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有機ホウ素高分子化合物

国内特許コード P140010290
整理番号 584
掲載日 2014年2月21日
出願番号 特願2004-325276
公開番号 特開2006-131835
登録番号 特許第4582577号
出願日 平成16年11月9日(2004.11.9)
公開日 平成18年5月25日(2006.5.25)
登録日 平成22年9月10日(2010.9.10)
発明者
  • 松元 深
  • 中條 善樹
  • 藤野 正家
出願人
  • 国立大学法人京都大学
  • 日本電信電話株式会社
発明の名称 有機ホウ素高分子化合物
発明の概要 【課題】フィルム状に成形しやすく、n型もしくはバイポーラな半導体特性を有するπ電子系共役高分子化合物を提供する。
【解決手段】 本発明の有機ホウ素高分子化合物は、下記一般構造式(1)で表される。(式中、Rは、炭素と水素から構成される置換基を表し、式中の2つのR1はそれぞれ同じ置換基であってもよいし、異なる置換基であってもよい。Rは、水素、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基からなる群から選ばれる1種類を表し、式中の3つのRはそれぞれ同じであってもよいし、異なってもよい。nは1以上の整数を表す。)
【化1】



【選択図】 なし
従来技術、競合技術の概要



π電子が主鎖方向に共役した高分子化合物は、一般に、ドーピングにより導電性を発現する(非特許文献1参照)ほか、電荷注入によりエレクトロルミネッセンスを示したり(非特許文献2~3参照)、大きな3次の光学非線形性を示したり(非特許文献4~6参照)するなど、産業上有用な物性を示すものが多い。特に、ポリパラフェニレンビニレン(PPV)は1990年の報告以降、LEDに関する研究が数多くなされている。そして、直線状分子のポリパラフェニレンエチニレン(PPE)は、分子エレクトロニクスデバイスとしての展開が期待されている(非特許文献7参照)。しかしながら、炭素-炭素多重結合のみからなる共役系では機能的な限界が懸念されており、炭素以外のヘテロ元素を含む新しい共役系の開発が並行して進められている。

【非特許文献1】

ー・ハジオアノウ,ピー・エフ・ファン・フッテン(G.Hadziioannou,P.F.van Hutten)、「セミコンダクティングポリマーズ(Semiconducting Polymers)」、ドイツ、ワイリー-ブイ・シー・エイチ(Wiley-VCH)発行、2000年

【非特許文献2】

ー・ブラッセ,ビー・シー・グラブマイヤー(G.Blasse,B.C.Grabmaier)、「ルミネッセントマテリアルズ(Luminescent Materials)」、ドイツ、スプリンゲル-ヴェラーグ(Springer-Verlag)発行,1994年

【非特許文献3】

ス・ミヤタ,エイチ・エス・ナルワ(S.Miyata,H.S.Nalwa)「オーガニックエレクトロルミネッセンスマテリアルズ アンド デバイス(Organic Electroluminescence Materials and Devices)」、オランダ、ゴードン アンド ブリーチパブリッシャーズ(Gordon and Breach Publishers)発行、1997年

【非特許文献4】

ェイ・メサイア,エフ・カジャール,ピー・エヌ・プラサード,ディー・アール・ウルリッヒ(J.Messier,F.Kajzar ,P.N.Prasad ,D.R.Ulrich)、「ノンリニア オプティカル エフェクツ イン オーガニック ポリマーズ(Nonlinear Optical Effects in Organic Polymers)」、ドイツ、クルワーアカデミックパブリッシャーズ(Kluwer Academic Publishers)発行、1989年

【非特許文献5】

ー・エヌ・プラサード,ディ・ジェイ・ウィリアムズ(P.N.Prasad ,D.J.Williams)「イントロダクション トゥ ノンリニア オプティカル エフェクツ イン モレキュールズ アンド ポリマーズ(lntroduction to Nonlinear Optical Effects in Molecules and Polymers)」、米国、ワイリー(Wiley)発行、1990年

【非特許文献6】

オプティカル ノンリニアリティズ イン ケミストリ(Optical Nonlinearities in Chemistry)、スペシャル イシュー オブ ケミカル レビュ(special issue of Chem.Rev)」、第94巻、米国、1994年、p.1-278

【非特許文献7】

ー・エイチ・エフ・ブンズ(U.H,Ebunz)、「ケミカル レビュ(Chem.Rev)」、第100巻、米国、2000年、p1605

産業上の利用分野



本発明は、主鎖の一部がホウ素で置換されたπ電子系共役高分子化合物に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記一般構造式(1)で表されることを特徴とする有機ホウ素高分子化合物。
【化1】


(式中、Rは、炭素と水素から構成される置換基を表し、式中の2つのRはそれぞれ同じ置換基であってもよいし、異なる置換基であってもよい。Rは、水素、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基からなる群から選ばれる1種類を表し、式中の3つのRはそれぞれ同じであってもよいし、異なってもよい。nは1以上の整数を表す。)

【請求項2】
が分岐型置換基である請求項1に記載の有機ホウ素高分子化合物。

【請求項3】
1が直鎖型置換基である請求項1に記載の有機ホウ素高分子化合物。

【請求項4】
請求項1ないし3のいずれか1項に記載の有機ホウ素高分子化合物を含む薄膜を有機半導体層として有する半導体装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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