方法を提供する。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


光学活性なα,β-ジアミノ酸誘導体は、様々な生理活性物質や医農薬品合成の中間体として広く用いられるため、その不斉合成技術は盛んに研究されてきた(非特許文献1-2)。このような光学活性α,β-ジアミノ酸類を合成する有力な手法としては、α-アミノ酸等価体のマンニッヒ型反応が挙げられ(非特許文献3-5)、特にイミン類に対するα-イソシアノ酢酸エステルの不斉付加反応は、生成物であるイミダゾリン類を加水分解することで対応するα,β-ジアミノ酸類が得られるため、広範囲にわたって研究が行われている(非特許文献6―12)。しかしながら、反応性が低く立体制御が困難であるケトン由来のイミン(ケチミン)とα-イソシアノ酢酸エステルの反応は、光学活性な四置換不斉炭素を有するα,β-ジアミノ酸類を与える重要な合成技術であるものの、その報告例は無い。

産業上の利用分野


本発明は、光学活性な四置換不斉炭素を有するα,β-ジアミノ酸類の製造方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
次式(化27)
【化27】



で示されるケチミン類に対し金属種と不斉配位子と塩基存在下でα-イソシアノ酢酸エステルを反応させることにより光学活性な四置換不斉炭素を有するα,β-ジアミノ酸類の前駆体であるイミダゾリンを製造する方法。
(式中、R1、R2は、アルキル基、アリール基を示す。Rはジアリールホスフィノイル基、ジアルキルホスフィノイル基、アレーンスルホニル基、アルキルスルホニル基、アレーンカルボニル基、アルキルカルボニル基、アルコキシカルボニル基、アリール基、アルキル基を示す。R4は、環状アルキル基、鎖状アルキル基、またはアリール基を示す。用いる金属塩は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、遷移金属、典型金属のアルキル金属、塩化物、臭化物、酸化物、酢酸塩、トリフルオロメタンスルホン酸塩である。
用いる配位子は、シンコナアルカロイド類、光学活性ジアミン類、光学活性アミノアルコール類、光学活性ビスオキサゾリン類、光学活性ホスフィン類である。
また、塩基としては炭酸塩、炭酸水素塩、金属アルコキシド、水酸化塩、酢酸塩、トリアルキルアミン、DBUである。

【請求項2】
次式(化28)で示される請求項1記載のイミダゾリン。
【化28】



【請求項3】
次式(化29)で示される請求項1記載のイミダゾリン。
【化29】


国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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