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化合物連結糖タンパク質 UPDATE コモンズ

国内特許コード P140010483
整理番号 369
掲載日 2014年4月14日
出願番号 特願2012-107821
公開番号 特開2013-234155
出願日 平成24年5月9日(2012.5.9)
公開日 平成25年11月21日(2013.11.21)
発明者
  • 岩▲崎▼ 泰彦
  • 藤井 秀悦
出願人
  • 学校法人 関西大学
発明の名称 化合物連結糖タンパク質 UPDATE コモンズ
発明の概要 【課題】他の化合物を容易に連結できるように修飾された糖タンパク質、さらには他の化合物が連結された糖タンパク質を提供すること。
【解決手段】糖タンパク質中の糖鎖を構成する少なくとも1つの糖残基が、メタクリロイル基のような反応性基で置換された糖残基で置き換えられている糖タンパク質。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



糖タンパク質は、細胞の相互認識、増殖、分化、又はがん化等において重要な役割を果たすことが知られている。例えば、血球細胞の細胞膜上に存在する膜タンパク質の一種であるP-セレクチングリコプロテインリガンド-1は、炎症した血管内皮細胞特異的に発現するP-セレクチンと結合することにより、炎症部位への血球細胞の遊走を仲介している。





糖タンパク質に化合物を連結すれば、このような糖タンパク質の機能を利用することができると考えられる。例えば糖タンパク質として生体内の特定部位に局在(又は集積)する糖タンパク質を採用すれば、連結した化合物を特定細胞上に効率的に伝達することが可能になると考えられる。





また、糖タンパク質に他の化合物を連結すれば、糖タンパク質の性質を改善することもできると考えられる。例えば、ポリエチレングリコールは肝臓での代謝を阻害するため、糖タンパク質に連結することにより糖タンパク質の血中寿命を延ばすことができると考えられる。





一方、タンパク質に他の化合物を連結する技術が各種知られている。一例として、特許文献1には、タンパク質を構成するアミノ酸上の官能基(アミノ基又はカルボキシル基)を介して、ポリエチレングリコールを連結する技術について記載されている。





しかしながら、上記技術を採用して糖タンパク質に他の化合物を連結する場合、連結される他の化合物を、アミノ酸上の官能基と反応するように修飾する必要があるため、化合物連結糖タンパク質の製造が煩雑なものとなる。

産業上の利用分野



本発明は糖タンパク質及び化合物連結糖タンパク質に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
糖鎖を構成する少なくとも1つの糖残基が、一般式(1):
【化1】


[式中、Rは水素又は炭素数1~3のアルキル基を示す]
で表される基で置換された糖残基で置き換えられている、糖タンパク質。

【請求項2】
糖鎖末端に存在する少なくとも1つの糖残基が、一般式(1)で表される基で置換された糖残基で置き換えられている、請求項1に記載の糖タンパク質。

【請求項3】
一般式(1)で表される基で置換された糖残基で置き換えられている少なくとも1つの糖残基がシアル酸残基である、請求項1又は2に記載の糖タンパク質。

【請求項4】
一般式(1)で表される基で置換された糖残基がN-メタクリロイルノイラミン酸残基である、請求項1~3のいずれかに記載の糖タンパク質。

【請求項5】
糖タンパク質が膜タンパク質である、請求項1~4のいずれかに記載の糖タンパク質。

【請求項6】
糖タンパク質がP-セレクチングリコプロテインリガンド-1である、請求項1~5のいずれかに記載の糖タンパク質。

【請求項7】
請求項1~6のいずれかに記載の糖タンパク質と、求核性基及び/又は一般式(1)で表される基を有する化合物とが、糖タンパク質上の一般式(1)で表される基を介して連結している、化合物連結糖タンパク質。

【請求項8】
求核性基及び/又は一般式(1)で表される基を有する化合物が、一般式(2):
【化2】


[式中、nは数平均で1~500を示す]
で表される化合物である、請求項7に記載の化合物連結糖タンパク質。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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