TOP > 国内特許検索 > 中空微細針及びその作製方法

中空微細針及びその作製方法 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P140010485
整理番号 377
掲載日 2014年4月14日
出願番号 特願2012-119865
公開番号 特開2013-244191
出願日 平成24年5月25日(2012.5.25)
公開日 平成25年12月9日(2013.12.9)
発明者
  • 青柳 誠司
  • 鈴木 昌人
  • 高橋 智一
出願人
  • 学校法人 関西大学
発明の名称 中空微細針及びその作製方法 コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】 血液や薬液が空気に触れない中空状の中空微細針及びその作製方法を提供する。
【解決手段】 長尺状に形成される中空微細針であって、長手方向に沿って形成された溝部を有する針本体と、該針本体の周面を被覆することで溝部を閉塞する閉塞部材と、溝部と閉塞部材とによって形成される、針本体の長手方向に沿う流体の流通路とを備える。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要



現在、人体からの採血において、金属製のストレート形状の中実な針(ランセット)が利用される。採血では、針を皮膚に突き刺すことで微量の出血を生じさせ、これを検査紙で吸い取っている。





現状の針は、概ね直径300μm以上と比較的太い。そのため、皮膚の痛点を避けることが困難であること等の理由から、採血には痛みや恐怖が伴う。このような痛みや恐怖を軽減すべく、医療現場では低侵襲性のランセットが強く望まれている。そこで、身体の痛覚を避け、身体組織に対するダメージを軽減することが可能な、より径の小さい微細針を作製する方法が模索されている。





シリコン基板に対してエッチング処理を施すことで鋳型を製造し、鋳型を利用して微細金属部品を作製する技術が知られている(例えば、非特許文献1)。より細い針を得ることを目的として、この技術を利用して微細針を作製することが考えられている。他に、シリコン基板表面に対して垂直方向に微細針を作製する技術が知られている。





非特許文献1では、マスク処理を施したレジスト材料を紫外光やX線により感光させ、それを現像することで微細針の鋳型を製造している。微細針は、基板内面側に対してレジストを垂直方向にエッチングした後、この鋳型を利用して作製される。他に、シリコン基板内面側に対して垂直に微細針を作製する場合、ドライエッチングなどを利用して微細針が作製される。

産業上の利用分野



本発明は、長尺状に形成される中空微細針及びその作製方法に関し、特に中空状の中空微細針及びその作製方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
長尺状に形成される中空微細針であって、長手方向に沿って形成された溝部を有する針本体と、該針本体の周面を被覆することで溝部を閉塞する閉塞部材と、溝部と閉塞部材とによって形成される、針本体の長手方向に沿う流体の流通路とを備えることを特徴とする中空微細針。

【請求項2】
流通路は、流体が出入りする出入口を有し、出入口は、閉塞部材に2つ設けられることを特徴とする請求項1に記載の中空微細針。

【請求項3】
針本体は、タングステンで形成され、閉塞部材は、パリレンで形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の中空微細針。

【請求項4】
長尺状に形成される中空微細針の製造方法であって、針本体の長手方向に沿って溝部を形成するステップと、針本体の周面を閉塞部材で被覆することで溝部を閉塞するステップと、溝部と閉塞部材とで形成される、針本体の長手方向に沿う流体の流通路を形成するステップとを備えることを特徴とする中空微細針の作製方法。

【請求項5】
溝部を閉塞するステップの前に、溝部を充填材で充填するステップをさらに備え、流通路を形成するステップは、充填材を除去するステップを有することを特徴とする請求項4に記載の中空微細針の作製方法。

【請求項6】
溝部を形成するステップは、針本体を被覆部材で被覆するステップと、溝部の形成位置にある被覆部材を除去するステップと、針本体を電解エッチングによりエッチングするステップとを有することを特徴とする請求項4又は5に記載の中空微細針の作製方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2012119865thum.jpg
出願権利状態 公開
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close