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成分富化玄米およびその製造方法 コモンズ

国内特許コード P140010384
整理番号 L13010
掲載日 2014年3月7日
出願番号 特願2013-223054
公開番号 特開2015-084658
出願日 平成25年10月28日(2013.10.28)
公開日 平成27年5月7日(2015.5.7)
発明者
  • 藤田 智之
出願人
  • 国立大学法人信州大学
発明の名称 成分富化玄米およびその製造方法 コモンズ
発明の概要 【課題】 ポリフェノール等の機能性成分が富化されていながら、従来の成分富化米が有していた課題である精米歩合の低下や、食味、食感の低下を防止する。精米、炊飯に耐えうる十分な強度を有し、かつ、良好な食感を有する成分富化玄米を提供する。
【解決手段】 玄米を、該玄米の量に対して少なくとも50重量%の水に浸漬した状態で、加圧することにより、糠成分を糠から胚乳に浸透移行させ、胚乳に該糠成分を富化することを特徴とする成分富化玄米の製造方法。
【選択図】 図4
従来技術、競合技術の概要



米は、我が国の主食として、長年にわたり農業の中心を担ってきた。しかし、食糧の国際流通の活発化、国民の嗜好の多様化等により、我が国における米の需要は著しく低下し、自給率の低下が懸念されている。





近年、米の有効成分を富化させる等の、米への機能性付加に関する研究が注目されている。例えば、外皮付き穀類を加圧、加温下において、水に浸漬させることにより、機能性成分を富化させる技術が報告されている(特許文献1)。また、胚芽を含むマメ科植物若しくはイネ科植物の種子または胚芽を水に浸漬させて、機能性成分を富化させる技術が報告されている(特許文献2)。

産業上の利用分野



本発明は、精米歩合、食感が向上した成分富化玄米に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
玄米を、該玄米の量に対して少なくとも50重量%の水に浸漬した状態で、加圧することにより、糠成分を糠から胚乳に浸透移行させ、胚乳に該糠成分を富化することを特徴とする成分富化玄米の製造方法。

【請求項2】
前記水が、所望の成分が添加された成分添加水であって、前記加圧することにより、糠成分を糠から胚乳に浸透移行させ、胚乳に該糠成分を富化すると共に、所望の成分を、前記成分添加水から前記胚乳に浸透移行させ、該胚乳の前記所望の成分を富化することを特徴とする請求項1記載の成分富化玄米の製造方法。

【請求項3】
前記所望の成分が、ビタミンB1、ビタミンB3、γ-オリザノール、γ-アミノ酪酸から選択される少なくとも1種以上の組み合わせであることを特徴とする請求項2記載の成分富化玄米の製造方法。

【請求項4】
前記玄米が、前記水と共に密閉容器に封入された状態で前記浸漬させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の成分富化玄米の製造方法。

【請求項5】
前記加圧が、少なくとも0.2MPaの圧力であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の成分富化玄米の製造方法。

【請求項6】
前記加圧が、少なくとも100MPaの圧力であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の成分富化玄米の製造方法。

【請求項7】
前記水に浸漬された前記玄米に、加温する工程を更に含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の成分富化玄米の製造方法。

【請求項8】
前記加温時の温度が、20℃~60℃の温度であることを特徴とする請求項7に記載の成分富化玄米の製造方法。

【請求項9】
請求項1から8のいずれか1項記載の製造方法により製造された、糠成分および前記所望の成分が富化した成分富化玄米。

【請求項10】
胚乳部分のでんぷんが、角の取れた角丸状であり、かつ、胚乳部分のでんぷん損傷率が15.0%以下であることを特徴とする請求項9記載の成分富化玄米。

【請求項11】
請求項9または10のいずれか1項記載の成分富化玄米を、精米した成分富化精白米。

【請求項12】
請求項11記載の成分富化精白米を、製粉した成分富化米粉。

【請求項13】
請求項12記載の成分富化米粉を食品組成物として含む、加工食品。


国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 公開
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