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運動継続支援システム、運動誘引情報生成装置及びプログラム

国内特許コード P140010277
整理番号 1324
掲載日 2014年2月19日
出願番号 特願2012-119350
公開番号 特開2013-244147
登録番号 特許第5988137号
出願日 平成24年5月25日(2012.5.25)
公開日 平成25年12月9日(2013.12.9)
登録日 平成28年8月19日(2016.8.19)
発明者
  • 岩田 浩康
  • 後濱 龍太
出願人
  • 学校法人早稲田大学
発明の名称 運動継続支援システム、運動誘引情報生成装置及びプログラム
発明の概要 【課題】使用者自らがどう動くかを決定しつつも、各筋肉部位をバランス良くトレーニングできるように使用者を導くことを可能にする。
【解決手段】運動継続支援システム10は、運動時の使用者Hの身体の動きを検出する姿勢認識装置11と、姿勢認識装置11からの検出データに基づき、運動時の使用者Hの動きを適切に導くための情報を生成する運動誘引情報生成装置12と、運動誘引情報生成装置12で生成された情報を出力して使用者Hに提示する出力装置14と、使用者Hの身体の一部に装着され、使用者Hの運動時の心拍数を計測可能な心拍数計測装置15とを備えている。運動誘引情報生成装置12は、運動時に使用者Hが身体の動きの目安とするための目標音を生成する目標音生成手段17と、使用者Hが目標音に対応して運動した際に、姿勢認識装置11の検出データから、使用者Hの身体の動きに応じた動作音を生成する動作音生成手段18とを備えている。
【選択図】 図2
従来技術、競合技術の概要



有酸素運動習慣は、生活習慣病の罹患リスクを低減するが、疾病なき者への運動習慣の動機付けは困難を伴い易く、運動習慣者の割合は、厚生労働省が定めた目標を下回っている。自己決定理論によれば、運動継続には内発的動機づけが必要であり、当該内発的動機づけを促進するには、自発的に行動しているという実感、すなわち、自己決定感が必要になる。従って、疾病なき者へ運動継続を促進させるためには、自己決定感を高める運動手法が望まれる。





ところで、特許文献1には、動作の態様の異なる複数のキャラクターが同時に運動を行う画像をモニタに表示し、複数人のユーザの熟練度に応じて優先的にモニタに表示するキャラクターを変更することができる運動支援装置が開示されている。この運動支援装置では、ユーザが、モニタのキャラクターの中から、自分の熟練度に合ったキャラクターを参考に運動を行うことになる。

産業上の利用分野



本発明は、運動継続支援システム、運動誘引情報生成装置及びプログラムに係り、更に詳しくは、使用者が自己の判断によって運動時の動作を決定でき、且つ、身体の筋肉部位をバランス良くトレーニングできるように使用者を運動に誘引するための運動継続支援システム、運動誘引情報生成装置及びプログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
使用者の運動による身体の動きを検出する姿勢認識装置と、当該姿勢認識装置からの検出データに基づき、運動時の使用者の動きを適切に導くための情報を生成する運動誘引情報生成装置と、当該運動誘引情報生成装置で生成された情報を出力して使用者に提示する出力装置とを備え、使用者の運動継続を支援する運動継続支援システムであって、
前記運動誘引情報生成装置は、運動時における使用者の身体の動きの目安となる目標音に基づいて使用者が運動した際に、使用者の身体の動きに応じた動作音を生成する動作音生成手段を備え、
前記動作音生成手段は、前記姿勢認識装置の検出データから、人体内の複数の筋肉部位の動きに対応して伸縮可能となるように前記筋肉部位毎にそれぞれ仮想的に設定された仮想リンクの長さを求め、これら各仮想リンクの長さに、当該各仮想リンクに重み付けをする重み定数を乗じた上で、前記各仮想リンクの長さの総和を求める仮想リンク総和演算部と、
前記仮想リンク総和演算部で求めた総和に応じて前記動作音を決定する動作音決定部と、
使用者の過去の動作における前記姿勢認識装置の検出データから、前記各筋肉部位間の使用頻度の偏りを判定する偏重部位判定部と、
前記偏重部位判定部で判定された前記各筋肉部位間の使用頻度の偏りに応じて前記仮想リンク毎に前記重み定数を変更する重み付け更新部とを備えたことを特徴とする運動継続支援システム。

