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エレクトロクロミック表示素子及びその製造方法

国内特許コード P140010427
整理番号 S2013-1519-N0
掲載日 2014年4月7日
出願番号 特願2013-200664
公開番号 特開2015-068861
出願日 平成25年9月26日(2013.9.26)
公開日 平成27年4月13日(2015.4.13)
発明者
  • 星野 勝義
  • 大熊 将史
出願人
  • 国立大学法人 千葉大学
発明の名称 エレクトロクロミック表示素子及びその製造方法
発明の概要 【課題】汎用性が高く、レアメタルを用いずとも消え残りが少ない良好な表示を可能とするエレクトロクロミック表示素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】
本発明の一観点に係るエレクトロクロミック表示素子の製造方法は、酸化スズナノ粒子及び酸化亜鉛ナノ粒子の少なくともいずれかの導電性ナノ粒子とビオロゲン化合物とを含む溶液を調製する調整工程と、溶液を基板上に塗布する塗布工程を有する。
また、本発明の他の一観点に係るエレクトロクロミック表示素子は、一対の基板と、基板の対向する一対の面にそれぞれ形成される電極と、一対の基板間に挟持される媒体層と、を有するエレクトロクロミック表示素子であって、電極の少なくとも一方は、酸化スズナノ粒子及び酸化亜鉛ナノ粒子の少なくともいずれかの導電性ナノ粒子とビオロゲン化合物とを含む膜を有する。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要



パーソナルコンピュータ等情報処理装置の普及に伴い、情報処理装置による処理結果を表示するための表示素子(例えば、液晶表示素子など)が非常に重要となっている。





現在、新たな表示素子として、いわゆるエレクトロクロミック特性を利用した表示素子(エレクトロクロミック表示素子)が提案されている。エレクトロクロミック特性とは、電圧の印加により電気化学的酸化還元反応が起こり、物質の色が可逆的に変化する特性をいう。この特性を利用したディスプレイは、(1)視野性に優れる、(2)大型化が可能である、(3)視野角依存性が少ない、(4)鮮明な表示が可能である、といった利点があり、特に、いわゆる電子ペーパーといった極薄型のディスプレイへの応用が期待されている。





エレクトロクロミック特性を利用した表示素子としては、例えば酸化チタンナノ粒子からなる膜にビオロゲン化合物を化学修飾し、酸化チタンナノ粒子-ビオロゲンナノコンポジット電極を用いたエレクトロクロミック表示素子が一部実用化されている。





また、下記特許文献1には、ナノ粒子とビオロゲンを混合して塗布膜電極を作製してなるエレクトロクロミック表示素子が開示されている。

産業上の利用分野



本発明は、エレクトロクロミック表示素子及びその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
酸化スズナノ粒子及び酸化亜鉛ナノ粒子の少なくともいずれかの導電性ナノ粒子とビオロゲン化合物とを含む溶液を調製する調整工程と、
前記溶液を基板上に塗布する塗布工程を有するエレクトロミック表示素子の製造方法。

【請求項2】
前記溶液は、導電性ナノ粒子を5wt%以上30wt%以下の範囲で含む請求項1記載のエレクトロクロミック表示素子の製造方法。

【請求項3】
前記ビオロゲン化合物は、前記ナノ粒子の重量を1とした場合に、0.01以上0.5以下の範囲で前記溶液に含まれている請求項1記載のエレクトロクロミック表示素子の製造方法。

【請求項4】
一対の基板と、
前記基板の対向する一対の面にそれぞれ形成される電極と、
前記一対の基板間に挟持される媒体層と、を有するエレクトロクロミック表示素子であって、
前記電極の少なくとも一方は、 酸化スズナノ粒子及び酸化亜鉛ナノ粒子の少なくともいずれかの導電性ナノ粒子とビオロゲン化合物とを含む膜を有するエレクトロクロミック表示素子。

【請求項5】
前記電極において、前記ビオロゲン化合物は、前記ナノ粒子の重量を1とした場合に、0.001以上0.5以下の範囲で含まれている請求項4記載のエレクトロクロミック表示素子。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2013200664thum.jpg
出願権利状態 公開
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