【請求項2】
前記動作音決定部では、前記総和と前記動作音の高さとが対応する関数が予め記憶され、当該関数を用いて前記総和から前記動作音の高さが決定されることを特徴とする請求項1記載の運動継続支援システム。

【請求項3】
前記偏重部位判定部では、直前のセットにおける前記姿勢認識装置の検出データから、前記各仮想リンクそれぞれについて、直前のセットの各時刻における長さの分散が演算され、当該分散に応じて前記各仮想リンクに対応する前記筋肉部位の使用頻度が判定されることを特徴とする請求項1又は2記載の運動継続支援システム。

【請求項4】
前記偏重部位判定部では、前記各仮想リンクにおける前記各分散の平均値が求められ、前記各仮想リンクにおける前記各分散が前記平均値よりも大きい場合、前記各仮想リンクに対応する筋肉部位を運動でよく使われている部位と判定する一方で、前記各分散が前記平均値よりも小さい場合、前記各仮想リンクに対応する筋肉部位を運動であまり使われていない部位と判定することを特徴とする請求項3記載の運動継続支援システム。

【請求項5】
前記重み付け更新部では、直前のセットでの前記筋肉部位の使用頻度が高い程、前記重み定数が小さくなるように更新されることを特徴とする請求項1~4の何れかに記載の運動継続支援システム。

【請求項6】
前記運動誘引情報生成装置は、前記目標音をセット毎に相違するように生成する目標音生成手段を更に備え、
前記目標音生成手段では、使用者が大小の動きを繰り返し行えるように、経時的に高低が繰り返される前記目標音を生成することを特徴とする請求項1~5の何れかに記載の運動継続支援システム。

【請求項7】
使用者の運動時の心拍数を計測可能な心拍数計測装置を更に備え、
前記目標音生成手段は、前記心拍数計測装置で計測された前記心拍数に応じて、前記目標音の高低差を調整することを特徴とする請求項6記載の運動継続支援システム。

【請求項8】
使用者の運動による身体の動きに関する検出データに基づき、運動時の使用者の動きを適切に導くための情報を生成する運動誘引情報生成装置であって、
運動時における使用者の身体の動きの目安となる目標音に基づいて使用者が運動した際に、使用者の身体の動きに応じた動作音を生成する動作音生成手段を備え、
前記動作音生成手段は、前記検出データから、人体内の複数の筋肉部位の動きに対応して伸縮可能となるように前記筋肉部位毎にそれぞれ仮想的に設定された仮想リンクの長さを求め、これら各仮想リンクの長さに、当該各仮想リンクに重み付けをする重み定数を乗じた上で、前記各仮想リンクの長さの総和を求める仮想リンク総和演算部と、
前記仮想リンク総和演算部で求めた総和に応じて前記動作音を決定する動作音決定部と、
使用者の過去の動作における前記検出データから、前記各筋肉部位間の使用頻度の偏りを判定する偏重部位判定部と、
前記偏重部位判定部で判定された前記各筋肉部位間の使用頻度の偏りに応じて前記仮想リンク毎に前記重み定数を変更する重み付け更新部とを備えたことを特徴とする運動誘引情報生成装置。

【請求項9】
運動時における使用者の身体の動きの目安となる目標音に基づいて使用者が運動した際に、当該運動による身体の動きに対応して取得した検出データに基づき、使用者の身体の動きに応じた動作音を生成することで、運動時の使用者の動きを適切に導く運動誘引情報生成装置のプログラムであって、
前記検出データから、人体内の複数の筋肉部位の動きに対応して伸縮可能となるように前記筋肉部位毎にそれぞれ仮想的に設定された仮想リンクの長さを求め、これら各仮想リンクの長さに、当該各仮想リンクに重み付けをする重み定数を乗じた上で、前記各仮想リンクの長さの総和を求めるステップと、
前記総和に対応した前記動作音を決定するステップと、
使用者の過去の動作における前記検出データから、前記各筋肉部位間の使用頻度の偏りを判定するステップと、
前記各筋肉部位間の使用頻度の偏りに応じて前記仮想リンク毎に前記重み定数を変更するステップとをコンピュータに実行させるための運動誘引情報生成装置のプログラム。
国際特許分類(IPC)
画像

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出願権利状態 登録
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